オオヤマネコ

オオヤマネコ

中型ネコ科動物最強!
最も鋭く美しい眼を持つハンター
約8000年前に、ヒトが貯蔵している食べ物をネズミから守るためにヤマネコを飼い慣らしたのがイエネコの起源とされている。氷河期を生き抜いたオオヤマネコは 深い森に適応するが、その名ハンターも森の樹木の種類が変化することで、得意技を活かせなくなる。その中から人との共存を選ぶものがイエネコとしてヒトと共に繁栄していく。
分類食肉目ネコ科
分布ヨーロッパ、北米、アジア北部 ※氷河期終わり頃(縄文時代)まで日本にも生息。
形態最大体長130cm、体重30kg ネコ属では最大で、耳の先端に房毛があり、尾が短いのが特徴。
生態群れをつくらない単独性。雪深い地域でも行動範囲は広く1万ヘクタール(10km四方)ある。糞や尿でなわばりをマーキングしていく。雪にも沈まない大きな手と長い足で、高速に移動できる。寿命は約10年。
狩りオオカミが“群れ”で仕留めるような大型のシカを単独で襲うことが出来るのは、狩りに特化した運動能力にある。耳の先のアンテナのよな房毛のおかげで5km以上離れた音を聞き分けることが出来る。また、3km以上先の飛んでいる鳥を識別することも出来る。加えて雪上を10km以上、獲物を目と耳を使って追跡できるスタミナもある。 小型哺乳類、鳥類などから大型のシカ、イノシシまでも主食とする。