『ベイビー・ブローカー』のデジタル配信がスタートしました!
是非、この機会にご覧下さい。
対象店舗にて、法人別オリジナル特典付き商品もご用意しています。
▼Amazon.co.jp
L判ブロマイド2枚セット
<対象商品>Blu-rayコレクターズ・エディション、Blu-rayスタンダード・エディション、DVDスタンダード・エディション
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韓国版ポスター(A4)
<対象商品>Blu-rayコレクターズ・エディション、Blu-rayスタンダード・エディション、DVDスタンダード・エディション
詳しくはこちら
https://r10.to/hMe9kd
通常版Blu-ray/DVDスタンダード・エディションの他、特製アウタースリーブ付きのBlu-rayコレクターズ・エディションには、是枝裕和監督のオーディオ・コメンタリーを収録!
■2022年12月2日発売
『ベイビー・ブローカー』
・Blu-rayコレクターズ・エディション:¥6,380(税込)
・Blu-rayスタンダード・エディション:¥5,280(税込)
・DVDスタンダード・エディション:¥4,180(税込)
さらに、GAGA★ONLINE STOREでは
Blu-rayコレクターズ・エディションに本作の名場面を切り取った、2023年特製カレンダーが付く限定商品を販売。
■2022年12月2日発売
※GAGA★ONLINE STORE限定販売商品
『ベイビー・ブローカー 』Blu-rayコレクターズ・エディション
GAGA★ONLINE STORE限定2023年特製カレンダー付き
¥6,380(税込)
Blu-ray&DVD詳細についてはこちら
https://gaga.ne.jp/dvd/babybroker/
映画『ベイビー・ブローカー』の大ヒットロングランを記念し、
是枝監督サイン入りポスターを抽選で20名様にプレゼントいたします。
みなさまのご応募、お待ちしております!
●応募方法
8/5(金)~8/11(木)期間中に鑑賞した『ベイビー・ブローカー』チケットの半券(対象となる半券の詳細は下記参照)の写真と必要事項を明記の上、eメール送付にてご応募ください。
★応募メールアドレス bbcp@gaga.co.jp
【必要事項】
① ご氏名 ②ご住所(郵便番号を含む) ③電話番号 ④eメールアドレス
【対象となる半券]
※新型コロナウイルス感染症対策により半券が切り取られていない状態のチケットも対象です。
※スマホ画面でのQRコード提示によりご入場されたお客様は、劇場名、作品名、鑑賞日時のわかるスクリーンショットの添付でも応募可能です。
※同じ劇場且つ、同じ日時の上映回の半券複数枚でのご応募は無効です。
●応募締め切り:8/15(月)23:59
●当選人数:20名様
※当選発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。
※公式HPやSNS等での当選者発表は致しません。また、当選有無のお問い合わせにはお答えできませんので、予めご了承ください。
映画『ベイビー・ブローカー』の大ヒットを記念し、8月にも是枝裕和監督によるティーチインを以下3劇場にて実施致します!
この機会に是非ともご来場ください。
シネマ・ジャック&ベティ
・日時:2022年8月21日(日)13:10の回上映後ティーチイン
・会場:シネマ・ジャック&ベティ
https://www.jackandbetty.net/
・登壇者:是枝裕和監督
・料金:通常料金(ムビチケ・各種割引可/無料招待不可)
※チケットは3日前の8/18(木)に、劇場オンラインチケットは0:00から、劇場窓口は劇場オープン時から発売いたします。
※イベントは予告なく変更、中止になる場合がございます、あらかじめご了承ください。
川越スカラ座
・日時:2022年8月27日(土)15:30の回上映後ティーチイン
(ティーチインは1時間を超える場合があります)
・会場:川越スカラ座
https://k-scalaza.com/
・ゲスト:是枝裕和監督
・料金:通常料金
※招待券、ポイントカードご利用による無料鑑賞はできません。
※要予約。詳細は劇場迄お問い合わせください。
※ティーチインとは、、観客のみなさまと監督との質疑応答で行うトークイベントです。
※整理券を発行します。整理番号順の入場とさせていただきます。
※予約、前売券で完売の場合は当日券なし。
※完売次第、販売を終了いたします。(124席)
※チケットご購入後の変更、払い戻しはできません。
※イベントは予告なく変更、中止になる場合がございます、あらかじめご了承ください。
高崎電気館
・日時:8月28日(日) 13:00の回上映後ティーチイン
(ティーチインは1時間を超える場合があります)
・会場:高崎電気館(高崎市柳川町31) https://takasaki-denkikan.jp/
・料金:特別料金(一般2,000円、25歳以下1,500円)
※ティーチインとは、、観客のみなさまと監督との質疑応答で行うトークイベントです。
※特別上映につき、各種割引、駐車場割引はございません。
※詳細はHPをご覧ください。
※イベントは予告なく変更、中止になる場合がございます、あらかじめご了承ください。
絶賛上映中の本作ですが、下記日程でティーチイン・イベントを実施することが決まりました。
【日時】7月21日(木)18:30の回(上映後イベント)
【会場】TOHOシネマズ 日比谷
【登壇者(予定)】鈴木おさむさん(放送作家)、是枝裕和監督
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
<チケット購入方法>
・WEB・スマートフォン=7月17日(日)00:00(7月16日(土)24:00~)より劇場HPにて発売
・劇場窓口=7月17日(日)劇場オープン時より発売(※残席ある場合のみ)
※TOHOシネマズ マイレージ会員早期購入対象
【料金】通常料金
※ムビチケカード使用可
※サービスデー・各種割引適用
※招待券・無料鑑賞適用不可
〈注意事項〉
●ご来場の際は、マスクの着用をはじめとする各映画館の新型コロナウイルス感染症予防対策へのご協力をお願いいたします。ご協力いただけない場合には、ご鑑賞をお断りさせていただく場合がございます。
●全座席を販売しております。
※新型コロナウイルスの感染状況により、販売する座席数が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
●マスクを外した状態での会話を防ぐため、スクリーン内にて上映前までは、飲食はお控えいただきますようお願いいたします。
※上映中は、ポップコーンやホットドッグなどのフード類やドリンク類をお召し上がりいただけますが、飲食の時間は極力短くしていただきますようお願いいたします。
●スクリーン内では必ずマスクを着用してください。
※飲食物をお召し上がりの際に一時的に外すことがあっても、終わりましたら着用をお願いいたします。
※乳幼児(3歳以上の幼児は着用を推奨)を除き、着用いただけない場合はご鑑賞をお断りさせていただきます。
※身体上のご事情がある場合は、劇場従業員までお申し出ください。
●舞台挨拶中および本編のご鑑賞の際には、会話や発声はお控えください。声援が起こった際には、ご退場いただいたり、イベントを中止させていただく場合がございます。予めご了承ください。
●ご来館前の検温など体調管理および発熱、咳などの症状がある場合は、体調を最優先いただき、ご来場をお控えください。
●過去2週間以内に感染が拡大している国、地域への訪問歴がある場合は、ご来場をお控えください。
●手洗いや備え付けの消毒液のご使用、咳エチケットにご協力ください。
●ソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保について
座席指定券との引換時や売店等のお並びの際、および入退館時など、一定距離の確保にご協力ください。
●ご入場の際の機器による検温にご協力ください。37.5度以上の発熱が確認された場合は、ご入場をお断りいたします。
●転売目的でのご購入は、固くお断りいたします。
●チケット購入時にご登録の氏名・緊急連絡先は、万が一来場者から感染者が発生した場合など必要に応じて保健所等の公的機関へ提供させていただく場合がございます。予めご了承ください。また、ご来場時にご本人様確認をさせていただく場合がございますので、身分証をご持参のうえお越しください。
●新型コロナウイルスの感染拡大状況やその他主催者の判断により、舞台挨拶の開催中止や、登壇者などの内容が予告なく変更になる場合がございます。その場合も、交通費や宿泊費などの補償はいたしません。また、映画上映が行われる場合はチケットの変更や払い戻しもできませんので、予めご了承ください。
●いかなる場合においても舞台挨拶中の途中入場は固くお断りいたします。
●特別興行の為、ムビチケカード他、前売鑑賞券・各種招待券は、ご使用いただけません。
●お席はお選びいただけません。
●全席指定席となります。チケットをお持ちでない方はご覧になれません。
●車椅子をご利用のお客さまは車いすスペースでのご鑑賞となります。車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。また、イベントの内容やマスコミ取材により、所定のスペースからご移動いただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
●場内でのカメラ(携帯電話含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。当日は荷物検査を行わせていただく場合がございます。
●会場内ではマスコミ各社の取材による撮影、弊社記録撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ等にて、放映・掲載される場合がございます。また、イベントの模様が後日販売されるDVD商品等に収録される場合がございます。予めご了承ください。お客様の当催事における個人情報(肖像権)については、このイベントにご入場されたことにより、上記の使用にご同意いただけたものとさせていただきます。
●新型コロナウイルス感染症予防対策の一環として、登壇ゲスト等へのプレゼントやお手紙、お花や差し入れなどはお受け取り出来ません。当日および事前の郵送もお断りいたします。予めご了承ください。
絶賛上映中の「ベイビー・ブローカー」ですが、ご鑑賞いただいた多くのファンの方に感謝を込めて、入場者プレゼントを実施いたします。
日本では初出しとなるビジュアルにソン・ガンホさん、カン・ドンウォンさん、イ・ジウンさん、イ・ジュヨンさんが来日したときにいただいたサインと、韓国から取り寄せたペ・ドゥナさんのサイン、更に是枝監督のサインをプリントして、ポストカードを作成しました!
