NEWS | 映画『箱の中の羊』公式サイト
息子7歳、ヒューマノイド。映画『箱の中の羊』監督脚本:是枝裕和×綾瀬はるか×大悟(千鳥) 5.29 FRI 公開
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坂東祐大が音楽を手がける、『箱の中の羊』の
オリジナル・サウンドトラックが5月29日(金)より発売決定!

本作のオリジナル・サウンドトラックが、公開初日の5月29日(金)に発売されることが決定しました。
本作品の劇中音楽は作曲家の坂東祐大によって全編フィルムスコアリングで作曲され、人間とヒューマノイドなど異なる存在が交錯するなかで移ろいゆく家族の関係性をチェロ、声、オーケストラの3つの軸で描き出します。
これまで数々の映像作品の音楽を手がけてきたなかでも、本作品が初めて単独で務める映画作品となった坂東祐大のコメントをご紹介します。
- 坂東祐大 コメント
- 『箱の中の羊』は、是枝裕和監督との仕事として最初に完成した映画であり、全ての音楽を私自身が単独で手がけた初めての映画となりました。
今作の音楽は大きく三つの軸で構成されています。チェロ、声、オーケストラ——木、ヒューマノイド、人智を超えたものを、それぞれ象徴します。一部例外はありますが、この三者が有機的に絡み合いながら音楽は展開していきます。
録音まで終えながら使われなかった音楽も多くあり、本アルバムにはそのアウトテイクの他、映画本編の音楽とは異なる展開を持つOriginal Soundtrack Versionも収録しました。
この音楽集は、音楽作品単体としても楽しめるよう再構成しています。また、僭越ながら、Ensemble FOVEのこれまでの録音の中でも、屈指の名演が収められていると感じております。映画をご覧になった方も、これからご覧の方も、音楽作品としても味わっていただけたら嬉しいです。
オリジナル・サウンドトラックでは、劇中音楽および本編では使用されなかった楽曲集より厳選した全31曲を収録いたします。
作品全体を通して幹となるチェロ独奏は深い音楽性を誇る名手・伊東裕が務め、オーケストラは坂東祐大が主宰するEnsemble FOVEによる演奏で収録されています。また、声においてはLondon Voicesや杉並児童合唱団、涂櫻(ト サクラ)をはじめとする複数の演奏者による歌唱を基にヒューマノイドの存在を深く印象付けます。
他にも、現代ジャズを牽引するドラマーの石若 駿やピアニストの梅井美咲など豪華な実力派ミュージシャンによる演奏で構成されています。ぜひご期待ください。
「箱の中の羊」オリジナル・サウンドトラック
アーティスト:坂東祐大
発売日:2026年5月29日(金)
価 格:3,500円(消費税込)
品 番:COCP-42709
発売元:日本コロムビア
第79回カンヌ国際映画祭【コンペティション部門】 正式出品決定!本ポスターも解禁!


この度、『箱の中の羊』がフランス時間5月12日(火)~23日(土)開催予定の
第79回カンヌ国際映画祭の【コンペティション部門】に見事選出され、正式出品が決定致しました。
是枝監督作品がカンヌ国際映画祭で【コンペティション部門】に選出されるのは、2023年の『怪物』以来3年ぶり、8回目の選出となります(カンヌ国際映画祭への出品自体は10回目です。)
出品決定にあたり、是枝監督、主演の綾瀬はるか・大悟(千鳥)から、以下コメントが届きました!
- 是枝裕和監督 コメント
- 苦楽を共にしたスタッフ、キャストと一緒にまたあの場所に立てることをまずは喜びたいと思います。久しぶりのオリジナル脚本でもあり、この作品が何を描こうとして、どこに辿り着いたのか?まだ自分でもはっきりとは掴めていないのですが、作品にとっては最高のお披露目の場を頂けたので、船出をしっかり見届けたいと思います。
- 綾瀬はるか コメント
- 是枝監督をはじめスタッフの皆さん、
大悟さんをはじめキャストの皆さんと一緒に作り上げたこの作品が、
カンヌ国際映画祭という特別な場所で、世界中の方々にご覧いただけることを、大変光栄に思います。
そして『箱の中の羊』が皆さんの心に響く作品になることを願っています。
- 大悟 コメント
- カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品が決まった事、大変嬉しく思います。
是枝監督をはじめ、出演者、全スタッフさんのお陰です。
この映画に関わった全ての人、本当におめでとうございます!
僕的にはメチャクチャラッキー!
大棚ぼた。綾瀬はるかさんとのフランス旅行楽しみです!
『箱の中の羊』追加キャスト&スタッフ情報解禁!
これまで、主演の綾瀬はるか&千鳥の大悟に加え、桒木里夢の出演が発表されてきましたが、このたび追加キャスト&スタッフを解禁いたします。
綾瀬はるか演じる音々の妹:小滝亜利寿(こたき ありす)役に、清野菜名。大悟演じる健介の経営する工務店タマケンの従業員:日高玄(ひだか げん)役に、寛一郎。ヒューマノイドの翔に接触する少年:今野詩季(こんの たくと)役に、柊木陽太。音々に新居の建設を依頼する羽野(はの)夫婦の夫:潤一(じゅんいち)役に、東京03の角田晃広。妻:佳澄(かすみ)役に野呂佳代。甲本夫婦がRE birth社で出会うヒューマノイドを息子に迎えた母親役に、星野真里。ヒューマノイドサービスを展開するRE birth社のエンジニア役に、中島歩。音々の母:西村信代(にしむら のぶよ)役に余貴美子。タマケンの熟練工:山縣昭男(やまがた あきお)役に田中泯。是枝組常連キャストから、初参加キャストまで作品を支える魅力あふれる豪華な俳優陣が集結しました。
本作の音楽を手がけるのは、国内外で注目を集め、現代音楽から映画・ドラマ、ポップスまでを縦横無尽に駆け巡る坂東祐大。坂東が紡ぎ出す繊細で温かみのある音楽は、人間とヒューマノイドという二つの存在を一つの物語へと編み上げ、作品の世界観をより深く、より美しく印象づけています。
さらに追加キャスト&スタッフのコメントも到着しました。

