映画『テノール！人生はハーモニー』公式サイト

STORY & INTRODUCTION

ひとつの出会いが人生を変える––誰にでも訪れる奇跡を描くオペラヒューマンドラマ！

「エミリー、パリへ行く」、『マンマ・ミーア！ヒア・ウィ・ゴー』製作者が贈る人生の新たなステージを駆け上がるふたりの感動ヒューマンドラマ！

芸術の中心地パリ、オペラ座・ガルニエ宮。スシ屋の出前でやってきた青年がエリートレッスン生に見下され仕返しに歌ったオペラの歌真似がプロも驚くまさかの超美声！？彼の名はアントワーヌ。ラップが趣味のその日暮らしのフリーターだ。そんな彼の才能にほれ込んだオペラ教師マリーはバイト先にも押しかけ猛スカウト！次第にオペラに興味を持ちはじめるアントワーヌは、“オペラ座とは住む世界が違う”と思いながらも、内緒でマリーとふたりのオペラ猛レッスンを始めるがー。

生きる場所も、共にいる人も、自らの可能性さえも、自分で決める。
ここからが人生だ！―――

アントワーヌを演じるのは、大人気オーディション番組「THE VOICE」でそのカリスマ性を爆発させて勝ち上がったビートボクサーMB14。劇中すべてのオペラ歌唱にも挑戦し劇中アントワーヌさながら、天才的歌の才能を発揮させた。また世界的なテノール歌手のロベルト・アラーニャも本人役で出演し華を添える。
何年もかけてオペラ座を説得し撮影に成功した絢爛豪華なガルニエ宮、グラン・ホワイエ（大広間）も必見！ハートフルでエモーショナルなオペラヒューマンドラマが登場！

MUSIC

耳にすればたちまちそこは胸高鳴る、パリオペラ座―
本作を彩る名曲の数々

・・・ほか多数

CAST / STAFF PROFILE

アントワーヌ・ゼルカウィ役

MB14

アミアンで生まれ、ラップを通し初めて歌に出会う。ラップのリリックの言い回しと言葉遊びに惹かれ、12歳で初めて作曲する。ビートボックスクルー「Berywam」に加わり、ビートボックスの世界チャンピオンになる。また、MB14は国際的に有名なリアリティ歌番組シリーズ『ザ・ヴォイス・フランス』にも参加しており、準優勝を果たしている。
MB14の音楽は、ヒップホップなど歌詞がある音楽から、ワールドミュージックやエレクトロニック効果音など幅広い。彼は、人生、死、ノスタルジア、アーティストとしての戸惑い、さらにはタイムトラベルなどの実存主義的なテーマに取り組むことで、観客に「道」を示し、音の冒険へと引き込む。
オペラ教師マリー・ロワゾ―役

ミシェル・ラロック

1960年6月ニースに生まれる。パリで7年間舞台俳優を務めた後、1988年からテレビ作品に出演するようになり、コメディ番組『La Classe（原題）』でデビューを果たす。その後、パトリス・ルコント監督の『髪結いの亭主』や、1991年のジェラール・ジュニョ監督の『パリの天使たち』などの映画に出演している。ドラマチックコメディ『The Crisis（原題）』でブレイクを果たし、1996年にガブリエル・アギヨン監督の『ペダル・ドゥース』でセザール賞の最優秀助演女優賞に2回ノミネートされる。1996年には、『ぼくのバラ色の人生』で母親役として出演し、ゴールデングローブ賞外国語映画賞を受賞した。
監督

クロード・ジディ・Jr.

クロード・ジディ監督の息子であり、映画が身近な環境で育つものの、当初はイメージング・テクニシャンを志望していた。その後、映画制作に方向転換し、10年間にわたって映像クリップ、テレビスポットやテレビ映画、そして2本の短編映画を含む多くのプロジェクトに携わってきた。『ミッドナイト・イン・パリ』、『ミッション：インポッシブル』、『エミリー、パリへ行く』などの映画やTVシリーズのフランス人エグゼクティブプロデューサー、ラファエル・ベノリエルとの出会いが、クロード・ジディ・Jr. のキャリアのターニングポイントになり、『テノール！人生はハーモニー』を含む数多くの作品でタッグを組み、成功を収めている。