ぜひこの機会にご鑑賞ください。
※7/15(金)より配布開始
※一部劇場を除く
※7/15に上映中の劇場が対象です。
※劇場で本作をご鑑賞のお客様お一人様につき1枚を先着でプレゼント。
※無くなり次第終了
※劇場により配布方法が異なる場合がございます。詳細は劇場へお問い合わせください。
※プレゼントは非売品です。転売はご遠慮ください。
映画『ベイビー・ブローカー』の大ヒットを記念し、是枝裕和監督によるティーチイン付き上映会の第五弾を名古屋にて開催することが決定いたしました!
この機会に是非ともご来場ください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
開催日:7月17日(日)9:30の回 上映終了後にトークショー
会場:ミッドランドスクエアシネマ シアター9番
http://www.midland-sq-cinema.jp/top
登壇者(予定):是枝裕和監督
開催日:7月17日(日)12:00の回 上映終了後にトークショー
会場:伏見ミリオン座 シアター1番
開催日:7月17日(日)13:15の回 上映終了後にトークショー
会場:伏見ミリオン座 シアター3番
https://eiga.starcat.co.jp/
登壇者(予定):是枝裕和監督
◇チケット料金
通常料金(ムビチケ使用各種割引サービス適用可、招待券・ポイント無料鑑賞不可)
◇チケット販売
劇場HPをご確認のうえ、お買い求めください。
映画『ベイビー・ブローカー』の大ヒットを記念し、是枝裕和監督によるティーチイン付き上映会の第四弾を神戸、大阪、京都にて開催することが決定いたしました!
この機会に是非ともご来場ください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
〈神戸〉
開催日:7月16日(土)9:30の回 上映終了後にトークショー
会場:OSシネマズミント神戸 シアター7番
https://www.oscinemas.net/cgi-bin/pc/site/det.cgi?tsc=21080
登壇者(予定):是枝裕和監督
◇チケット料金
通常料金(ムビチケ使用可、各種割引サービス適用不可、招待券・ポイント無料鑑賞不可)
◇チケット販売
劇場HPをご確認のうえ、お買い求めください。
〈大阪〉
開催日:7月16日(土)13:00の回 上映終了後にトークショー
会場:TOHOシネマズ梅田 シアター9番
https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/037/TNPI2000J01.do
登壇者(予定):是枝裕和監督
◇チケット料金
通常料金(ムビチケ使用各種割引サービス適用可、招待券・ポイント無料鑑賞不可)
◇チケット販売
劇場HPをご確認のうえ、お買い求めください。
〈京都〉
開催日:7月16日(土)
①16:05の回 上映終了後にトークショー
②19:15の回 上映前にトークショー
会場:京都シネマ シアター1番
https://www.kyotocinema.jp/
登壇者(予定):是枝裕和監督
◇チケット料金
通常料金(ムビチケ使用各種割引サービス適用可、招待券・ポイント無料鑑賞不可)
◇チケット販売
劇場HPをご確認のうえ、お買い求めください。
映画『ベイビー・ブローカー』の大ヒットを記念し、是枝裕和監督によるティーチイン付き上映会の第三弾を広島サロンシネマで開催することが決定いたしました!
この機会に是非ともご来場ください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
開催日:7月15日(金)
①12:40の回 上映終了後にトークショー
②16:00の回 上映終了後にトークショー
会場:広島サロンシネマ シアター1番
https://johakyu.co.jp/
登壇者(予定):是枝裕和監督
◇チケット料金
通常料金(ムビチケ使用各種割引サービス適用可、招待券・ポイント無料鑑賞不可)
◇チケット販売
<web>7月12日(火)深夜0:00~
7月12日(火)オープン時間より劇場窓口にて指定席券を販売いたします。
※前売り券、各種団体券をお持ちのお客様も指定席券にお引き換えください。
※途中入場はできません。
※予定枚数に達し次第、受付終了となります。
※ご購入後の変更、払い戻しはできません。
※場内でのカメラ(カメラ付携帯電話含む)、ビデオによる撮影・録音・録画などは固くお断りいたします。
※インターネットオークションへの出品、その他の転売目的での指定席券の購入及び転売はお断り致します。
映画『ベイビー・ブローカー』の大ヒットを記念し、是枝裕和監督によるティーチイン付き上映会の第二弾をグランドシネマサンシャイン 池袋で開催することが決定いたしました!
この機会に是非ともご来場下さい。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
開催日:7月11日(月)18:50の回上映終了後トークショー
会場:グランドシネマサンシャイン 池袋 シアター6
https://www.cinemasunshine.co.jp/theater/gdcs/
登壇者(予定):是枝裕和監督
◇チケット販売
WEB販売:7/7(木)0:00(7/6(水)24:00)よりオンラインチケット販売ページにて
https://www.cinemasunshine.co.jp/theater/gdcs/
劇場窓口:7/7(木)の劇場OPEN時より(残席ある場合のみ)
※先着順での販売となりますので予めご了承ください。
◇チケット料金
通常料金+200円〈※BESTIA鑑賞料金〉
(ムビチケ使用可各種割引サービス適用可、招待券・ポイント無料鑑賞不可)
〈注意事項〉
●ご来場の際は、マスクの着用をはじめとする各映画館の新型コロナウイルス感染症予防対策へのご協力をお願いいたします。ご協力いただけない場合には、ご鑑賞をお断りさせていただく場合がございます。
●マスクを外した状態での会話を防ぐため、スクリーン内にて上映前までは、飲食はお控えいただきますようお願いいたします。
※上映中は、ポップコーンやホットドッグなどのフード類やドリンク類をお召し上がりいただけますが、飲食の時間は極力短くしていただきますようお願いいたします。
●スクリーン内では必ずマスクを着用してください。
※飲食物をお召し上がりの際に一時的に外すことがあっても、終わりましたら着用をお願いいたします。
※乳幼児(3歳以上の幼児は着用を推奨)を除き、着用いただけない場合はご鑑賞をお断りさせていただきます。
※身体上のご事情がある場合は、劇場従業員までお申し出ください。
●舞台挨拶中および本編のご鑑賞の際には、会話や発声はお控えください。声援が起こった際には、ご退場いただいたり、イベントを中止させていただく場合がございます。予めご了承ください。
●ご来館前の検温など体調管理および発熱、咳などの症状がある場合は、体調を最優先いただき、ご来場をお控えください。
●過去2週間以内に感染が拡大している国、地域への訪問歴がある場合は、ご来場をお控えください。
●手洗いや備え付けの消毒液のご使用、咳エチケットにご協力ください。
●ソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保について
座席指定券との引換時や売店等のお並びの際、および入退館時など、一定距離の確保にご協力ください。
●ご入場の際の機器による検温にご協力ください。37.5度以上の発熱が確認された場合は、ご入場をお断りいたします。
●転売目的でのご購入は、固くお断りいたします。
●新型コロナウイルスの感染拡大状況やその他主催者の判断により、舞台挨拶の開催中止や、登壇者などの内容が予告なく変更になる場合がございます。その場合も、交通費や宿泊費などの補償はいたしません。また、映画上映が行われる場合はチケットの変更や払い戻しもできませんので、予めご了承ください。
●いかなる場合においても舞台挨拶中の途中入場は固くお断りいたします。
●全席指定席となります。チケットをお持ちでない方はご覧になれません。
●オンライン販売でご購入の場合は、クレジットカード決済のみのお支払いとなります(現金ではご購入いただけません)。
●チケットの購入制限枚数はおひとり様につき4枚までとなります。
●先着販売となりますため、規定枚数に達し次第販売を終了させていただきます。
●車椅子をご利用のお客さまは車いすスペースでのご鑑賞となります。車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。また、イベントの内容やマスコミ取材により、所定のスペースからご移動いただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
●場内でのカメラ(携帯電話含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。
●会場内ではマスコミ各社の取材による撮影、弊社記録撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ等にて、放映・掲載される場合がございます。また、イベントの模様が後日販売されるDVD商品等に収録される場合がございます。予めご了承ください。お客様の当催事における個人情報(肖像権)については、このイベントにご入場されたことにより、上記の使用にご同意いただけたものとさせていただきます。
●新型コロナウイルス感染症予防対策の一環として、登壇ゲスト等へのプレゼントやお手紙、お花や差し入れなどはお受け取り出来ません。当日および事前の郵送もお断りいたします。予めご了承ください。
●下記URL先の劇場ホームページの注意事項を必ずご確認のうえ、ご参加ください。
https://www.cinemasunshine.co.jp/news/1143.php
映画『ベイビー・ブローカー』の大ヒットを記念し、是枝裕和監督によるティーチイン付き上映会を新宿バルト9で開催することが決定いたしました!