- 清野菜名
- 脚本を読んだ時、ヒューマノイドが家族に加わることでの葛藤や喜び。だけど埋められない寂しさもあるんだと、胸が締めつけられました。監督からは「セリフを言いきらなくても、やり取りを受けて先に進んでいい」とお話しいただき、自分は型にハマりすぎていたんだ。もっと自由でいいんだと気づかされました。是枝組の現場では、役者が常に動いていて、流れによってセリフも変わっていくこともあります。それはすごくリアルで、とにかく新鮮な感覚でした。
- 寛一郎
- 是枝組への参加は初めてですが、一観客として新作が作られることでも幸福なのに、自分も出演することができるなんて、「ご褒美」のような、毎日が楽しみな現場でした。
大悟さんは、実際お会いすると、とても色っぽくて。現場では「後ろ姿がいい」「背中がいい」と監督はじめ撮影スタッフの皆さんに言われていたのが印象に残っています。綾瀬さんは天然で不思議な雰囲気のある方ですが、すごく求心力がある方で。大悟さんと綾瀬さんの普段のやりとりが家族のような、そんな一瞬がありました。
- 柊木陽太
- 『怪物』に続いての是枝組の現場だったので、スタッフさんには懐かしい方も多く、変わらないあたたかい雰囲気に家に帰ってきたような気持ちになりました。前回は一番年下でしたが、今回は年下の子たちと一緒に撮影することも多く、お兄ちゃんとしてみんなを引っ張る気持ちで演じていました。みんな元気がよく、いつもくっついてくるので、ヒューマノイド役の白いメイクが衣裳につかないように「ちょっと待って」とやり取りしたのも楽しい思い出です。
- 角田晃広
- 変わらず、穏やかな中で皆さんがプロのお仕事をされている、という現場でした。
私は、家の建築を依頼する夫の役でしたが、色々な現場でご一緒している野呂さんとの夫婦役はいい意味で緊張感なく安心してできました。家づくりにおいては「女性は未来を、男性は過去を向く」という監督の言葉が印象的でした。
- 野呂佳代
- またご一緒できることがとても嬉しかったです。現場は、みんなが素直な気持ちでお芝居に向き合えているような不思議な空気があって、とても心地よい時間でした。AIなど現代の社会的なテーマが「是枝監督の映画になるとこういう世界になるんだな」と感じながら脚本を読みました。私と角田さんが出てきたシーンで「おっ」と思っていただけたら嬉しいです。
- 星野真里
- 久しぶりに是枝組に参加することができ、前回に続き今回も夢のような時間でした。撮影前には大きく感情を揺さぶられ、現場ではただ素直に存在させていただいた感覚です。脚本はとても難しく感じましたが、人生も同じように分からないことばかりだからこそ、ただ生きるしかないのだと感じました。息子役の惺奏さんの高いプロ意識にも大きな刺激を受け、学びの多い現場でした。
- 中島歩
- 是枝監督作品への参加は「阿修羅のごとく」に続き二度目ですが、またしれっと参加させていただいていることがにわかに信じがたいです。俳優をはじめた時の自分に教えてあげたいです。人間をロボットのように、ロボットを人間のように見せるためにどうすればよいか、監督はじめみんなで思案しているのが興味深かったです。ちなみに僕の役は人間です。たぶん。
- 余貴美子
- 是枝裕和監督は隣のおじちゃまみたいに本当に優しい方。現場で「じゃあこれも」と急にセリフが増えた時には少しおたおたしましたが、常にみんなで相談しながらチームで映画を作っている感覚がありました。
ヒューマノイドを通して、人の死や存在について考える時間にもなりました。
- 田中泯
- 台本を読ませていただいて、これはとても大切な映画だと確信し、「出たい!」と無理やり入っていって出していただいたような(笑)。本当に出演できて幸せでした。ありがとうございます。
- 音楽:坂東祐大
- まさかの二作連続で是枝組に参加させていただくことになりました。
チェロの独奏から、オーケストラ、合唱まで丁寧に作り込んでいます!
監督の描くヒューマノイドとある夫婦との変化し続ける関係性を、音楽でも繊細に表現できたらと思っております。お楽しみに。
映画『箱の中の羊』制作&主演決定!
この度、是枝裕和 原案・監督・脚本・編集のオリジナル映画 『箱の中の羊』 が、2026年に全国公開が決定しました!
さらに、この物語を紡ぐ重要な夫婦を演じる主演2人の情報も解禁!ヒューマノイドを息子として迎え入れることになった建築士の甲本音々(こうもとおとね)役を綾瀬はるかが、音々の夫で工務店の二代目社長・甲本健介(こうもとけんすけ)役を千鳥の大悟が演じる。大悟は本作が初の主演作となります。
主演の綾瀬はるか、大悟、是枝裕和監督よりコメントも到着しました。

