COMMENT

本当に面白い映画でした。一筋縄では行かない西部劇。先がまったく読めない追跡劇。最後まで画面から目が離せませんでした。そして、ジョン・C・ライリーが、とても良い!
いのうえひでのりさん
(劇団☆新感線 主宰・演出家)
感心した。西部劇という乾いた映像世界に新たな叙情を創り出した。
黒川博行さん
(作家「後妻業」)
西部劇?サスペンス?はじめから少しずつ予想を裏切られていった。これは、シスターズ兄弟の兄弟愛の物語。普遍的な「家族」の物語。そして、ジョン・C・ライリーの「初めての歯磨き」がなんとかわいいこと!おじさん達が燃えて萌える映画。
豊竹咲寿太夫さん
(文楽・太夫)
仕事柄、セットや小物類のこだわりに目が行きました。そのような描写はこの時代の人間の「知恵」を感じさせフィクションの世界の彼らが実在するかのような錯覚を与える手助けをしてくれます。
野田サトルさん
(漫画家 「ゴールデンカムイ」)
すぐ傍まで文明が押し寄せている西部開拓時代に、あえて荒野を目指す兄弟の姿は、そのまま欲望と理性、未開と文明とを象徴している。
乃南アサさん
(作家「凍える牙」)
予想を遙かに超える出来。風変わりな四人の織り成す、意外にも青春のような友情と兄弟愛に満ちた、感動の物語。多彩な仕掛けを秘めながら、リアリズムに徹した演出も見事。
松岡圭祐さん
(作家「万能鑑定士Q」)
黄金への欲が結んだありえない4人の絆。芸達者な4俳優が醸し出す、西部劇らしからぬ湿気タップリの関係性に悶悶♡
よしひろまさみちさん
(映画ライター)
(50音順)