職業気象予報士で、2人の子供がいて、ある意味エリートで幸せな生活をしてるけど、独自の気象感覚を持っていて、予報士としてもっと違うアプローチをしてみたいと常々思っている男。いろいろなストレスを溜め込みながらも普通に生活していたのが、“火星人”という言葉と出会うことで覚醒していったんでしょうね。

<リリー・フランキー★プロフィール>

1963年11月4日生まれ。福岡県出身。武蔵野美術大学卒業後、イラスト、文筆、俳優など幅広く活躍。小説「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」は230万部超のベストセラーとなり、06年本屋大賞を受賞。TVドラマ・映画化もされ話題となる。『ぐるりのこと。』(08/橋口亮輔監督)で、第51回ブルーリボン賞新人賞を受賞。また13年、第37回日本アカデ ミー賞では、『凶悪』(白石和彌監督)で優秀助演男優賞、『そして父になる』(是枝裕和監督)で最優秀助演男優賞を受賞。そのほか第87回キネマ旬報ベストテン助演男優賞、日刊スポーツ映画大賞など多数の映画賞を受賞。以降も、『野火』(15/塚本晋也監督)、『海よりもまだ深く』(16/是枝裕和監督)、『SCOOP!』(16/大根仁監督)など話題作に次々と出演。16年、第40回日本アカデミー賞、第59回ブルーリボン賞でそれぞれ優秀助演男優賞を受賞。今後も、主演作『一茶』(吉村芳之監督)、『奥田民生になりたいボーイと出会う 男すべて狂わせるガール』(大根仁監督)などが待機中。