ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄

償い続けろ、この怨念が消えるまで。

ハロウィンの夜、子どもたちがさらわれる。父親がたどりついた恐怖の真相とは――

10月22日(土)渋谷シネパレスほか全国順次ロードショー

主演:ニコラスケイジ/ペイザゴースト/原題:Pay the Ghost

Introduction

 ニコラス・ケイジ!
 『ナショナル・トレジャー』シリーズなど70本を超える出演作で、冒険家、科学者から天使まで、多彩な役柄でコアなファンを獲得してきたハリウッドきってのトップスター。時には犯罪や人災・天災から愛する者を守り、時には魔法使いや悪魔をも敵に回して戦ってきた怖いもの知らずのこの男が今回挑んだのは、ハロウィンのお祭り騒ぎの裏に秘められたダークな物語を描く絶叫エンタテインメント!

 ニューヨークに暮らす一家の幼いひとり息子が、ハロウィンの夜、謎めいたひとことを残して失踪する。必死に行方を探す父親を阻む、身の毛もよだつ超常現象! 果たしてこれは悪霊の成せる業なのか!?

 共演にTVシリーズ「プリズン・ブレイク」のサラ・ウェイン・キャリーズ。子役ジャック・フルトンは本作でジョーイ賞を受賞し、熱い注目を集めている。監督はマドンナ主演の問題作『BODY/ボディ』(92)のウーリー・エデル。 音楽はサム・ライミ監督の伝説的傑作ホラー『死霊のはらわた』(81)のジョゼフ・ロドゥカ。撮影はアカデミー賞3部門受賞に輝いた『セッション』(14)のシャロン・メールが手がけ、クリーピーな世界観を創りあげている。

Story


ニューヨークの大学で教鞭をとるマイク(ニコラス・ケイジ)は、ハロウィンの夜、7歳の息子チャーリー(ジャック・フルトン)にねだられ、祭り見物に出る。ところがチャーリーは、「ゴーストに償ってくれる?」と謎めいたひとことを残し、突然姿を消してしまう。

ところがチャーリーは、「霊(ゴースト)に償ってくれる?」と謎めいたひとことを残し、突然姿を消してしまう。チャーリー失踪から1年、手がかりを必死に探し続けるマイクの周辺に、次々に怪異な現象が起こる。

マイクは駆り立てられるようにして疎遠になった妻クリステン(サラ・ウェイン・キャリーズ)と再会。

共に恐るべき一連の手がかりを暴きながら、必死に息子の捜索を続け、やがて恐るべき事実にたどりつく。毎年ハロウィンに子供たちの失踪事件が起きていること、そしてその子たちは決して帰ってこないということ。果たして何者の仕業なのか?それは悪霊の誘いか、それともチャーリーからのメッセージか?

Cast


1964年生まれ。アメリカ/カリフォルニア州出身。オスカー俳優であり、アクション、ドラマ、コメディ等あらゆるジャンルにおいて強烈な印象を残す最も多才な俳優のひとりである。叔父は映画監督のフランシス・F・コッポラ。15歳から演技を始め、『初体験/リッジモント・ハイ』(82)で映画デビュー。『月の輝く夜に』(87)でゴールデングローブ賞最優秀主演男優賞にノミネート、90年度カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作『ワイルド・アット・ハート』に主演、そして『リービング・ラスベガス』(95)で米アカデミー賞主演男優賞を受賞し、さらにゴールデングローブ賞、ニューヨーク/ロサンゼルス/シカゴの映画批評家協会賞および全米映画批評会議賞の最優秀主演男優賞も受賞するなど、ハリウッドを代表するスターとなった。02年には『SONNY ソニー』で監督デビューを果たす。

