NEWS | 映画『火喰鳥を、喰う』公式サイト
水上恒司×山下美月×宮舘涼太(Snow Man)競演で、〈第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〉大賞受賞作『火喰鳥を、喰う』を実写映画化!10月3日(金)全国ロードショー
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『火喰鳥を、喰う』
ロケ地・信州長野特別上映会決定!
10月3日(金)の全国公開に先駆け、本作のロケ地・信州長野県にて特別上映会が決定いたしました。
映画本編にあわせ、主演の水上恒司さんと本木克英監督による舞台挨拶を予定しています。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
10月2日(木)
【場所】イオンシネマ須坂
【時間】11:00の回(上映終了後舞台挨拶)
【登壇】水上恒司、本木克英監督
<以上予定>
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
【場所】イオンシネマ松本
【時間】14:30の回(上映終了後舞台挨拶)
【登壇】水上恒司、本木克英監督
<以上予定>
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
【場所】松本シネマライツ
【時間】16:00の回(上映終了後舞台挨拶)
【登壇】水上恒司、本木克英監督
<以上予定>
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
<チケットご購入について>
各劇場のオンラインチケットシステムおよび劇場窓口にてご購入いただけます。
■販売スケジュール
【オンライン】
9月27日(土)0:00
( = 9月26日(金)24:00)~
【劇場窓口】
9月27日(土)劇場オープン時間~
※オンラインで売り切れの場合、劇場窓口販売はございません。
■料金
通常席1,800円均一(全席指定)
※特別興行の為、ムビチケほか前売鑑賞券・各種無料招待券および各種割引は、ご利用いただけません。
≪ご参加にあたっての注意事項≫
- ※いかなる場合においても舞台挨拶中の途中入場はお断りさせていただきます。
- ※上映中および舞台挨拶中のカメラ(携帯カメラ含む)・ビデオによる撮影、録音等は禁止です。
- ※全席指定となります。チケットをお持ちでない方はご覧になれません。
- ※車いすでのご鑑賞をご希望されるお客様は座席指定券の購入後、劇場までご連絡ください。車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。
また、イベントの内容やマスコミ取材により、所定のスペースからご移動いただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 - ※会場内ではマスコミ各社の取材による撮影、運営主催側による記録撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ等にて、放映・掲載される場合がございます。お客様の当催事における個人情報(肖像権)については、本イベントにご入場されたことにより、上記の使用にご同意いただけたものとさせていただきます。
- ※登壇者および舞台挨拶は、都合により予告なく変更になる場合がございます。変更が発生の場合でも、ご購入後・お引き換え後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。上映がある限り、払い戻しの対象にもなりません。あらかじめご了承ください。
- ※ご来館前の検温・手洗いなどの体調管理や、鑑賞中の咳エチケットにご協力ください。発熱、咳などの症状がある場合は、体調を最優先いただき、ご来場をお控えください。
- ※登壇者へのプレゼント・差し入れ等はお受け取りしておりません。会場への事前送付なども応じかねます。あらかじめご了承ください。
- ※ご参加にあたってのお願い事項にご協力いただけない場合、ご鑑賞をお断りすることがございます。その場合も返金対応はできません。あらかじめご了承ください。
- ※劇場周辺での出待ち・入待ちにつきましては、近隣のご迷惑となりますので、固くお断りいたします。
久留米市鳥類センター×映画『火喰鳥を、喰う』
宣伝隊鳥ヒクイドリちゃん 写真投稿キャンペーン
映画『火喰鳥を、喰う』の公開を記念して、久留米市鳥類センター所属のヒクイドリちゃん(40)が宣伝隊鳥に就任。このたび、お名前募集キャンペーンと合わせて、ヒクイドリちゃんと一緒に撮影した写真の投稿キャンペーンを実施します!
◎参加方法
①久留米市鳥類センターで飼育されているヒクイドリちゃんと一緒に写真を撮影
②ハッシュタグ「#ヒクイドリを見た」を添え、XまたはInstagramで投稿
③その画面を園内スタッフに提示すると、先着1000名に映画『火喰鳥を、喰う』と鳥類センターのコラボステッカーがプレゼントされます!
たくさんの皆様のご来園を、お待ちしております!
久留米市鳥類センターのヒクイドリが宣伝隊鳥に就任!