- 建築家・甲本音々 役
綾瀬はるか - 『海街diary』以来久しぶりの是枝監督作品ですが、変わらずとても和やかな空気が漂う現場でした。
初日は1カット1カット丁寧に撮影していき、その中で、音々の気持ちにイメージが膨らみました。
今回一番楽しみにしているのは、大悟さんと夫婦役ができることです。
始めはわだかまりがある二人が、ヒューマノイドの子供を迎え、様々なことが起き、また心が通い合っていくというお芝居を大悟さんとしていく中で、音々自身がどう成長していくのかとてもワクワクしています。
大悟さんはテレビの中と印象そのままで、お会いした際「ごめんな、俺が夫で」と言われ、「えーそんな!」って。
とてもシャイな感じがしましたし、とても素敵な方だと思いました。
「少し先の未来」の物語ですが、夫婦の形や子供のこと、人と人の愛というのはずっと変わらない大事な部分だと感じながら演じています。きっと見終わった後に心が温かくなる作品になると思いますので、是非、楽しみにしていてください。
- 工務店の二代目社長・甲本健介 役
大悟(千鳥) - クランクインです。ビビってます。
これだけの人と時間をかけて、今からすごいことが始まるんだなと楽しみは楽しみですが、大丈夫なんかな“ワシ”ってほうが大きいです。
奥さん役の綾瀬さんは本当にあのままというか、非常に明るい楽しい人でとても良かったと思っています。
一番最初にお会いしたときに「ごめんね、ワシがダンナ役で」と言ったら優しい顔で笑ってくださいました。
今日はまだ2人の芝居シーンをしていないので、今のところはただただかわいく、ただただ遠くから見ています。
是枝監督からは、あまり皆さんにしてるかはわかりませんが、「大悟さん、そんなにきっちりセリフ覚えなくても、僕が現場で耳打ちする感じでそれをそのまま自分なりにやっちゃってください」と言って頂きました。それは監督がこれまで子役に使ってた手法らしくて…。
そう仰っていただいて自由にやっていいんだなって、非常に気持ちが楽になりました、今のところは。
日頃は笑ってもらうお仕事をしていますが、大悟が出た、大悟がしゃべった、大悟が現れたで笑われないように頑張りたいです。あとは、監督にお任せします。どういうのが出るかなって、自分でも楽しみです。

- 監督・脚本・編集:是枝裕和
- 今回の企画の出発点は、最新のテクノロジーで<死者を蘇らせる>という発想からでした。
数年前から日本のテレビ番組でもそういった企画があり注目を集めていましたし、テクノロジーの進化と人間の内面的なものが衝突することに対する賛否についても題材として興味を持ちました。去年の春には中国で<死者の蘇り>のビジネスが人気だという記事を読み、秋にそのビジネスをしている方にお会いし、これは今後日本でも起きる可能性があり、想像以上のスピードでテクノロジーが進化しているので、思ったよりも早くそういう事態が到来するなと感じました。
クランクインして3週間近く経ちますが、ヒューマノイド役の少年が人懐っこくて、朝来ると大悟さんの坊主頭をなでなでしているほど懐いていて、彼の存在が大きく和やかな現場です。
久しぶりの綾瀬さんは、相変わらずチャーミングでとても素敵です。今回は感情の変化が難しい役なので、現場でも言葉の一つ一つをどのように届けていくか、人物像含めて一緒に話し合ってやっていこうと思っています。
大悟さんは、存在感があり、歩き方が独特で、人間味があってすごくいい顔をされています。70年代の日本映画界にいた俳優さんのような顔だなと。芸人さんやミュージシャンには勘が良く、間合いの取り方がうまく、掛け合いのお芝居が上手な方が時々いらっしゃいますが、大悟さんはまさにそうでした。勘が当たりました。
子供ともそうですし、撮影現場の中で自分なりの表現を見つけてらっしゃるから、とてもすごいと思います。
綾瀬さんと大悟さん演じる夫婦には期待しかないです!この夫婦と人間ではないヒューマノイドの子供が一緒になった時に、あまり見たことない家族劇になるのではないかと思います。