この機会に是非ともご来場下さい。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
開催日:7月7日(木)18:50の回上映終了後ティーチイン
会場:新宿バルト9
https://tjoy.jp/shinjuku_wald9
登壇者(予定):是枝裕和監督
◇チケット販売
WEB販売:7/2(土)0:00(=7/1(金)24:00)よりオンラインチケット予約KINEZOにて販売
(https://tjoy.jp/shinjuku_wald9)
※ご利用いただくには事前に無料の会員登録が必要です。
※販売開始直後はホームページへのアクセスが集中し、つながりにくい状態になる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
※下記の決済方法をお選びいただけます。
クレジットカード / Amazon Pay
※上映日の2日前までは ”あとから決済” はご利用いただけません。
あとから決済とは(https://t-joy.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/336/kw/)
劇場窓口:7/2(土)の劇場OPEN時より(残席ある場合のみ)
※先着順での販売となりますので予めご了承ください。
◇チケット料金
通常料金(ムビチケ、各種割引使用可、無料招待券不可)
●感染予防対策のためティーチインの際にお客様にご利用いただくマイクは都度消毒させていただきます。質問者は必ずマスクを着用のうえご質問ください。
●ご来場の際は、マスクの着用をはじめとする各映画館の新型コロナウイルス感染症予防対策へのご協力をお願いいたします。ご協力いただけない場合には、ご鑑賞をお断りさせていただく場合がございます。
●マスクを外した状態での会話を防ぐため、スクリーン内にて上映前までは、飲食はお控えいただきますようお願いいたします。
※上映中は、ポップコーンやホットドッグなどのフード類やドリンク類をお召し上がりいただけますが、飲食の時間は極力短くしていただきますようお願いいたします。
●スクリーン内では必ずマスクを着用してください。
※飲食物をお召し上がりの際に一時的に外すことがあっても、終わりましたら着用をお願いいたします。
※乳幼児(3歳以上の幼児は着用を推奨)を除き、着用いただけない場合はご鑑賞をお断りさせていただきます。
※身体上のご事情がある場合は、劇場従業員までお申し出ください。
●舞台挨拶中および本編のご鑑賞の際には、会話や発声はお控えください。声援が起こった際には、ご退場いただいたり、イベントを中止させていただく場合がございます。予めご了承ください。
●ご来館前の検温など体調管理および発熱、咳などの症状がある場合は、体調を最優先いただき、ご来場をお控えください。
●過去2週間以内に感染が拡大している国、地域への訪問歴がある場合は、ご来場をお控えください。
●手洗いや備え付けの消毒液のご使用、咳エチケットにご協力ください。
●ソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保について
座席指定券との引換時や売店等のお並びの際、および入退館時など、一定距離の確保にご協力ください。
●ご入場の際の機器による検温にご協力ください。37.5度以上の発熱が確認された場合は、ご入場をお断りいたします。
●転売目的でのご購入は、固くお断りいたします。
●新型コロナウイルスの感染拡大状況やその他主催者の判断により、舞台挨拶の開催中止や、登壇者などの内容が予告なく変更になる場合がございます。その場合も、交通費や宿泊費などの補償はいたしません。また、映画上映が行われる場合はチケットの変更や払い戻しもできませんので、予めご了承ください。
●いかなる場合においても舞台挨拶中の途中入場は固くお断りいたします。
●全席指定席となります。チケットをお持ちでない方はご覧になれません。
●車椅子をご利用のお客さまは車いすスペースでのご鑑賞となります。車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。また、イベントの内容やマスコミ取材により、所定のスペースからご移動いただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
●場内でのカメラ(携帯電話含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。
●会場内ではマスコミ各社の取材による撮影、弊社記録撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ等にて、放映・掲載される場合がございます。また、イベントの模様が後日販売されるDVD商品等に収録される場合がございます。予めご了承ください。お客様の当催事における個人情報(肖像権)については、このイベントにご入場されたことにより、上記の使用にご同意いただけたものとさせていただきます。
●新型コロナウイルス感染症予防対策の一環として、登壇ゲスト等へのプレゼントやお手紙、お花や差し入れなどはお受け取り出来ません。当日および事前の郵送もお断りいたします。予めご了承ください。
『ベイビー・ブローカー』のパンフレットが完成いたしました!
キャストやスタッフのコメント、ベイビー・ブローカーのロードマップ、千葉経済大学短期大学部 こども学科 教授・柏木恭典さんによる日本と韓国の赤ちゃんポストについてのコラム、「きのう何食べた?」の脚本家・安達奈緒子さんや映画ライター・西森路代さんのレビュー、是枝裕和監督への取材を基に、ライター/編集者の門間雄介さんが構成された充実のプロダクションノート など、読み応えたっぷりの内容です。
刺繍をイメージしたロゴとサンヒョンの愛車のイラストが目印。
ぜひ上映劇場にてお買い求めください。
サイズ:B5
全34ページ(表紙込み・オールカラー)
定価:880円(税抜本体価格800円)
映画の公開を記念して、来日キャスト&是枝監督による舞台挨拶が決定しました。
また、こちらの舞台挨拶回のみの入場者プレゼントもご用意しました!
ぜひこの機会にご覧ください。
◆日にち:6月26日(日)
◆会場&時間:
・TOHOシネマズ 六本木ヒルズ 9:30の回(上映後)/13:00の回(上映前)
・ユナイテッド・シネマ豊洲 13:10の回(上映後) /16:20の回(上映前)
・109シネマズ二子玉川 15:40の回(上映後)/19:00の回(上映前)
◆登壇者(予定):ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン、イ・ジュヨン、是枝裕和監督(敬称略)
※登壇者は予告なく変更になることがございます。予めご了承ください。
◆入場者特典:来日記念!韓国ポスター版ポストカード
<チケット購入方法>
チケットぴあにて抽選販売いたします。
【お申し込みURL】https://w.pia.jp/t/babybroker/(PC・スマートフォン共通)
○プレリザーブ
【申込受付期間】6月22日(水)11:00 ~ 6月24日(金)11:00
【抽選結果発表】6月24日(金)18:00頃
【料金】2,300円均一(※別途各種手数料あり)
・プレミアボックスシート3300円(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)
・プレミアラグジュアリーシート5300円(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)
・プレミア・ペアシート6800円(ユナイテッド・シネマ豊洲)
・エグゼクティブシート3000円(109シネマズ二子玉川)
≪発売に関する注意事項≫
※チケットの申込はお1人様2枚までとさせていただきます。
※ムビチケ、招待券、株主優待券からのお引換はできません。
※お席はお選びいただけません。席番はチケット券面にてご確認下さい。
※チケット当選後の変更・払い戻しはいたしかねます。予めご了承ください。
◇当選チケットのお引取り:ファミリーマート、セブンイレブン店頭引取り
チケット購入に関するお問合わせはhttp://t.pia.jp/までお願い致します。
〈注意事項〉
●ご来場の際は、マスクの着用をはじめとする各映画館の新型コロナウイルス感染症予防対策へのご協力をお願いいたします。ご協力いただけない場合には、ご鑑賞をお断りさせていただく場合がございます。
●全座席を販売しております。
※新型コロナウイルスの感染状況により、販売する座席数が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
●マスクを外した状態での会話を防ぐため、スクリーン内にて上映前までは、飲食はお控えいただきますようお願いいたします。
※上映中は、ポップコーンやホットドッグなどのフード類やドリンク類をお召し上がりいただけますが、飲食の時間は極力短くしていただきますようお願いいたします。
●スクリーン内では必ずマスクを着用してください。
※飲食物をお召し上がりの際に一時的に外すことがあっても、終わりましたら着用をお願いいたします。
※乳幼児(3歳以上の幼児は着用を推奨)を除き、着用いただけない場合はご鑑賞をお断りさせていただきます。
※身体上のご事情がある場合は、劇場従業員までお申し出ください。
●舞台挨拶中および本編のご鑑賞の際には、会話や発声はお控えください。声援が起こった際には、ご退場いただいたり、イベントを中止させていただく場合がございます。予めご了承ください。
●ご来館前の検温など体調管理および発熱、咳などの症状がある場合は、体調を最優先いただき、ご来場をお控えください。
●過去2週間以内に感染が拡大している国、地域への訪問歴がある場合は、ご来場をお控えください。
●手洗いや備え付けの消毒液のご使用、咳エチケットにご協力ください。
●ソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保について
座席指定券との引換時や売店等のお並びの際、および入退館時など、一定距離の確保にご協力ください。
●ご入場の際の機器による検温にご協力ください。37.5度以上の発熱が確認された場合は、ご入場をお断りいたします。
●転売目的でのご購入は、固くお断りいたします。
●チケット購入時にご登録の氏名・緊急連絡先は、万が一来場者から感染者が発生した場合など必要に応じて保健所等の公的機関へ提供させていただく場合がございます。予めご了承ください。
●新型コロナウイルスの感染拡大状況やその他主催者の判断により、舞台挨拶の開催中止や、登壇者などの内容が予告なく変更になる場合がございます。その場合も、交通費や宿泊費などの補償はいたしません。また、映画上映が行われる場合はチケットの変更や払い戻しもできませんので、予めご了承ください。
●いかなる場合においても舞台挨拶中の途中入場は固くお断りいたします。
●特別興行の為、ムビチケカード他、前売鑑賞券・各種招待券は、ご使用いただけません。
●全席指定席となります。チケットをお持ちでない方はご覧になれません。
●車椅子をご利用のお客さまは車いすスペースでのご鑑賞となります。車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。また、イベントの内容やマスコミ取材により、所定のスペースからご移動いただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
●場内でのカメラ(携帯電話含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。当日は荷物検査を行わせていただく場合がございます。
●会場内ではマスコミ各社の取材による撮影、弊社記録撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ等にて、放映・掲載される場合がございます。また、イベントの模様が後日販売されるDVD商品等に収録される場合がございます。予めご了承ください。お客様の当催事における個人情報(肖像権)については、このイベントにご入場されたことにより、上記の使用にご同意いただけたものとさせていただきます。
●新型コロナウイルス感染症予防対策の一環として、登壇ゲスト等へのプレゼントやお手紙、お花や差し入れなどはお受け取り出来ません。当日および事前の郵送もお断りいたします。予めご了承ください。
映画『ベイビー・ブローカー』の公開を記念して、
その魅力を“グルメ”、“kーpop”、“ドラマ”、“映画祭”など様々な視点からご紹介!
