(五十音順・敬称略)
インティマシーコーディネーター
浅田智穂
湿度、お湯の温度、彼らの体温を感じる。 俳優がためらいなく安心して撮影に臨めることで、 観客と作品との距離が縮まると気づく。 温度を感じるほどに。
モデル・タレント
井手上漠
快楽、欲望。人間であれば必要な欲、それを肯定してくれるかのようなストーリー。 エロティシズムで大胆で刺激的で、彼女がどのような選択をして物語が進んでゆくのか、 人生のヒントもくれそうな物語だ。
映画監督・脚本・写真家
枝 優花
『見せかけの楽園』に我々はしばし魅了され、ここが自分の生きる世界だと信じてしまう。 しかしそれが抑圧の成れの果てだと気づいた瞬間もうそこには居られないはずだ。 そうして飛び出した先が、幸か不幸かは自分で決められる。いつだって自由だ。
映画・音楽パーソナリティ
奥浜レイラ
この身体は誰かに差し出すために存在するのではないと、立ち姿で語るノエミ・メルランから目が離せない。 長らく男性の専有物として描かれてきた女性の官能を、50年の時を経て自分たちの手に取り戻すマスターピースだ。
お笑い芸人
蛙亭 イワクラ
こんなにも人の指先に心を奪われて、目でずっと追ってしまう映画は初めてでした。 エマニュエルと出逢って気付いてしまったこの気持ちを解放してしまいたいです。
イラストレーター
クラーク志織
これは、エマニュエルという1人の白人女性を通して描かれた、既存構造からの脱却の物語なのかもしれない。 もう誰も嵐から逃れることはできない。
映画文筆家
児玉美月
中絶が禁じられていた社会における女性の身体を描いた『あのこと』のオードレイ・ディヴァン監督が、 今度は『エマニュエル』で快楽と官能を解放してゆく女性の身体を描く。 ここに一貫してあるのは、女性による主体的なセクシュアリティを懸けた闘争にほかならない。
漫画家
柴門ふみ
新生エマニュエルは「夫人」では無く弱さや脆さを内包した働く女性でした。 本当の自分を探し続ける姿は不器用でかついじらしい。
ライター、編集者
月永理絵
悪名高き「エマニュエル」。 そのあまりに有名すぎる名前を脱ぎ捨てたミズ・アルノーの繰り広げる大冒険に、おおいに笑い、拍手を送りたくなった。権力と金と自由を手にした女は、代わりに失った欲望を再発見しようと、扉の奥を想像し、謎めいた男の跡を追いかける。だが扉の向こうにあるのは空っぽの部屋ばかり。 この肩透かしと裏切りこそが、オードレイ・ディヴァン監督と脚本のレベッカ・ズロトヴスキ、そしてノエミ・メルランの悪戯めいた冒険なのだ。
翻訳者・ライター
野中モモ
“性の解放” が容易く搾取に結びついてしまうこの世界で、女の官能はいかに表現できるか? この映画は私たちにたくさんの問いを投げかける。
弘兼憲史
前作の「エマニエル夫人」とは全く違う、強さを持ったエマニュエルを見た。 最高級ホテルの非日常空間と、香港の裏通りに潜む怪しいエロティシズムにグイグイ引き込まれる。
小説家
宮木あや子
ファーストクラスのトイレで死ぬほどつまんなそうにセックスしてた会社員が、 香港の下町で庶民とのめっちゃ楽しいセックスを知っちゃう話。
アダルトメディア研究家
安田理央
1974年のシルビア・クリステル以降、何人もの「エマニュエル」が登場したが、 ノエミ・メルランは間違いなくその中でも最も美しく、コケティッシュだ。
ゆにばーす はら
エマニュエル夫人がある人物と自慰行為をしてみる初々しいシーンが1番衝撃的で刺激的でした。 カメラを通してみている感覚を忘れるくらいリアルで生々しくて感覚を研ぎ澄まされました。 もし個室だったら自分もしていたと思います。
著述家・プロデューサー
湯山玲子
オシャレなエロスエンタメを期待すると、刺激的な裏切りにあう、 時代が待ち望んでいた男と女の性愛の今、そしてこれから。
COMMENTS
