Production Note
プロダクション ノート
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衣装デザイナーには、コンソラータ・ボイルが選ばれた。フローレンスの衣装について、ボイルはこう語る。「フローレンスは少女の心を持ち続けていたから、普段着には子供っぽい要素があるわ。一方で、一流のパフォーマーだったから、舞台の彼女のコスチュームは惚れ惚れするほど華麗よ。洗練されたものではなかったけれど、そのインパクトで人の目を引き付けたわ。」
メリルは、「フローレンスの着る服は、人生への讃歌なの」と語る。「コンソラータは、バイアスカットやシルクの生地、流れるようなラインの30年代初期のファッションを用意したの。フローレンスが若かった頃に流行った服装だという目の付け所が、本当に気が利いているわ。」