映画ファンではなくても楽しめるトーク番組がフジテレビ系列にて放送が決定しました!
映画『ベイビー・ブローカー』ってこんなに楽しい!!公開記念トークSP!!
○出演者(敬称略):
塚地武雅(ドランクドラゴン)
椿鬼奴
宮澤 智(フジテレビアナウンサー)
矢田部吉彦
もあいかすみ
まじゅ
○放送予定日
放送局 | 放送日 | 時間 | ||
---|---|---|---|---|
UHB | 北海道文化放送 | 6月29日 | 水 | 25:40-26:10 |
MIT | 岩手めんこいテレビ | 7月4日 | 月 | 14:45-15:15 |
OX | 仙台放送 | 7月3日 | 日 | 25:25-25:55 |
AKT | 秋田テレビ | 7月1日 | 金 | 25:25-25:55 |
SAY | さくらんぼテレビ | 6月29日 | 水 | 25:10-25:40 |
FTV | 福島テレビ | 7月14日 | 木 | 25:40-26:10 |
CX | フジテレビ | 7月2日 | 土 | 15:00-15:30 |
NBS | 長野放送 | 7月2日 | 土 | 10:45-11:15 |
NST | 新潟総合テレビ | 7月2日 | 土 | 14:30-15:00 |
SUT | テレビ静岡 | 7月5日 | 火 | 25:00-25:30 |
THK | 東海テレビ放送 | 7月3日 | 日 | 25:45-26:15 |
BBT | 富山テレビ | 7月1日 | 金 | 25:55-26:25 |
ITC | 石川テレビ | 6月26日 | 日 | 25:30-26:00 |
FTB | 福井テレビ | 7月2日 | 土 | 14:30-15:00 |
OHK | 岡山放送 | 7月3日 | 日 | 25:25-25:55 |
TSS | テレビ新広島 | 6月30日 | 木 | 25:25-25:55 |
EBC | テレビ愛媛 | 7月2日 | 土 | 10:55-11:25 |
KSS | 高知さんさんテレビ | 7月2日 | 土 | 25:45-26:15 |
KTN | テレビ長崎 | 7月2日 | 土 | 15:55-16:25 |
TKU | テレビ熊本 | 7月2日 | 土 | 11:05-11:35 |
TOS | テレビ大分 | 6月24日 | 金 | 26:15-26:45 |
UMK | テレビ宮崎 | 6月29日 | 水 | 25:51-26:21 |
KTS | 鹿児島テレビ | 7月2日 | 土 | 15:50-16:20 |
OTV | 沖縄テレビ | 7月1日 | 金 | 25:25-25:55 |
※放送日は予定のため予告なく変更する場合があります。ご了承ください。
※お住まいの地域によって放送日が異なります。(一部地域を除く)
この度、カンヌ後に韓国でのプロモーションと6/8(水)の韓国公開初日を迎えた是枝監督の、日本帰国後初の公の場となる凱旋記者会見を実施!会見場には、大勢のマスコミ陣が駆けつけ、質疑応答の時間は最後まで記者たちの挙手が止まらないほど白熱!カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞したソン・ガンホとの強い信頼と絆を感じさせるエピソードも飛び出すなど、大盛り上がりの凱旋会見となりました!
『ベイビー・ブローカー』
凱旋記者会見 概要
【日 時】 6月13日(月)
【会 場】 スペースFS汐留
(東京都港区東新橋1-1-16 汐留FSビル3F)
【登 壇】 是枝裕和監督
5月28日(現地時間)に閉幕した第75回カンヌ国際映画祭で、主演のソン・ガンホに韓国人俳優として初となる最優秀男優賞をもたらし、「人間の内面を豊かに描いた」作品に与えられるエキュメニカル審査員賞も受賞した是枝裕和監督の最新作『ベイビー・ブローカー』。6月8日(水)には韓国で公開初日を迎え、初登場1位を記録した。カンヌからプロモーションのために韓国に渡っていた是枝監督が6月13日(月)に日本に帰国し、同日に都内で凱旋記者会見が行われた。
空港から会見場に直行となった是枝監督。まずはカンヌでのソン・ガンホの最優秀男優賞の受賞について問われると「ソン・ガンホの名前が呼ばれた瞬間に、『この作品にとって最高のゴールなんだな』と思いました。その夜にパク・チャヌク(『Decision to Leave』で監督賞受賞)のチームと合同でお祝いをしたんですが、みんな幸せな夜でした。役者が褒められるのが一番嬉しいんですよね。柳楽(優弥/是枝監督の『誰も知らない』で最優秀男優賞を受賞)くんがもらったときは、柳楽くんはもう日本に帰っていて、僕だけしかいなかったので、受賞した役者さんとあの場所で抱き合って、称え合って…というのは初めてだったので、特別な夜になりました」と喜びを口にする。
一方で「壇上でも話されていたように『みんなで獲った賞だから』と本当に謙虚に話されていたし、僕にとっても『僕の演出で…』というよりは、(過去に出演した)パク・チャヌクさん、ポン・ジュノさん、イ・チャンドンさん…どの監督で獲ってもおかしくなかったと思うので、むしろ申し訳ないというか、僕が監督したタイミングで受賞というのは作品にとってはよかったですし、幸せですけど、韓国の監督にとっては『僕らのソン・ガンホ!』という思いがどこかにあるんじゃないかと思うので…(笑)」と韓国の映画人への気遣いも。
その後、カンヌから韓国へと凱旋を果たした際の様子について「空港が揺れていました。職員の人が職場を離れて付いてきちゃって『大丈夫なのかな?』ってくらい、ザワザワっとみんなが付いてきて、出口を出たところでファンの方たちが待ち構えていて…。国民的スターがカンヌの映画祭で韓国人初の男優賞を獲るというのは、オリンピックの金メダル以上なんだなというのはわかりました」と現地の熱狂について明かす。
韓国では初登場第1位というロケットスタートを切ったが、現地での舞台挨拶もかなり盛り上がったようで「熱狂的な状況で、叫び声がずっと聞こえている感じでした。感想を聞くって感じじゃないんですけど(笑)、観た方の反応はたぶん悪くないと思います」と手応えを口にする。
韓国のプロダクションでの映画制作について「僕の演出のアプローチの仕方は基本的に日本と変わらないアプローチでやらせていただいて、そこは我を通した部分もあります。韓国はアメリカのやり方を現場で導入しているので、脚本はクランクイン前にすべて完成させて、ストーリーボードも全て書いて…ということまでしないとインしないという雰囲気だったんですが、現場で作っていくやり方を通したので、そのへんは僕自身は楽でした」とふり返る。
一方で、韓国の現場で進む「働き方改革」に関しては「良い方向に進んでいる」と高く評価し「週に52時間という労働時間の上限が明確なので、4日働いて3日休むような感覚で肉体的には楽でした」と語る。その上で「映画界だけに言えることじゃないけど、産業自体の年齢構成が、日本は高齢化して、若い人が入ってこないという状況があり、そこは上に立つ者として責任を感じますが、韓国の現場はほぼ20代、30代が中心。(高齢化が)悪いことばかりじゃないと思うけど、韓国では僕の年齢では監督はほぼ引退して現場には立たなくなっている。改革のスピードの速さが、若々しくて元気あるけど、ある年齢層を現場から外すタイミングが早くなっていて、そういう速さが、こういうなかなか変わらない国にいると『早すぎないか?』と心配もしています」と両国の状況の違いについて言及した。
また、ポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』、濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』など近年、アジア映画の評価が欧米で高まっているが、こうした変化について問われると「“アジア映画”という括り自体が広すぎてどう答えたらいいか…」と前置きした上で、自身が海外に赴いた際に感じるアジア映画への注目度についても言及。