(五十音順・敬称略)
インティマシーコーディネーター
浅田智穂
湿度、お湯の温度、彼らの体温を感じる。
俳優がためらいなく安心して撮影に臨めることで、
観客と作品との距離が縮まると気づく。
温度を感じるほどに。
モデル・タレント
井手上漠
快楽、欲望。人間であれば必要な欲、それを肯定してくれるかのようなストーリー。
エロティシズムで大胆で刺激的で、彼女がどのような選択をして物語が進んでゆくのか、
人生のヒントもくれそうな物語だ。
映画監督・脚本・写真家
枝 優花
『見せかけの楽園』に我々はしばし魅了され、ここが自分の生きる世界だと信じてしまう。
しかしそれが抑圧の成れの果てだと気づいた瞬間もうそこには居られないはずだ。
そうして飛び出した先が、幸か不幸かは自分で決められる。いつだって自由だ。
映画・音楽パーソナリティ
奥浜レイラ
この身体は誰かに差し出すために存在するのではないと、立ち姿で語るノエミ・メルランから目が離せない。
長らく男性の専有物として描かれてきた女性の官能を、50年の時を経て自分たちの手に取り戻すマスターピースだ。
お笑い芸人
蛙亭 イワクラ
こんなにも人の指先に心を奪われて、目でずっと追ってしまう映画は初めてでした。
エマニュエルと出逢って気付いてしまったこの気持ちを解放してしまいたいです。
イラストレーター
クラーク志織
これは、エマニュエルという1人の白人女性を通して描かれた、既存構造からの脱却の物語なのかもしれない。
もう誰も嵐から逃れることはできない。
映画文筆家
児玉美月
中絶が禁じられていた社会における女性の身体を描いた『あのこと』のオードレイ・ディヴァン監督が、
今度は『エマニュエル』で快楽と官能を解放してゆく女性の身体を描く。
ここに一貫してあるのは、女性による主体的なセクシュアリティを懸けた闘争にほかならない。
漫画家
柴門ふみ
新生エマニュエルは「夫人」では無く弱さや脆さを内包した働く女性でした。
本当の自分を探し続ける姿は不器用でかついじらしい。
ライター、編集者
月永理絵
悪名高き「エマニュエル」。
そのあまりに有名すぎる名前を脱ぎ捨てたミズ・アルノーの繰り広げる大冒険に、おおいに笑い、拍手を送りたくなった。権力と金と自由を手にした女は、代わりに失った欲望を再発見しようと、扉の奥を想像し、謎めいた男の跡を追いかける。だが扉の向こうにあるのは空っぽの部屋ばかり。
この肩透かしと裏切りこそが、オードレイ・ディヴァン監督と脚本のレベッカ・ズロトヴスキ、そしてノエミ・メルランの悪戯めいた冒険なのだ。
翻訳者・ライター
野中モモ
“性の解放” が容易く搾取に結びついてしまうこの世界で、女の官能はいかに表現できるか?
この映画は私たちにたくさんの問いを投げかける。
漫画家
弘兼憲史
前作の「エマニエル夫人」とは全く違う、強さを持ったエマニュエルを見た。
最高級ホテルの非日常空間と、香港の裏通りに潜む怪しいエロティシズムにグイグイ引き込まれる。
小説家
宮木あや子
ファーストクラスのトイレで死ぬほどつまんなそうにセックスしてた会社員が、
香港の下町で庶民とのめっちゃ楽しいセックスを知っちゃう話。
アダルトメディア研究家
安田理央
1974年のシルビア・クリステル以降、何人もの「エマニュエル」が登場したが、
ノエミ・メルランは間違いなくその中でも最も美しく、コケティッシュだ。
お笑い芸人
ゆにばーす はら
エマニュエル夫人がある人物と自慰行為をしてみる初々しいシーンが1番衝撃的で刺激的でした。
カメラを通してみている感覚を忘れるくらいリアルで生々しくて感覚を研ぎ澄まされました。
もし個室だったら自分もしていたと思います。
著述家・プロデューサー
湯山玲子
オシャレなエロスエンタメを期待すると、刺激的な裏切りにあう、
時代が待ち望んでいた男と女の性愛の今、そしてこれから。