リーズル・トミー 監督

南アフリカ生まれ。新劇、古典劇、ミュージカルなど演劇監督として活躍してきた経歴を持つ。16年、ルピタ・ニョンゴ主演のブロードウェイ作品「Eclipsed」で黒人女性として初めてトニー賞の演出賞にノミネートされた。また、米ディズニーランドで上演された舞台「アナと雪の女王」や、現代版にアレンジされた「レ・ミゼラブル」では、有色人種を中心としたキャスティングで注目を浴びている。近年、映画やテレビへと創作の幅を広げており、「ウォーキング・デッド」(10)や「ジェシカ・ジョーンズ」(15)などの人気ドラマシリーズのエピソードを監督。本作『リスペクト』で長編映画監督デビューを果たす。次回作にはトレバー・ノアのベストセラー回顧録を基にした映画『Born a Crime(原題)』が控えている。さらに、2022年春より撮影予定のディズニープラススピンオフ実写ドラマシリーズ「美女と野獣」のエピソード監督に就任予定。