気鋭の映画監督×実力派脚本家
入魂のコラボレーション

『京城学校:消えた少女たち』(15)、『ヨコヅナ・マドンナ』(06)などで独自のスタイルを高く評価され、いまアジアで最も期待される監督の一人であるイ・ヘヨン監督と、『親切なクムジャさん』(05)『渇き』(09)『お嬢さん』(16)をはじめパク・チャヌク作品の脚本を手がける大人気脚本家チョン・ソギョンのコラボである本作は、着想の段階からすでに韓国の映画界で大きな話題を呼んだ。監督は本作のオファーを受けた事に対し「ノワール映画を撮りたいという渇望が高まっていた時に、幸運にも巡り会う事が出来た。ノワールの型を受け継ぎながらも、本作独自の強烈なキャラクターと情緒的な物語で、全く新たな作品を生みだせる手ごたえを感じていた。」と振り返る。チョン・ソギョンとのコラボについても「彼女は一定の枠を持ったハードウェアに、全く新しいソフトウェアを入れて完全にオリジナルな作品を作り出せる、素晴らしく才能溢れる作家だ。それぞれのキャラクターが持つ個性をより研ぎ澄ますことができたのは、彼女の力がかなり大きかった」と語る。