1949年生まれ、イギリス出身。国際的に活躍するプロデューサー。商業的成功および映画評論家からの高評価を得た大島渚監督『戦場のメリークリスマス』(83)や北野武監督『BROTHER』(00)など、これまでに数多くのアジア映画も手掛けてきた。1987年には、ベルナルド・ベルトルッチ監督の『ラストエンペラー』(88)で、第60回アカデミー賞作品賞を含む9部門を受賞。ベルトルッチ監督とは、その後、『シェルタリング・スカイ』(90)をはじめとする多くの映画でパートナーシップを組み、また、デヴィッド・クローネンバーグ監督作品も『裸のランチ』(91)など数作品をプロデュース、ヴィム・ヴェンダース、マッテオ・ガローネ、ベン・ウィートリー、ジム・ジャームッシュら様々な世界的監督の作品を手掛けてきた。日本映画では三池崇史監督の『十三人の刺客』(10)、『一命』(11)、『無限の住人』(17)などがある。カンヌ国際映画祭、東京国際映画祭、ベルリン国際映画祭では審査員も務めた。