ヴィゴ・モーテンセン
トニー・“リップ”・バレロンガ

1958年、アメリカ、ニューヨーク州生まれ。父はデン マーク人、母はアメリカ人。ピーター・ジャクソン監督の世界的大ヒット作『ロード・オブ・ザ・リング』三部作 (01/02/03)のアラゴルン役で高い人気を獲得する。その後、デヴィッド・クローネンバーグ監督の『イースタン・プロミス』(07)で、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞にノミネートされ、同監督の『危険なメソッド』(11)でもゴールデン・グローブ賞にノミネートされる。さらに、『はじまりへの旅』(16)で、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞にノミネートされ、他に並ぶ者のない個性派俳優の地位を確立する。
その他の出演作は、『サイコ』(98)、クローネンバーグ監督の『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(05)、『善き人』(08)、ジョン・ヒルコート監督の『ザ・ロード』(09)、『偽りの人生』(12)、『ギリシャに消えた嘘』(14)、『涙するまで、生きる』(14)、『約束の地」(10)など。

本名:
トニー・バレロンガ

1930年、アメリカ、ニューヨーク州ブロンクス生まれのイタリア系アメリカ人。10代の頃から知り合いだったドロレスと結婚し、二人の息子に恵まれる。世界的に有名なニューヨークのナイトクラブ、コパカバーナに12年間勤める。その間に培った人脈から『ゴッドファーザー』(72)で俳優デビューを果たし、それからも『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(85)、『グッドフェローズ』(90)、『フェイク』(97)、大ヒットTVシリーズ「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」(01~07)などに出演する。1999年に妻に先立たれ、2013年1月4日、82歳で亡くなる。