その他の主な出演作に、『ザ・ロック』(96)、『コン・エアー』(97)、『フェイス/オフ』(97)、『60セカンズ』(00)、『天使のくれた時間』(01)、『アダプテーション』(02)、『ナショナル・トレジャー』(04)、『ロード・オブ・ウォー』(05)、『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』(07)、『ゴーストライダー』(07)、『NEXT -ネクスト-』(07)、『バンコック・デンジャラス』(08)、『バッド・ルーテナント』(09)、『ノウィング』(09)、『キック・アス』(10)、『ハングリー・ラビット』(11)、『ブレイクアウト』(11)、『ゲットバック』(12)、『ゴーストライダー2』(12)、『フローズン・グラウンド』(13)、『トカレフ』(14)、『ラスト・リベンジ』(14)、『レフト・ビハインド』(14)、『コンテンダー』(15)などがある。

今後の出演作には、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、シェイリーン・ウッドリーと共に出演するオリバー・ストーン監督作『Snowden』(16)、ラリー・チャールズ監督の風刺コメディ『Army of One』(16)、『USS Indianapolis: Men of Courage』(16)などが控える。

また、2013年より、国連薬物犯罪事務所(UNODC)の親善大使に再任命され、2期目の任期(2年)を務めており、国際組織犯罪の撲滅を訴えている。UNODCの使命により、ウガンダのグルーや、ケニアのモンバサ、ナイロビなどを訪問。子ども兵や、ギャングのメンバー、囚人、ケニア人の判事らと面会して、人身売買や、児童奴隷、誘拐などの犯罪の根絶を訴えた。人権擁護団体のアムネスティ・インターナショナルの支援も行っている。


1977年生まれ。アメリカ/イリノイ州出身。子供時代のほとんどをハワイ州ホノルルで過ごした。TVドラマ「プリズン・ブレイク」(05-09)の医師サラ・タンクレディ役、「ウォーキング・デッド」(10-13)の主役リック・グリムス(アンドリュー・リンカーン)の妻、ローリ・グリムス役等、数多くのTVドラマでメインキャストとして活躍。逆境の中で強く生きる、独立心旺盛な女性を演じている。 主な出演作に、『聖なる予言』(06・未)、『フェイシズ』(11)、『イントゥ・ザ・ストーム』(14)などがある。

今後の出演作には、『The Other Side of the Door』(06)、『This Is Your Death』(16)、TVドラマ「プリンズンブレイク」の続編「Prison Break: Sequel」(17)が控える。


1965年生まれ。ドイツ/ゾーリンゲン出身。ミュンヘン大学でドイツ文学、心理学、演劇を学んだのちに、女優を志す。ドイツのショービズ界でもっとも影響力のある女性の1人。

ヒットコメディ『The Super Wife』(96・未)で主役を演じてブレイクを果たす。その後もオスカーノミネート作品『Schtonk!』(92・未)、ジョン・マルコヴィッチ主演の『クリムト』(06)などのヒット作に出演を続け、ドイツでの人気を確立。TVドラマにも精力的に出演しており、「The Manns」(02)ではエミー賞を受賞している。

その他の主な出演作に、『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』(13)、サイモン・ペッグ主演の『しあわせはどこにある』(14)などがある。 今後の公開作には、ヴェルナー・ヘルツォーク監督作『Salt and Fire』(16)で主演。共演はマイケル・シャノン、ガエル・ガルシア・ベルナルら。

カナダ/トロント出身。2012年よりCMやTVドラマに出演。

主な出演作に、『ディーン、君がいた瞬間』(15)、『ピクセル』(15)、『ルーム』(15)などがある。

今後の出演作にジェームズ・フランコ主演作『Everything Will Be Fine』(15)など。エルヴィス・プレスリーをこよなく愛する。

Staff


1947年生まれ。ドイツ/ノイエンブルク出身。デヴィッド・ボウイ出演『クリスチーネ・F』(81)、アメリカ進出作のジェニファー・ジェイソン・リー出演『ブルックリン最終出口』(89)で監督としての名声を得る。 アメリカとドイツの両国でバランスよく活動しており、映画に加え「ツイン・ピークス」、「ホミサイド/殺人捜査課」、「OZ/オズ」のエピソードの監督などTVドラマも数多く手がけている。 その他の監督作に、マドンナ主演の『BODY/ボディ』(93)、2009年の米アカデミー賞で外国語映画賞にノミネートされた『バーダー・マインホフ 理想の果てに』(08)などがある。

