レディ・ガイ

1月6日(土)新宿シネマカリテ他全国順次ロードショー

『ワイルド・スピード』シリーズ ミシェル・ロドリゲス   『エイリアン』シリーズ シガニー・ウィーバー 女に改造されても、弾丸(タマ)はある。 『ストリート・オブ・ファイヤー』『48時間』ウォルター・ヒル監督最新作 凄腕の暗殺者が、目覚めると女に?! 狂気の女ドクターを見つけ出し、失くした“モノ”を取り戻せ!! 出演:ミシェル・ロドリゲス『ワイルド・スピード』シリーズ シガニー・ウィーバー『エイリアン』シリーズ トニー・シャルーブ『ギャラクシー・クエスト』 アンソニー・ラバリア『アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち』 ケイトリン・ジェラード 英題:THE ASSIGNMENT/2016年/アメリカ/英語/96分/カラー/シネスコ/字幕翻訳:渡部美貴 配給:ギャガ・プラス

INTRODUCTION

裏社会にその名を轟かす凄腕の殺し屋がマフィアに襲われ、拉致される。目覚めると、男は性転換手術を施され、体を女に変えられていた。施術をしたのは精神に異常をきたした女医。一体なんのためにこんなことを―?女になった殺し屋は、女医を見つけ出し、制裁を加えるため、復讐を開始する。

監督、脚本を務めるのは『ストリート・オブ・ファイヤー』『48時間』など、男の世界を描き続けてきた名匠ウォルター・ヒル。彼が長いキャリアの中で初めて選んだ女性主人公は、なんと、性転換手術で女にされた殺し屋。

1970年代に持ち込まれ、ヒル自らグラフィックノベル化した企画を、満を持して実写映像化させた本作は、思わず耳を疑ってしまう奇抜な設定を、得意とするハードボイルドな世界観に融合させ、とびきりスリリングでセクシーなアクション映画へと昇華させている。主人公フランク・キッチンを演じるのは、ファンから‘兄貴’の愛称で呼ばれる、ハリウッド随一の男前女優ミシェル・ロドリゲス。性転換後のみならず、男時代のフランクも自ら演じる気合の入りようだ。

フランクを女に変えた狂気の女医ジェーンを演じるのは、名優シガニー・ウィーバー。『エイリアン』のリプリー役でのブレイク以降、戦うヒロインのアイコンとして映画界に君臨してきたシガニーにミシェルが挑む、いわばハリウッド新旧最強女優対決ともいえる壮絶なバトルを見逃すな!

STORY

男の名はフランク・キッチン。裏社会からの依頼を受け、邪魔者をこの世から消し去る凄腕の殺し屋だ。ある日、フランクの隠れ家にマフィアのボス、オネスト・ジョンが手下を連れてやってくる。ジョンはフランクに数々の殺しを依頼している上顧客。1週間後にラスベガスから来る一人の男を暗殺する仕事も請負い中だ。だが、ジョンの様子はいつもと違っていた。「お前は敵を作りすぎた」ジョンがそう言った瞬間、彼の手下が銃を取り出した。必死に応戦するも、銃撃戦の果てに被弾したフランクは意識を失ってしまう。目覚めると、フランクは見知らぬ安ホテルのベッドで全身を包帯で巻かれた状態で寝ていた。包帯を取って鏡の前に立った彼は変わり果てた自分の姿に驚愕する。そこにいたのは、まぎれもない女だった。フランクは意識を失っている間に性転換手術を施されていたのだ。ベッドの脇に置かれたテープレコーダーを再生すると、見知らぬ女の声が流れ始めた。その声によると、自分は手術をした医者で、それはフランクへの復讐を意味しているという。怒りに打ち震えるフランクは、大切な《もの》を奪った女医を見つけ出して落とし前をつけるため、女アサシンとなって復讐に立ち上がる―。

