Production Note
プロダクション ノート

プロ並みのピアノの腕を持つ俳優を起用
 コズメ・マクムーン役には、演技だけではなく、本当にピアノが弾ける役者が求められた。10歳の頃からピアノを弾いていたサイモン・ヘルバーグをメリルが絶賛する。「彼のことはほとんど知らなかったけど、すぐに意気投合したわ。本当に面白くて、頭が良い人なの。サイモンが登場すると、映画がイキイキするわ。彼はコミカルな演技も素晴らしいのに、難しいピアノ曲も弾きこなすのよ。スティーヴンの言う通り、ピアノが弾ける俳優がいなければこの映画は完成しなかったと思うわ。演奏しながら、部屋の中で起こっていることに反応しなくてはならないのだから、サイモンは天才ね。」  ヒューも「コンサートを開けるレベルの名ピアニストだ! 彼が本当にピアノを弾いていることをわかってほしいね」と付け加える。