スリラージャンルを得意とする。これまで担当した作品に、トニー・ジグリオ監督の『ティンバー・フォールス(原題)/Timber Falls』、今後の待機作にピアース・ブロスナン主演、ジョン・ムーア監督『I.T.(原題)』(16)、 TVドラマでは『ザ・リング』(02)、『THE JUON/呪怨』(04)の製作を手がけたダグ・デイヴィソンの新作「The Diabolic」などがある。

ハリウッド・ギャング・プロダクションの幹部であったが、後述のニコラス・シャルティエ氏が設立したヴォルテージ・ピクチャーズが大作の製作を開始したことにより、2011年より同社に参画し製作部門でパートナーを務める。 製作総指揮として携わった作品に、『300 〈スリーハンドレッド〉』(06)、『インモータルズ -神々の戦い-』(11)、ロバート・レッドフォード監督『ランナウェイ/逃亡者』(12)、『300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜』(14)、製作として携わった作品に、『パパが遺した物語』(15)がある。

2005年にヴォルテージ・ピクチャーズを設立し、世界的にファイナンシング、セールス、製作事業を展開。これまで150本以上の映画を手がけている。自社製作第1弾作品の『ハート・ロッカー』(08)は2009年米アカデミー賞で作品賞を含む6部門を受賞した。 製作を担当した主な作品には『ダラス・バイヤーズクラブ』(13)『ランナウェイ/逃亡者』(12)、『バレット・オブ・ラヴ』(13)、ジョセフ・ゴードン=レヴィットが監督『ドン・ジョン』(13)、『ドローン・オブ・ウォー』(14)、『パパが遺した物語』(15)がある。

ニューヨーク市立大学ブルックリン校卒業。カリフォルニア州サンタモニカ在住。 ブルックリン出身のルーツに恥じず、アグレッシヴで実際的なブルーカラー的製作としての評判を獲得している。ロサンゼルスに移住したのちに低予算映画の制作を開始。 製作総指揮として携わった作品に『バレット・オブ・ラヴ』(13) 、テリー・ギリアム監督作『ゼロの未来』(13)、『ドローン・オブ・ウォー』(14)、製作を担当した主な作品には『キラー・スナイパー』(11)などがある。

イスラエル生まれ。アメリカン・フィルム・インスティチュートで学ぶためにロサンゼルスに移る。卒業後、『さよなら、僕らの夏』(04)、『コーチ・カーター』(05)、『ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト -鮮血の美学-』(09・未)、『スパイラル ~危険な関係~』(11・未)など多岐にわたる作品を撮影する。故郷に戻って撮影した『Up the Wrong Tree』(13)でイスラエル映画アカデミー賞にノミネートされた。

イギリス/ロンドン生まれ。チェルシー・カレッジ・オブ・アーツを卒業。90年代後半にカナダに移住したのちに、プロダクションデザイナーとして本格的に活動を始める。主な作品にジョージ・A・ロメロ監督作『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』(07・未)、ジョン・カサー監督作『ポセイドン』(01・未)などがある。

アメリカ・デトロイト生まれ。『死霊のはらわた』(81)でデビューして以来、サム・ライミ監督の盟友として知られ、数々の映画やTVドラマの音楽を作り上げている。

アメリカ・オクラホマシティ出身。オクラホマ大学で放送・ジャーナリズム、映画を学ぶ。これまで手掛けた作品に『リンカーン弁護士』(11)、『アンダーワールド 覚醒』(12)、『ランナーランナー』(13)などがある。最新作はブライアン・クランストン主演の『The Infiltrator』。

カナダ・オンタリオ出身。トロント大学で学ぶ。90年代よりTVドラマを中心に衣装を手がけ、近年ではマッツ・ミケルセン主演のTVドラマシリーズ「ハンニバル」の衣装デザイナーとして活躍。