トラウマを抱える女性と”世界”を何も知らない少年。
二人のまったく違う目線の世界が切なくて面白い。
ヘビーなテーマなのに最後は前向きな涙がでました。
こんな映画、見たことないです。
あってはならない状況に置かれた、
異常と不幸この上ない生き方を強いられた人達が、
なんてまともに普通に正しく人生に向き合えるんだろうか
大変面白かった。部屋の中が“動”で、外の世界を“静”とした逆転の手法に、
一人の作家として敬意を表します。一切説明しない、その潔さも素晴らしい。
志の高い映画
言葉を超える母と息子の愛の物語に、涙が止まりませんでした…
もしも、子育てに立ち止まった時、また必ず観ようと思う映画。
二人の愛は「悪」に負けなかった。
人間は弱いけど強い。感動した。この映画すごい!
目を逸らしたくなるほどのあまりにもウソのない世界なのに、
その全てを受け止めずにはいられない、
愛と勇気が込められた作品。
心臓が止まりそうなほどハラハラしたり、
ボロ泣きするほど感情を揺さぶる素晴らしい映画でした。
極力事前情報を入れずにご覧いただきたい!
泣ける作品である。ただ、泣く為に観て欲しくはない。
生きることはかくも困難で、しかし、
誰かへの愛情があれば、生きていけることをおしえてくれるから。
何処に居ても、何があっても、親子の絆は永遠だ!
胸が苦しくなる程の衝撃作!
「俺も今から我が子を力一杯抱き締める」
ピュアな子ども心の深層心理と母親の苦悩の心境を見事に描いた作品で、
心を揺さぶる連続です。
親子以上に親子に魅せられた、メンタリティな作品でした。
胸が張り裂けそうになる思いで観た。
たまらなかった。
そして見て数時間がたち、確信している。
この作品は、僕の心の中にずっと引っかかり続け、
親子の幸せの形って何なの?と問い続けてくるだろうと。
子を授かった今、この映画を見ることが本当に出来て良かった。
2つの世界の描き方に最後まで休むことなく感情を持っていかれました。
私の中では、早くも今年ナンバーワンの映画に出会いました。
これこそ映画でしか表現できない真実。
たった2時間の中に、夢と現実のすべてが描かれている。
慟哭極限!涙腺爆発!
母が子を世界に送り出した瞬間、屈指の名作が生まれた。
繊細で知的かつスリリングな演出と演技。魂の解放を扱った映画の最高峰だ。
16年間の人生で自分が失ってきたもの、そして今までに得たものを
1から考えてみようと思えた作品でした。
もう一度観たい。
どこまでも淡々と
こんなにも困難で
難しい家族のカタチ
あなたはホンモノ?
生まれた時から“部屋”しか知らない子どもの恐れと驚きと勇気を見事に演じた
ジェイコブ・トレンブレイ君が素晴らしい!
極限状態におかれた人は、生きるために意識を遮断することがあるそうだ。
ジャックが知ってるリアルはママだけだったのに…。
ジャックが笑うと救われる。
母と子の、小さな、けれど強く美しい世界に号泣する。
すべての人間は母から生まれ、子であったときもある。
たしかに、あたしもそこにいた。
閉ざされた部屋の中
絶望と恐怖と苛立ちと
たくさんの負の感情に
押し潰されなかったのは
ただただ・・・・
最愛する息子を守りたかったから
そう言うのは簡単だろう
それを実行するのは・・・!?
自分にとっての一番良い居場所ってどこなのか?
その質問が頭の中で繰り返されています。
深過ぎて一言でこの後味を表現できない。スゴ過ぎます!
物語に不可欠な冒頭のくだりは、原作者が脚本を書く際、最も勇気が要っただろう。
必要なことをブレずに書く、すごい脚本だと思った。
概ね善人しか出てこないのに異常な緊張感が漂い、
映画が終わった瞬間の感想は、「まだ観ていたい」だった。
<50音順>
運命に翻弄されながらも極限の中での母子の絆と
無償の愛が生きる術を教えてくれた素晴らしい作品です。
伊東美咲さん
[女優]