「韓国映画の注目度の高さは、今回(のカンヌで)一番感じたし、(この10年で見ていると)『パラサイト 半地下の家族』で結実して、カンヌに来ている(韓国の)ジャーナリストの数は倍になっていると聞きました。今回、早川(千絵監督/『PLAN75』)さんがカメラドール特別表彰を受賞しましたが、日本からも若い才能が出てきている感じは間違いなくあります。それは濱口さんが大きな成果を上げて、でも濱口さんも急に出てきたわけじゃなく、ヨーロッパでは『ハッピーアワー』がフランスで公開された時、結構ヒットして、そのあたりから『濱口をどう思う?』と(海外での取材で)必ず聞かれるようになりました。挙げられる名前が変わっていくタイミングがあって、濱口さんは2015年くらいから聞かれるようになりました。それがいま、韓国の大きな声にちょっと負けている感じはします。もう少し、いろんなサポート体制が充実するといいなという気持ちはあります」。
また、是枝作品と言えば子どもの俳優に台本を渡さず、口伝えなどで状況を説明し、自然な演技を引き出す手法が有名だが、本作でも途中から旅に加わる少年ヘジンを演じたイム・スンスに対し、同じ手法を使ったということで「オーディションで見つけた子を選び、台本を渡さず、通訳を介してセリフを渡していきました。勘のいい子だったので、旅をしながらだんだん悲しい話になっていくのは彼の表情にも現れていると思います」と明かす。
この少年の演技について「映っているものは最高だと思います。映画の中に残っているものは本当によかった」と惜しみない称賛を送る一方で、演じている時以外の時間に関しては「本当に大変でした…」と苦笑い。「映画の現場が楽しくて仕方なかったみたいで、はしゃいじゃってテンションが上がって止まらなくなっちゃって…。カン・ドンウォンが面倒を見てくれるようになって、これはみんな静かに撮りたい気分だなという時は、ドンウォンが遊びに連れて行って、スケボーを一緒にやったり、面倒見がいいんです。どんなにはしゃいでも怒ったりはしませんが…本当に大変でした(苦笑)。モーテルでのシーンで、ドンウォンとイ・ジウンさんが赤ちゃんにミルクをあげながら、ちょっとしっとりしたやりとりをするシーンがあるんですが、あのシーンでベッドで彼が寝ているんですが本当に寝てるんです。はしゃぎ過ぎて『ここではしゃがれるとシーンが成立しない』と思ったんですが、『これ、ちょっと暗くすれば寝るぞ』と思って暗くしたら本当に寝て、あのシーンが終わるまで3時間くらい熟睡していました」と明かした。
もうひとり、子役以上に小さな赤ちゃんが全編を通して出演しているが、コロナ禍のさなか、クランクインの2か月前に決めなくてはならず、生まれて1か月くらいの赤ちゃんの動画を見て「顔とかではなく、動きのいい子。音に反応して動いてくれる子を選んだ」という是枝監督。それが見事にハマったようで「ガンホが動けば目で追うし、顔を触ったり、髪の毛を触ったり、目の前の世界に感心がある子で、それがとてもよかったです。全く苦労しなかった」と明かす。「ホテルの広場で、赤ちゃんを渡された女性のほほを触って、女性が『触ったわ!』と言うんですけど、あれはアドリブです。あのシーンは『すごいな』と思いました」と0歳の名優を称賛した。
前作ではフランスの名女優カトリーヌ・ドヌーヴを主演に迎え『真実』をつくり、今回、韓国で『ベイビー・ブローカー』を監督したが「英語圏で撮りたいという思いは?」と問われると、是枝監督は「『いずれチャンスがあれば英語圏で撮りたい』と話すと(報道で)『いずれチャンスがあれば』がなくなっちゃうんですよね(笑)。それで『英語圏で撮りたい』だけが残ると、いま自分がやろうとしていることとズレるので、『いずれチャンスがあれば』と削らないようにしてください(笑)」と報道陣に要望。
そして「受賞後のパーティでは審査員とかも一緒にワイワイ写真を撮ったりしてるんですが、そこにハビエル・バルデムがいました。写真を撮ってもらおうと追いかけたんですが、会場じゅうを歩き回るものだからずっと追いかけちゃって…(笑)。そこでお酒をとって、振り向いて目が合ったら『知ってる』という感じで指をさしてくれて、それが一番嬉しかったですね(笑)。あの場所で、『こんな人も来てるのか』という、ジェイク・ギレンホールとかマッツ・ミケルセンとかもいて…単純な映画ファンですね(笑)。そういう人たちを頭の中で組み合わせて『こんな物語はどうだろう?』ということも、いずれチャンスがあればやってみたいと思います」と前向きに語った。
改めて、ソン・ガンホとの共同作業について尋ねると「本当に楽しい人なんですよ。その場にいると、みんながニコニコしちゃう。クランクイン前にポン・ジュノとご飯を食べて、彼のオフィスに遊びに行ったら『いろいろ不安はあると思うけど、ソン・ガンホが現場に来たら、全てが彼のペースで進んでいくから何も心配いらない』と言われて、本当にその通りでした。予定よりも早く、現場に来て『昨日、つないだものが見れるなら見せてくれ』と言ってそこで自分の芝居だけでなくつないだものを全部見て、その上で、基本的に全てほめてくれるんですけど『最高だったけど、僕のセリフ、いま使っているテイクじゃない、2つくらい前に言ったのがあると思う。おそらく監督が切り取ったところだけだと、セリフにニュアンスまでは伝わらないかもしれないから、もう一度、比べてみてくれ。最終的な判断は監督に任せるけど、ぜひ比べてみてほしい』というやりとりを毎日やってくれて、それはすごく助かりました。彼はテイクごとに違うので、それを僕がどこまで追えてるか? 言葉はわからないので、それを補ってくれているのかなと思いました。自分の芝居に対する基準がかなり高いんです。頼りになりました。最終日の前くらいに「いま言うことじゃないけど、編集で僕のセリフがひとつ、実は途中で切った方が余韻が残っていいと思うから、間に合えば確認してくれ』と言われまして、それは切りました。それは結果的に本当によかったです。最後の最後まで一緒に走ってくれました」と明かし、強い信頼と絆を感じさせた。
また本作の結末について、従来の是枝作品よりも「希望」を感じさせるという声が多いという。是枝監督は「よく言われるんですよね」とうなずきつつ「僕自身はそんなにハッピーエンドとは思ってないんです。希望が感じられるとすると、お客さんを含めウソン(赤ん坊)を見る目線が、最初よりも優しくなっているからじゃないかと思います。そういう着地を目指したのは、取材の過程で養護施設の出身に方と話した時、『生まれてきてよかったのか?』と確信持てずに大人になっていくという声に触れ、それは母親の責任というより確実に社会の責任だから、社会の側にいる大人のひとりとして、その声にきちんとしたアンサーをしてあげないといけないんじゃないか? それを言葉にしてみようかなと思ったんですよね。それがいつもより強く出たのかなと思います。感情を強調したということはないですが、『少し言葉にしてみようかな』と思って、言葉にするときには、電気を消すか、ちょっと暗くしてうるさくして、ちゃんと聞こえないようにするか、そういう伝え方をしています。恥ずかしいので…(笑)」と語った。
本作で扱った社会的なテーマについてのキャスト陣からの反応を尋ねると「出来上がった後、ソン・ガンホさんが『これは命を巡る話だ』とメイキングのインタビューで口にしていて、あぁ、そうだなと思いました。家族の話ではなく、もうひとつ“先”にある命を巡る話なんだという捉え方をされてて、そういう言葉で自分が『そうだな』と気づくことはありますね」と語っていた。
本場韓国の辛さで人気の高い“うまからっ!”でおなじみ「辛ラーメン」(農心)と映画『ベイビー・ブローカー』(配給:ギャガ)のコラボレーションが決定しました。
実は本作でも登場する辛ラーメン。映画の公開を記念して、合計25名様に劇場鑑賞券や辛ラーメンなど商品詰め合わせが当たるプレゼントキャンペーンが本日6月6日よりスタートします。
詳細はこちらから。是非参加してみてください。
・農心ジャパン公式サイト:
https://www.nongshim.co.jp/
・辛ラーメン公式Instagram:
https://www.instagram.com/nongshimjapan/
・辛ラーメン公式Twitter:
https://twitter.com/shinramen_app
第75回カンヌ国際映画祭におきまして、現地時間28日(土)夜(日本時間:29日未明)に「コンペティション」部門の授賞式が行われ、
是枝裕和監督の最新作『ベイビー・ブローカー』の主演ソン・ガンホが男優賞を受賞いたしました!
