Harvey Keitel

ハーヴェイ・カイテル:ミック・ボイル

1939年5月13日、アメリカ・ニューヨーク生まれ。
オフブロードウェイの舞台に立っている頃、マーティン・スコセッシ監督と知り合い、1968年監督の長編映画デビュー作『ドアをノックするのは誰?』(未)で映画デビュー。その後も『ミーン・ストリート』(73)、『タクシードライバー』(76)と、スコセッシ作品で存在感を発揮する。その他『アリスの恋』(74)、『スモーク』(95)などのエッジの効いた演技で、今も見る者を魅きつける。『地獄の黙示録』(79)の降板によりハリウッドから敬遠された時期もあったが『バグジー』(91)でアカデミー賞®助演男優賞にノミネート、また翌1991年には出演と製作補を兼任したクエンティン・タランティーノ監督『レザボア・ドッグス』により映画俳優としての地位を完全に取り戻した。続くタランティーノ監督作品『パルプ・フィクション』(94)でも好演。その他の出演作品は『テルマ&ルイーズ』(91)、『ピアノ・レッスン』(93)、『ユリシーズの瞳』(95)、『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(96)『ナショナル・トレジャー』(04)『グランド・ブダペスト・ホテル』(13)などがある。現在、アル・パチーノとエレン・バースティンと共同でアクターズ・スタジオの学長を務めている。