CAST

MICHELLE RODRIGUEZ:Frank Kitchen
ミシェル・ロドリゲス:フランク・キッチン
オーディションで主役の座を射止めた『ガールファイト』(00)の女性ボクサー役でデビューし注目を浴びる。その後、『ワイルド・スピード』シリーズ、『バイオハザード』シリーズ、『ブルークラッシュ』(02)、『S.W.A.T.』(03)、TVドラマ「LOST」、『アバター』(09)、『マチェーテ』(10)、『世界侵略: ロサンゼルス決戦』(11)、『マチェーテ・キルズ』(13)などの話題作に数多く出演。身体的な美しさと性的魅力を組み合わせた、ハリウッドで最も注目すべきラテン系の女優である。
SIGOURNEY WEAVER:Doctor Rachel Jane
シガニー・ウィーバー:Dr.レイチェル・ジェーン
リドリー・スコット監督の大ヒット作『エイリアン』(79)で長編映画デビュー。同監督の『エイリアン2』(86)でも主人公のリプリーを演じ、アカデミー賞®、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされる。さらに、デヴィッド・フィンチャー監督の『エイリアン3』(92)、ジャン=ピエール・ジュネ監督の『エイリアン4』(97)にも出演し、製作に関わる。 その他の出演作に、アカデミー賞®にノミネートされ、ゴールデン・グローブ賞を受賞した『愛は霧のかなたに』(88)、アカデミー賞®とゴールデン・グローブ賞にノミネートされた『ワーキング・ガール』(88)、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた『アイス・ストーム』(97)、同賞にノミネートされた『マップ・オブ・ザ・ワールド』(99)など。最新作は、『Avatar 2』(18)。
TONY SHALHOUB:Dr. Galen
トニー・シャルーブ:Dr.ガレン
ブロードウェイデビュー後、86年よりテレビや映画に出演。全米映画批評家協会賞助演男優賞を受賞した『シェフとギャルソン、リストランテの夜』(96)、『メン・イン・ブラック』、『普通じゃない』(97)、『マーシャル・ロー』(98)、『ギャラクシー・クエスト』(99)と順調にキャリアを重ね、TVシリーズ「モンク」(02-09)で極度の潔癖症で日常生活に支障をきたしながらも天才的な捜査能力を発揮する元刑事の名探偵を演じ、一躍お茶の間の人気キャラクターに。この役でエミー賞やゴールデン・グローブ賞テレビ・シリーズ部門の主演男優賞を獲得し、自身の当たり役となった。人気アニメーション『カーズ』シリーズでは声優としても活躍している。最新作は、スタンリー・トゥッチが監督・脚本を手がけた『Final Portrait』(18)。
ANTHONY LAPAGLIA:Honest John
アンソニー・ラバリア:オネスト・ジョン
米国移住後、下積みを経てアーサー・ミラーの舞台『A View from the Bridge』(98)でトニー賞を、2002年には「そりゃないぜ!? フレイジャー」(00-04)でエミー賞を受賞。2004年には『FBI失踪者を追え』(04)でゴールデン・グローブ賞の主演男優賞を受賞。その他の出演作に『依頼人』(94)、『エンパイアレコード』(95)、『ギター弾きの恋』(99)、『オータム・イン・ニューヨーク』(00)、『アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち』(15)、『アナベル 死霊人形の誕生』(17)など多数の映画、TVシリーズで活躍。
CAITLIN GERARD:Johnnie
ケイトリン・ジェラード:ジョニー
TVドラマ「アメリカン・クライム」などへの出演で知られる。主な出演作に『ソーシャル・ネットワーク』(10)、『スマイリー』(12)、『マジック・マイク』(12)など。

