1976年7月24日、フランス生まれ。フランス国立高等演劇学校で学んだのち、コメディアンとしてキャリアをスタートする。以後、役者としても活躍の幅を広げ、『Angèle et Tony』(10)でセザール賞の最優秀新人男優賞を受賞。その後も、『マリー・アントワネットに別れをつげて』(12)や、フランスでブームを巻き起したスリラードラマの「リターンド/RETURNED」(12・TV)に出演。フランス版の「アルジャーノンに花束を」(14・TV)でも主演を務めるなど、国内で抜群の知名度を誇る。
【ミシェル・クルノー Michel Cournot】
ヌーヴェル・オブセルヴァトゥール紙の書評家で映画評論家。のちにル・モンド紙の演劇評論家。彼の論評は待ち望まれていると同時に恐れられてもいた。『青い恋人たちの詩』では監督・脚本を手掛けている。著作もいくつかあり、「Au cinéma」(03)など著作も発表している。