現地時間5月26日(木)に行われた公式上映では、今回の映画祭出品作史上最長の12分にわたるスタンディングオベーションがおこり、
割れんばかりの拍手喝采で観客を魅了、会場全体が感動に包まれ、受賞への期待が高まっていた本作。
授賞式では、審査員長のヴァンサン・ランドンをはじめ、アスガー・ファルハディ、ジェフ・ニコルズ、レベッカ・ホール、
ディーピカー・パードゥコーン、ノオミ・ラパス、ジャスミン・トリンカ、ラジ・リ、ヨアキム・トリアー監督らが選ぶ男優賞にソン・ガンホが選出されました。
韓国人俳優の男優賞受賞は初の快挙となります。
是枝監督作品における男優賞受賞は、2004年の第57回コンペティション部門に出品された『誰も知らない』で受賞した柳楽優弥以来18年ぶりとなります。
『ベイビー・ブローカー』は本映画祭でエキュメニカル審査員賞を受賞。(エキュメニカル審査員賞は、映画祭の公式な審査とは別に、カトリックとプロテスタント双方のキリスト教関係者が毎年選出している。)
本賞と合わせて2冠の快挙となります。
現在開催中の第75回カンヌ国際映画祭 「コンペティション部門」に正式出品されています
是枝裕和監督最新作『ベイビー・ブローカー』(6月24日公開)が、
主要部門の授賞式前に発表される独立賞の「エキュメニカル審査員賞」を受賞致しました。
「エキュメニカル審査員賞」は、カンヌ国際映画祭の独立部門のひとつ。
キリスト教関連の国際映画組織「SIGNIS and INTERFILM」の6人の審査員によって、
コンペティション部門出品作の中から選ばれる賞で、「人間の内面を豊かに描いた作品」に与えられます。
1974年から授与されており、昨年のカンヌ国際映画祭では同賞を濱口竜介監督作『ドライブ・マイ・カー』が受賞したことでも注目を集めました。
他には、2000年に『EUREKA』で青山真治監督が、2017年に『光』で河瀬直美監督が受賞を果たしており、日本人監督としては4人目の受賞となります。
受賞にあたり、審査員長は作品について
「この映画は、血のつながりがなくても家族が存在できることをとても親密な方法で示してくれる。
傷ついてきた過去を持つ大人3人(ブローカーの男2人とベイビー・ボックスに赤ん坊を置いた母親1人)と
養護施設から抜け出した子供1人によって、赤ん坊の命と魂は守られる」と評価し、さらに本編後半に登場する彼らによるあるシーンがとても感動的だったことについて触れました。
それを受け、是枝監督は受賞の喜びと共に作品について以下のように語りました。
「有難うございます。今僕が言うことは何もないと思うくらい、僕がこの映画でやりたかったことを伝えていただいたので、短く感謝の言葉を述べて終わりにしたいと思います。
映画の冒頭で捨てられた赤ちゃんと捨てた母親が、子供を売ろうとする男たちと旅に出るという話が、映画の最後間近で、彼ら全員が生まれてきたことを祝福されます。
これは今回映画を作る上で施設で育った子や親元を離れて育った子たちを取材する中で、自分が社会の側、大人の側としてどうしても伝えたい言葉だったので、
普段はやらないくらいはっきりとセリフにしました。その祝福の言葉を聞いた後にちょっとだけ人生が上向きになる、上を向いて生きていけるようになるというか、そんな物語にしたいなと思いました。
最終的には捨てられたひとつの命がもう少し大きな、それは側でみている人もいれば、側に近寄れないので遠巻きにみている人もいるけれども、社会という少し大きな箱の中で見つめられて育てられていくという、そういう話にしました。
今回は本当にこの作品にとってふさわしい賞をいただけたなと思っています。有難うございます。」
第75回カンヌ国際映画祭 「コンペティション部門」に正式出品された『ベイビー・ブローカー』。
現地時間5月26日(木)、是枝監督、ソン・ガンホさん、カン・ドンウォンさん、イ・ジウンさん(歌手名:IU)、イ・ジュヨンさんの5名がレッドカーペットを歩き、公式上映の会場となるPALAIS DES FESTIVALSの中へ。
ついに『ベイビー・ブローカー』は世界に披露となりました。
ワールドプレミアとなる公式上映が行われた会場は、カンヌ国際映画祭のメイン会場となるPALAIS DES FESTIVALS。2200席の会場が満席となる中、大きな拍手に迎えられながら、レッドカーペットを終えた是枝裕和監督を先頭に、キャスト陣が続く形でにこやかに場内に入場し、上映が始まりました。本編前にカンヌ映画祭にゆかりのある監督名が流れる中に、是枝監督の名前が出てくると、場内が沸き、本編への期待もさらに高まる様子が見られました。上映中は「赤ちゃんポスト」をきっかけに出会ったブローカー、母親、刑事たちの一風変わった旅路に、中盤までは笑いがおこる場面も。さらに終盤にかけては、洟をすする音が聞こえてくるなど、是枝監督の社会に切り込む鋭い視線と韓国映画界最高峰の才能がぶつかり合い生み出された<一つの命を巡る物語>に、観客はすっかり魅了され、感動した様子がうかがえました。上映終了後は、そんな感動を反映するかのように12分にも及ぶスタンディングオベーションが続き、是枝監督とソン・ガンホ、カン・ドンウォンは3人で肩を組みお互いを称えあう様子も。またイ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンも監督と目を合わせ微笑みあったり、場内を見上げて手を振り満面の笑みを見せるなど、割れんばかりの拍手喝さいを全身で受け止めていました。コメントを求められた監督は、「こんなに沢山の拍手で迎えてくれて本当に有難うございました。コロナの中で、すごくチャレンジングなチームだったと思うのですが、本当に一体感のある現場でスタッフ・キャストが一丸となって作り出した映画がここで皆さんのもとへ届けられたことをとても嬉しく思っています。有難うございました。」とスピーチし、会場はさらなる盛り上がりをみせ、本作がカンヌの観客から愛される作品になったことがひしひしと伝わる、ワールドプレミアとなりました。
第75回カンヌ国際映画祭 【コンペティション】部門に正式出品された『ベイビー・ブローカー』。
現地時間5月26日(木)18:30~ 是枝裕和監督、ソン・ガンホさん、カン・ドンウォンさん、イ・ジウンさん(歌手名:IU)、イ・ジュヨンさんの5名が公式上映の会場となるPALAIS DES FESTIVALSのレッドカーペットに登場しました。
カンヌの澄み渡る空の下、大勢の取材陣や観客が注目する中、レッドカーペットに歓声と共に迎え入れられたのは、タキシードにサングラスをかけた正装の是枝裕和監督と、同じくタキシードにサングラスの出で立ちでさすがの貫録を見せるソン・ガンホ率いる『ベイビー・ブローカー』チーム。2人に続くのは、ハイブランドのスパンコールタキシードで長身を生かしたスタイルの良さが一段と目を引くカン・ドンウォン。そして、最も注目を集めたのは、胸元にポイントのおかれたオフショルダーのグレーのロングドレスにショーメのアクセサリーでエレガントに登場したイ・ジウン(歌手名:IU)でした。アップにしたヘアスタイルと透明感のあるメイクがその可憐さをさらに際立たせる。さらに、胸元が大きく開いたシンプルな白いロングドレスに身を包んだイ・ジュヨンも横に並ぶ。イ・ジウンはファンサービスに丁寧に応じ、アジア、そしてヨーロッパの観客からはIUコールも起こり、一目見ようと木に登ったり、中には泣きくずれるファンもいて世界的な人気ぶりがうかがえました。
全員が一列に並んだタイミングからは、『ベイビー・ブローカー』の音楽を手掛けたチョン・ジェイルの美しいピアノの旋律にのせ、ゆっくりと階段をあがる監督とキャスト陣。パルムドールを受賞した『万引き家族』の是枝裕和監督と『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホがタッグを組んだ作品ということで、世界から集まったメディアや観客からの注目度は非常に高く、盛り上がりを見せるレッドカーペットとなりました。
会場に向かう直前に心境を聞かれた是枝監督は「毎回持ってくる作品も違いますし、チームも違うので、何度来てもいつも新鮮な思いで臨んでいます。今回は特に会場へ向けての出発場所となるホテルの壁に作品の垂れ幕がかかっているので、ちょっと背筋が伸びる思いです。でも、作品の出来上がりには自分的にとても満足しているので、そんなに何かが負担になったり、過剰な期待をしたり、それで落胆したりという、今回はそこは卒業できたのかなと思っています。あとはみんなと楽しみたいと思います。」と語っていました。
また、レッドカーペット上のインタビューでは、「言葉を越えてつながれたという印象がスタッフともキャストともあるので、自分でも納得ができる作品でまたここに帰ってこられて本当にうれしいです。」「ベイビー・ボックス自体は韓国だけでなく、日本にもあるのですが、今回はベイビー・ボックスがあるなしにかかわらず、生まれてきた命に対して大人たちがどう関われるのか、それを旅を通して描いてみたいなと思いました。」と語り、さらに大好きなケン・ローチ監督と同じようにもう一つパルムドールを獲ってしまうのでは?という質問に対しては「そんなことが起きたら、本当にうれしい」と素直な思いを語りました。
この度、5月10日(火)に本作の撮影が行われた韓国にて制作報告会イベントが開催されました!
