1949年、レバノン、ベイルート生まれ。ジャン=リュック・ゴダール監督の『勝手に逃げろ/人生』(80)で、初めて映画音楽を手掛ける。アンソニー・ミンゲラ監督作品の繊細さと重厚さをあわせ持つドラマティックな音楽で知られ、『イングリッシュ・ペイシェント』(96)でアカデミー賞®、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞を総なめし、『リプリー』(99)でアカデミー賞®、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞にノミネートされ、『コールド マウンテン』(03)では英国アカデミー賞を受賞し、アカデミー賞®、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされる。グザヴィエ・ドラン監督とは、『トム・アット・ザ・ファーム』(13)に続くコラボレーション。
その他の代表作に『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』(86)、『Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?』(04)、『善き人のためのソナタ』(06)などがある。