2017.03.10 POSTED

イタリアの巨匠エイナウディ氏が『三度目の殺人』音楽を担当!

『最強のふたり』など多くの映画音楽を手掛けイタリアで圧倒的な人気を誇る巨匠作曲家、ルドヴィコ・エイナウディ氏が『三度目の殺人』の音楽を担当することが決定。日本映画の音楽を手掛けるのは本作が初めてとなり、今回是枝監督の熱烈なラブコールによって実現しました!

2月下旬にエイナウディ氏が来日した際には、映画撮影中のスタジオを訪れ、是枝監督とご対面。今回の映画の制作にあたりずっとエイナウディ氏の音楽を聴いてきたという是枝監督は、スタジオ内のモニターで撮影中の映像をエイナウディ氏に見せながら、シーンの意味やそこに求める音楽の意図を熱く説明。2人は初対面にも関わらずすぐに意気投合し、和やかに語り合っていました。

エイナウディ氏は今後撮影完了した映像を観ながら音楽制作に入る予定。監督のイマジネーションと完全に一体化した、本編を彩るエイナウディ氏の美しい音楽の完成が今から楽しみです!

■ルドヴィコ・エイナウディ氏コメント:

このプロジェクトに関わることができて大変うれしいです。是枝監督の事を尊敬しておりますし、是枝監督の過去の映画も、とても素敵だと思っておりましたので非常に光栄です。日本映画の音楽を手掛けるのも、日本の監督さんとのコラボレーションも私の人生で今回が初めてですが、日本の事が大好きですし、本当に嬉しいです。

今回は撮影スタジオに伺って、実際に映画の映像を見ることが出来て、是枝監督の求めている音楽のバランスや求められている部分がわかったので良かったです。映画の中には雪のシーンがありましたが、雪の中では周りの音があまり聞こえなくなって、自分の中にある気持ちや感情を感じさせてくれると思いますが、そのような部分を音楽で表現できたらと思っています。



■ルドヴィコ・エイナウディ 日本公式サイト
http://www.universal-music.co.jp/ludovico-einaudi/