ビヨン・ボルグとジョン・マッケンローにまつわる質問に答えて頂くだけで、抽選で50組100名様に映画の鑑賞券があたるチャンス!
※テニスユニバースのスクール生の以外の方も応募の対象になります。
詳しくはこちらをご覧ください。
本作の公開直前イベントに「僕のテニスは、この二人の奇蹟の試合から始まった!映画を観ながら僕はウィンブルドンセンターコートで一緒に戦っていた!伝説を感じろ!そして戦え!」と熱いコメントをよせた松岡修造さんが登壇。
今なおテニス界にその名をとどろかせているジョン・マッケンローと20歳の時に対戦した経験を持つ松岡さん、「彼との闘いが今の松岡修造を作った!」と語る熱い男・松岡さんの自身の原点についても熱く語って頂き、さらにテニスについて悩める学生やよしもとNo1テニス若手の芸人バモス!などの観客に対して、松岡さんにその悩みを熱く解決頂きました!
※以下詳細レポート
MCが松岡さんを呼び込もうとすると、突然その前に登場!
自身の情熱を表すかのような赤い色のユニフォームとリストバンド、ラケットを手に突如現れた松岡さんに、テニスファンが終結した会場は笑いと拍手の嵐!そして、松岡さんからお客さんへの「この中でマッケンロー派はいます?」や、高校生に「なんで甲子園行ってないんだよ!」といった飛び込みの質問でイベントはスタート。
Q:当時のボルグとマッケンローについて
松岡さん:「彼らが来ていたユニフォームのFILAは、当時若者が着るのがステイタス、彼らのファッションが世界に通じたというくらい本当に人気の二人だった。」
Q:ウィンブルドンとほかとの違いについて
松岡さん:「ウィンブルドンは聖地。この80年の試合を見て、世界と戦いたいなと思い、僕のテニスをスタートさせた。それまでのテニスに対する魂が変わった試合だった。」
Q:88年、ジャパンオープン準々決勝でのマッケンローとの戦いについて
松岡さん:「センターコートでマッケンローが自分にジャンピングアタックしてきたわけ。でもその時に自分に世界のマッケンローがかかってきたときには、よし!と思ったよね。」
Q:映画について
松岡さん:「この映画を観ると、どれだけのプレッシャーや雰囲気で試合をしているかが分かると思う。みんなも錦織圭を観ててもを中途半端な思いじゃなく、心の底から一生懸命応援しようと思うと思う。」
Q:今年の全米オープンについて
松岡さん:「圭は今年は行けると思う。個人的な意見としてはグランドスラムの4つの大会での優勝を1回獲ると獲り方は変わってくると思うからそのためにも勝ってほしいなと思っているね。そして圭にも見てもらいたいね、この映画」
そして、会場に集まったテニスを学ぶ学生らの「テニスにまつわるお悩み」アドバイスをその場で解決するお悩み相談に的確なアドバイスをする松岡さんに会場はうんうんとうなずきながらも笑いありのお悩み相談となりました。
最後にこの映画について、「マッケンローは心の部分で悩んでいた部分があったというのがこの映画で分かり、イメージが変わる。そして音楽、映像、カメラワーク、の光の使い方。本当に素晴らしい。ひとつだけ言いたいのはこの映画は深いので、本気で観て自分はどの男か、どういう性格をしているのかと思い考える作品だと思う。この映画を通して考えるべき作品だと思う。」とこれから映画を観る観客にメッセージを伝え、大盛況のうちにイベントは幕を閉じました。
■内容紹介
いまだ語り継がれる名試合――1980年ウィンブルドン男子決勝。
その日センターコートに立っていたのは、ウィンブルドン5連覇がかかる絶対王者ボルグと、その言動で物議をかもしていた悪童マッケンローだった。
二人が死闘を繰り広げた約4時間。あの時センターコートで何が起きていたのか?
またあの試合がその後の二人の運命をどう変えていったのか?
両選手の知られざるエピソード、ライバル関係、絆に迫りながら本書はテニス史の中でもひときわ存在感を放つ“70、80年代テニス界”を紐解いていく。
ボルグとマッケンローだけでなく、激動の時代をともに駆け抜けたジミー・コナーズ、ビタス・ゲルレイティス、イリ・ナスターゼ、イワン・レンドル――
彼らのエピソードや、タイブレークなどルールの歴史、NIKEを始めとするスポンサーの参入。そして、いかにしてテニスが“上流階級の娯楽”から“誰もが知る世界的スポーツ”に変わっていったかが細やかに書かれた、テニスファン、スポーツファン必読の一冊。
■書誌情報
邦題:『ボルグとマッケンロー テニスで世界を動かした男たち』
原題:HIGH STRUNG
著者名:スティーヴン・ティグナー(Stephen Tignor)
訳者:西山志緒(にしやま しお)
発売日:2018年8月31日
価格:1,900円(本体価格)
ISBN:ISBN978-4-596-55132-0 C0075
形態:単行本ソフトカバー/392p(本文384p+口絵8p)
「テニスを超えた、人間ドラマだ」(松岡修造氏、本書解説より)