<『ベイビー・ブローカー』制作報告会イベント 概要>
■日時:5月10日(火)
■場所:CGV 龍山アイパークモール
■登壇者(敬称略):ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨン、是枝裕和監督(リモートで参加)
本イベントには、主演のソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンといった豪華韓国キャスト陣、さらには日本からのリモート出演で是枝裕和監督も登場!それぞれが『ベイビー・ブローカー』という作品の魅力をはじめ、撮影での思い出や、翌週から開催されるカンヌ国際映画祭にむけての意気込みなどを熱く語り合いました!本作初のイベントということもあって、会場にはマスコミ陣が大勢集まり、監督やキャストに直接質問の出来るQ&Aも挙手の嵐!是枝裕和監督が初めて韓国で映画を制作した最新作の注目度の高さが窺える大盛況のイベントとなりました!
<イベントレポート>
マスコミ陣から大きな拍手とフラッシュの嵐とともに出迎えられた面々。赤ちゃんポストに預けられた赤ん坊を連れ去るベイビー・ブローカーのサンヒョンを演じたソン・ガンホの「個人的に3年ぶりにこういう場で是枝監督の新作と共にご挨拶できるようになり、嬉しいです。ありがとうございます。」という挨拶に続き、サンヒョンの相棒であるドンスを演じたカン・ドンウォン、2人と共に旅をすることになった赤ん坊の母親ソヨンを演じるイ・ジウン(IU)、彼らを検挙しようと尾行を続ける刑事スジン(ペ・ドゥナ)の後輩、イ刑事を演じたイ・ジュヨンもご挨拶。その後、日本からリモートでイベントに参加した是枝裕和監督もモニター越しに「長年の夢が叶って、映画が完成してこの日を迎えられたことを嬉しく思います。」と明かしました。
5月17日(火)より開催される第75回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門への出品決定が決まったことについての想いを聞かれた是枝監督は「あの場所は何度行っても本当に緊張しますし、喜びでもありますし、この作品にとっては本当に最高のワールド・プレミアの場所に選んでいただいたなと思っています。」と並々ならぬ思いを吐露。本作でカンヌ国際映画祭への参加が7回目となるソン・ガンホは「光栄なことにも、素晴らしい監督と役者さんたちのおかげで、このような結果になり、嬉しいです。特に是枝監督の初めての韓国映画演出作ですし、こういう素晴らしい役者さんたちと一緒に行けるようになり、とても嬉しく思います。」とコメントし、カンヌ国際映画祭への参加が初となるイ·ジウン(IU)は「私も本当に光栄に思います。コンペ部門に招待され、人生にこんな日が何度あるか分からないので、(向こうで)一生懸命学び、満喫してきたいです。」、同じく初参加のイ·ジュヨンは「もしかしたら行けるのではないかと考えてはいましたが、実際に参加することができて嬉しいです。先輩たちとジウンさん、監督と一緒にフランスの雰囲気を感じることができるだけでもワクワクしています。」とそれぞれが意気込みを語りました。
本作の企画のはじまりについて問われた是枝監督は「ペ・ドゥナさんは一度映画をご一緒させていただきましたし、ソン・ガンホさんとカン・ドンウォンさんは映画祭でお会いさせていただいたり、日本へ新作のPRイベントで来日された際に上映に花束を持って参加させていただいたり…というような交流をさせていただいておりまして、“いつか映画でご一緒しましょう”という漠然とした言葉を交わしていたんですが、2016年頃にふと思いついたプロットがありまして、これなら自分の頭の中にいる韓国の役者の方々と一緒に映画が作れるのではないかと…その思いつきがきっかけでした。神父の格好をしたソン・ガンホさんが赤ん坊を抱き上げて、すごくいい人に見えるんだけど実は……、そんなワンシーンを最初は思い浮かべていました。」と初期の貴重なプロットの内容とともに今作の企画に至るまでのエピソードを披露。
続いて、作品の紹介を改めて問われ、「赤ちゃんポストというのは日本にも存在していて、前から関心を持っていたんですが。韓国にも同じようなものがあると聞きまして。そこに預けられた一人の赤ちゃんを巡って、そこに善意と悪意が絡まりながら、赤ん坊と一緒にいろんな思惑をもった人間たちが旅をしていく、そういう話にしたいと思って作った映画です。」と説明しました。
イ·ジウン(IU)とイ·ジュヨンのキャスティングの経緯について問われた是枝監督は「コロナの自粛の間に、韓流ドラマを配信で観ることにハマリまして、『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』(※イ・ジウンが出演するドラマ)を観ていたんですが、後半はイ・ジウンさんが登場するシーンはずっと泣いているような状況で、もうこの人しかいないと思って、オファーしました。そして、イ・ジュヨンさんは『梨泰院クラス』(※イ・ジュヨンが出演するドラマ)にもハマって、2周観たのですが、彼女の存在がとても印象的だったので名前を挙げました」とふたりの演技力に惚れ込んでキャスティングに至ったことを明かしました。
演じたドンスというキャラクターについて問われたカン・ドンウォンは「ドンスは少し頑固な面があるんです。ドンス自身が児童養護施設で育ち、使命感をもって子供を養子縁組させる人物で、子供は児童養護施設で育つより家庭で育った方が良いという考えを持ってる人物です。実際、児童養護施設を何度か訪ねて、そこの出身の方々とお話をしたりして、その気持ちを演技に込めようと努力しました。その会話で感じた感情とその方々の悲しみを表現しようとしました。」と役作りのために自ら足を運んでリサーチを重ねたことを明かしました。
サンヒョンを演じるにあたってのこだわりについて問われたソン・ガンホは「カン・ドンウォンよりもっとカッコよく映りたいなと思いました(笑) 劇中ではちょっとカッコよく撮れたと思ったんですけど、今日の彼の衣装を見て、そういう期待はやめることにしました(笑)」と会場の笑いを誘いつつ、久しぶりの再タッグとなったカン・ドンウォンとの共演については「12年前の『義兄弟』で実の兄弟のように演技の相性が良いと感じたので、今回も自然に演じることができました。末っ子の弟と共演する感じで、分析的ではなく本能的なケミストリーを作れたと思います。」と自信たっぷりにコメント。続いて「サンヒョンというキャラクターは、普通にいそうな中年男性で、幸せな人生というよりは順調でない人生と寂しさを感じる人物かなと思います。彼が劇中でやってることは不合理なことで非道徳的なことかもしれないけど、真の部分では純粋で温かい感性を持ち、そういうものに憧れを抱いている、そんな感情が凝縮された人物ではないかと思います。」と分析しました。
是枝監督はそんなソン・ガンホについて演技力や洞察力を絶賛し「演じる人物像のなかに、善も悪も両方入っていて、それがシーンやセリフによって微妙に入れ替わる。色が単色ではない人物描写っていうのが、とても深くて見事だなと。本当に素晴らしいと思って拝見していました。今回のサンヒョンの役も、悪人なのか、善人なのか、見ている人たちが探っていけるような、そういう人物描写にしたいなと思っていました。」と語る。カン・ドンウォンもソン・ガンホとの撮影を振り返り、「個人的には、12年前よりももっと相性がよかったと思います。私もだいぶ成長しましたし(笑)。現場で演じる時もとても相性がよかったですし、私も年を取ったので会話ももっとスムーズにできました。」と明かすと、ソン・ガンホが「成長しましたね。背も伸びたし(笑)」とジョークを飛ばすなど長年の関係からなる仲の良さを見せつけました。
一方、イ・ジウン(IU)は「母親の役は初めてなので、子供の抱き方や、遊んであげるときの振る舞いなど、小さな習慣を自然に見せようとしました。外見的にもあまりやったことがなかったスモーキーメイクやブリーチヘアなど、メイクチームからアイデアをもらいながら役作りをしました。」と外見から役作りにこだわったことを語る。そんなイ・ジウンについてソン・ガンホは「イ・ジウンさんは、とある屋上でのシーンで、役者としてのテクニックもそうですが、感情と気持ちを伝える正確な表現、感情を伝える表現の仕方にとてもインパクトを受けました」と称賛!当時の撮影現場をイ・ジウンも記憶に残っているようで「撮影期間の中でじゃなく、人生の中で一番印象的な瞬間だったと思います。夕日が沈みかけていて、ソン・ガンホさんは撮影が早く終わったのに、私を待っていてくれてました。お疲れさまでしたと挨拶したら、あのシーンをモニターで見たけど、すごくよかったよと言ってくれましたね。そして、ソン・ガンホさんの車は遠ざかって行き(笑)、その光景がとても美しく感動的で、涙が出ちゃいました。親にも自慢しました。」と胸いっぱいの様子で振り返りました。
