エンディング曲
“No llores por mí, Argentina” 
(訳:アルゼンチンよ、泣くなかれ) サッカー・アルゼンチン代表が負けると、新聞の見出しにも起用されることもある有名なフレーズ。

1946年大統領に就任したフアン・ドミンゴ・ペロン(妻エバ・ペロンを主人公にした映画『エビータ』は世界的に知られている)の支持者“ペロ二スタ”が母体となった政党「正義党」(通称・ペロン党)。アルゼンチンにおける最大政党であり、下院においては最大議席を保有しており、上院においても多数派を占めている。

愛しい女をこんなに待たせて 今まで何をしてた? 
まるで無口でタフな ハンフリー・ボガート
欲望と抑制のはざまで 流行の曲を踊りまくった
イカサマ野郎を暴け 最高の憂さ晴らしを
傷口を見ても泣くな 血は流され続ける
俺のために泣くな アルゼンチンよ
俺はお前を愛し続ける 
絶望に打ちひしがれて イカれたっていい
ブタとメシを食って笑う ハイエナのように
キャバレーの女たちに ヘタだと笑われたら
心の中のドス黒いもの さらけ出せばいい
傷口を見ても泣くな 血は流され続ける 
俺のために泣くな アルゼンチンよ
俺はお前を愛し続ける 
去りゆく者もいれば 戻ってくる者もいる
記憶の檻の中に 囚われた者よ
俺は自分の目で見て 自分の耳で聞いた
この町の男なんか 彼女は相手にしない 絶対に!

本編字幕より