エン役には、舞台「夜中に犬に起こった奇妙な事件」でトニー賞を受賞したアレックス・シャープが選ばれた。ミッチェルとプロデューサーはシャープがこの役に相応しいとわかっていたが、ゲイマンにとっては、思いもかけない発見だったと言う。「アレックスの演技は完全に美しい。彼は傷つきやすく同情を誘いながら、同時に生意気だ。彼のことが好きになり、引き込まれたよ。」
シャープは、脚本に惚れ込んだと語る。「信じられないほどバカげていると共に、すごく美しい話だと思った。SF、成長物語、ロマンス、コメディ、そしてドラマ。これらすべてが詰まっていた。これだけの要素が入った脚本に出会うことは滅多にないので、ワクワクしたね。」