ペ・ドゥナとのタッグについて尋ねられた是枝監督は「前回ご一緒したときに彼女のお芝居の素晴らしさを痛感していたのですが、今作ではさらに研ぎ澄まされていました。車の中のシーンが多かったのですが、その限定されている中で、ちょっとしたセリフの間とか、振り向くタイミングのコントロールとか、そのようなところであらゆる感情を表現してくる底力のようなものを感じました。」と『空気人形』から更に進化したペ・ドゥナの役者としての魅力を明かしました。
そんなペ・ドゥナとともに刑事役に挑んだイ・ジュヨンは「映画での刑事ってステレオタイプを思い浮かべますが、監督の映画の中の人物には、みんな発見されていない人間性があると感じました。サンヒョンたちを追う時も捜査目的ではなくて、ソヨンが赤ちゃんを捨てなければならなかった事情を知りたがったり、理解してあげたいという感情がイ刑事にはありました。そのような部分をもっと引っ張り出そうとしてくれました。ペ·ドゥナさんとは車内シーンが多かったですが、とても上手にリードしてくれました。漫才コンビのような愉快な雰囲気が出せるように二人でたくさん話しました」と撮影を振り返りました。
様々な巨匠たちとタッグを組んできたソン・ガンホですが是枝監督ならではの部分について問われると、「日本の巨匠監督に対する先入観ですが、緻密で完璧に計算されたディレクションであるとよく耳にしてました。ところが、是枝監督は本当に自由にリラックスさせてくれて、限りなく役者たちの感性を尊重し、引き出してくれて、とても驚きました。やはり巨匠たちはみんな共通してるなと、役者にすべてを任せるんだと思いました。もちろん監督の中では全てが整理されていると思いますが、現場では役者たちの話を聞きたがっていて、とても立派な形の作業でした」と明かしました。
そんな是枝監督は撮影中、スタッフに手紙を書いていたようで、スクリーンには是枝監督の手紙の写真が!
手紙を書いた経緯について尋ねられた是枝監督は「撮影が進んでいくなかで感じたことなどを、言葉が通じない関係なので、できるだけ文字にして伝えていくことで、自分が何を感じているのか、悩んでいることもふくめて、共有して頂いたほうが良いなと思ったので、このような形でスタッフやキャストの皆さんにお手紙を渡させていただいていました」と、コミュニケーションを重視する是枝監督らしいエピソードが明かされました。
昨日発表された第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品決定にあたり、是枝監督のコメントに続き、豪華出演キャストからも喜びのコメントが届きました。
ソン・ガンホ:
カンヌ映画祭への参加は、常にワクワクして楽しいことです。
何より、是枝裕和監督や出演者の皆さんとこの素晴らしい知らせを共有できることを光栄に思い、感謝しています。
カン・ドンウォン:
『ベイビー・ブローカー』はみんなで心をこめて作った作品なので、“カンヌ入選”という意味深い知らせを聞いて、とても有難く思います。
カンヌ映画祭に続いて劇場公開もされるので、観客の皆さんとのひとときを、これまで以上に楽しみにしています。
ペ・ドゥナ:
嬉しく、光栄です。『ベイビー・ブローカー』は、是枝裕和監督と『空気人形』以来12年ぶりにご一緒させていただいた2作目ということで、
すでに私にとって特別な作品になっています。まだ本編を観られていませんが、カンヌのリュミエールシアターで初めて観られたら、とても嬉しいです。
イ・ジウン(IU):
昨年の春、『ベイビー・ブローカー』を撮影している間、沢山のことを教えていただき感謝し魅了されたことを覚えています。
この春も、カンヌ映画祭に招待されたことで再び興奮し、昨年の春と同じように魅惑的なものになるような気がしています。
イ・ジュヨン:
昨年の今頃は全国各地で『ベイビー・ブローカー』の撮影をしていました。そして、再び春が訪れると同時に、
このような嬉しい知らせを聞いて感激しています。楽しく撮影させてもらった『ベイビー・ブローカー』が、沢山の方に届くことを願っています。
昨日解禁されたポスターに続き、カンヌ版のポスタービジュアルが到着しました。
第75回カンヌ国際映画祭は、現地時間5月17日(火)~28日(土)の期間で開催予定となります。
第75回カンヌ国際映画祭(現地時間5/17日(火)~28日(土)開催)【コンペティション部門】へ正式出品することが決定致しました!
是枝監督作品がカンヌ国際映画祭で【コンペティション部門】に選出されるのは、最高賞のパルムドールを受賞した2018年の『万引き家族』から4年ぶり、6回目となります(カンヌ国際映画祭への出品自体は、8回目)。
これまで、2004年『誰も知らない』では主演を務めた柳楽優弥が《最優秀男優賞》を受賞、2013年『そして父になる』では《審査員賞》を受賞、2018年『万引き家族』では《パルムドール》を受賞しています。
パルムドール受賞『万引き家族』の是枝裕和監督×アカデミー賞®受賞『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホ主演で贈る『ベイビー・ブローカー』が、世界にいち早く披露されるこの機会に、是非ご注目ください!
出品決定にあたり、是枝監督からは以下コメントが届いています。
【是枝裕和監督コメント】
6回目だからといって嬉しくないかと言ったらそんなことはありません。異国での、言語や文化の違いを超えた今回の共同作業を高く評価して頂けて、僕だけでなくスタッフ、キャスト皆が報われたとホッとしています。4年ぶりのカンヌ参加になりますが、コロナ禍だけではなく、世界が大きく揺れる時代に映画を作り続けること、そして、世界に届けることの意味を考える良い機会にしたいと思います。
すでに主要キャストとして、『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホ、『MASTER/マスター』のカン・ドンウォン、『空気人形』のペ・ドゥナという韓国を代表する名優に、フレッシュな顔ぶれとして“IU”としても活躍するイ・ジウンの出演が発表されていますが、これに加え、日本を始め世界的にも話題を呼んだ2020年の韓国TVドラマ「梨泰院クラス」で新世代スターの仲間入りを果たしたイ・ジュヨンも出演しています。
日本では、6月全国公開が決定!!続報にご期待ください。
是枝裕和監督の最新作にして、初韓国映画となる『Broker』(原題)が、邦題を『ベイビー・ブローカー』とし、2022年に公開することが決定致しました。
これまで、現代社会やそこに生きる人々を鋭い視点と温かい視線で描き上げ、『そして父になる』(13)でカンヌ国際映画祭の審査員賞受賞、さらに『万引き家族』(18)ではカンヌ最高賞であるパルムドールを受賞するという栄誉に輝き、続く『真実』(19)では、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホークら海外の才能たちと本格的なセッションに踏み出したことでも話題を呼んだ是枝裕和監督。世界中の映画人たちとタッグを組み、新作を生み出していく監督が今回手掛けるのは、韓国の製作・俳優陣と長年温めてきた企画である『ベイビー・ブローカー』。子供を育てられない人が匿名で赤ちゃんを預けていく “ベイビー・ボックス”を巡り、そこで出会っていく人間を描く、オリジナルストーリー。
出演キャストは、アカデミー賞®作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』(19)でも主演を務めたソン・ガンホ、『MASTER/マスター』(16)のカン・ドンウォン、さらに監督とは『空気人形』(09)でもタッグを組んだペ・ドゥナ、“IU”というアーティスト名でソロ活動をするシンガーソングライターで、韓国では老若男女を問わず絶大な知名度と人気を誇るイ・ジウン。
2022年の公開となります。続報にご期待ください。