STAFF

WALTER HILL:DIRECTOR/WRITER
ウォルター・ヒル:監督・脚本
古典的な西部劇からアクション満載のスリラー、バディコメディまで、幅広く手がける監督・プロデューサー。 助監督として『華麗なる賭け』(68)、『泥棒野郎』(69)に関わった後、脚本家に転向し、『殺人者にラブ・ソングを』『ゲッタウェイ』(72)、『マッキントッシュの男』(73)、ポール・ニューマン主演の『ハーパー探偵シリーズ/新・動く標的』(75)に参加。その後、チャールズ・ブロンソン主演『ストリートファイター』(75)で監督デビュー。以来、『ザ・ドライバー』(78)、『ウォリアーズ』(79)、『ストリート・オブ・ファイヤー』(84)と熱き男たちのハードな描写の作品を次々と発表。一方、アメリカに実在したジェシー・ジェイムズとその仲間による強盗団の西部劇『ロング・ライダーズ』(80)がカンヌ映画祭の正式出品に選出され、世界的にも注目されるようになる。『48時間』(82)でアクションコメディのセンスも披露し、また『エイリアン』シリーズでは製作総指揮として参加している。
SAÏD BEN SAID:PRODUCER
サイド・ベン・サイド:製作
フランスの映画配給会社UGCに入社し、映画製作のキャリアをスタート。2010年に独立し、SBSプロダクションを設立。手がけた主な作品に、『ルビー&カンタン』(13)、『おとなのけんか』(12)、『ジェラシー』(13)、『マップ・トゥ・ザ・スターズ』(14)、『パリ、恋人たちの影』(15)、『エル ELLE』(16)など。
MICHEL MERKT:PRODUCER
ミヒェル・メルクト:製作
コミュニケーションやマーケティング、法律などを幅広く学び、フランスの有料民間テレビ局カナル・プラスでジャーナリストとして活動。関わった主な作品に、『マップ・トゥ・ザ・スターズ』(14)、『パリ、恋人たちの影』(15)、『たかが世界の終わり』(16)、『ありがとう、トニ・エルドマン』(16)、『エル ELLE』(16)など。
DENIS HAMILL:WRITER
デニス・ハミル:脚本
ジャーナリスト、小説家、脚本家として活動。ジャーナリストとして、ニューヨークの情報週刊紙ビレッジ・ボイスで執筆した経歴を持つ。小説家として10作品を発表し、その多くは出身地であるブルックリンやクイーンズについてを描いている。2000年に発表された「Fork in the Road」は『サイドウェイ』でアカデミー賞®脚本賞を受賞したアレクサンダー・ペイン監督に売却された。これまで脚本を手がけた作品にティモシー・ハットン主演『ターク182』(85)、『S.O.S.ドクター・ノーグッド!』(86)などがある。

CREDIT

〈CAST〉

MICHELLE RODRIGUEZ:Frank Kitchen
ミシェル・ロドリゲス:フランク・キッチン

TONY SHALHOUB:Dr. Galen
トニー・シャルーブ:Dr.ガレン

ANTHONY LAPAGLIA:Honest John
アンソニー・ラバリア:オネスト・ジョン

CAITLIN GERARD:Johnnie
ケイトリン・ジェラード:ジョニー

and SIGOURNEY WEAVER:Doctor Rachel Jane
シガニー・ウィーバー:Dr.レイチェル・ジェーン

〈STAFF〉

FILM BY WALTER HILL
監督:ウォルター・ヒル

SCREENPLAY BY WALTER HILL AND DENIS HAMILL
脚本:ウォルター・ヒル、デニス・ハミル

STORY BY DENIS HAMILL AND WALTER HILL
原案:デニス・ハミル、ウォルター・ヒル

LINE PRODUCER KENNETH BURKE
ラインプロデューサー:ケネス・バーク

CO PRODUCER JOHN LIND
共同製作:ジョン・リンド

PRODUCER HARVEY KAHN
製作:ハーベイ・カーン

ASSOCIATE PRODUCERS KEVIN CHNEIWEISS KATE MERKT DENIS HAMILL TODD GIROUX
アソシエイト・プロデューサー:ケヴィン・シュネヴァイス、
ケイト・メルクト、デニス・ハミル、トッド・ジルー

PRODUCED BY SAÏD BEN SAID AND MICHEL MERKT
製作:サイド・ベン・サイド、ミヒェル・メルクト

DIRECTOR OF PHOTOGRAPHY JAMES LISTON
撮影監督:ジェームス・リストン

PRODUCTION DESIGNER RENEE READ
美術:レニー・リード

THEME BY GIORGIO MORODER
テーマ曲:ジョルジオ・モロダー

SCORE BY RANEY SHOCKNE
音楽:ラニー・ショックニー

EDITED BY PHILIP NORDEN
編集:フィル・ノーデン

COSTUME DESIGNER ELLEN ANDERSON
衣装:エレン・アンダーソン