さらにヒクイドリのお名前を大募集する<命名キャンペーン>を実施いたします。
本作の“もうひとつの主役”と言っても過言ではないのが、映画のタイトルにもなっている“ヒクイドリ”。本作の公開がいよいよあと1ヶ月に迫る中、福岡県久留米市にある動物園・久留米市鳥類センターとまさかのコラボが実現!久留米市鳥類センターといえば、約80種420点もの鳥類が暮らすユニークな動物園として知られているが、今回のコラボ企画では動物園で実際に飼われているヒクイドリ(メス・40歳)が本作の宣伝隊鳥に就任!さらに、ヒクイドリの名前を一般公募することが決定した。
本企画の始動にあたり、久留米市鳥類センター・安納園長は「映画の宣伝隊鳥としてヒクイドリが注目されることで、これまで動物園やヒクイドリをご存じなかった方にも興味を持っていただけるきっかけになると考えております。そして来園者の皆さまがつながることで、「自分が関わった動物」として、より深い愛着や関心を抱いていただけるのではないかと期待しています」とコメントを寄せている。名前の選定には安納園長に加え、主演の水上恒司、山下美月も参加し命名される予定だ。名付け親に選ばれたユーザーには旅行券5万円分、さらに参加賞としてヒクイドリ君ぬいぐるみなど映画オリジナルの“ヒクイドリ”グッズが応募者全員の中から抽選でプレゼントされる。また、併せてヒクイドリと一緒に撮影した写真の投稿キャンペーンも実施決定。久留米市鳥類センターで飼育されているヒクイドリと一緒に撮影した写真を指定のハッシュタグ「#ヒクイドリを見た」を添えてSNSで投稿し、その画面を園内スタッフに提示すると、先着1000名に本作と鳥類センターのコラボステッカーがプレゼントされる。
ヒクイドリのお名前募集は【9月5日(金)〜10月2日(木)】の間まで、映画公式サイトおよび映画公式SNSにて実施予定。“ヒクイドリを、ナヅケタイ”方は、ぜひ映画公式サイトよりキャンペーンの詳細をチェック!映画『火喰鳥を、喰う』は、10月3日(金)より全国公開。
《映画『火喰鳥を、喰う』×久留米市鳥類センター お名前募集キャンペーン 概要》
【募集期間】9月5日(金)〜10月2日(木)まで
【賞品】
★名づけ親特賞:旅行券5万円 1名
久留米市鳥類センターのヒクイドリちゃんに会いに行けるかも!?
★参加賞
A賞:キャスト思念入り!ヒクイドリ君ぬいぐるみ 1名
B賞『火喰鳥を、喰う』オリジナルビッグTシャツ 3名
C賞『火喰鳥を、喰う』オリジナルトートバッグ 5名
ロング予告完成!
ロング予告をアップいたしました。
是非ご覧ください。
8月19日(火)完成披露試写会イベントレポート
8月19日(火)夕刻都内ホールにて『火喰鳥を、喰う』(10月3日全国公開)の完成披露試写会を行いました。
登壇したのは、主演の水上恒司、共演の山下美月、宮舘涼太(Snow Man)、森田望智、豊田裕大、そして本木克英監督。
夏にピッタリ且つ作品の雰囲気をまとったシックで雰囲気のある浴衣姿でステージに登場した一同に、満席の会場からは歓声が上がりました。
この浴衣姿について、山下は「皆で浴衣の色を揃えて、火喰鳥を表現しました。集団技!6人揃ってヒクイドリですッ!(笑)」と紹介。
本木監督は「いくつかの世界を観客の皆さんに感じていただかなくてはいけないのでその描き分けと、さらに今ここに並ぶ第一線で活躍されている才能ある若手俳優さんたちをどのように描きわけていくのか、そこにこだわりました」と映画化にあたって気を付けたポイントについて語りました。
大学で化学を教える助教である主人公・久喜雄司を演じた水上は「僕自身はバリバリの文系。数学が嫌いで嫌いで避けてきた人生なのに」と演じた役柄の理系設定を嘆きつつ、
「それぞれのキャラクターを立たせていくためにも僕がひたすらどんなリアクションをしていくかというのが大事だと考えていたので、僕は野球もやっていましたし、どんな“キャッチャー”になれるのかというのも楽しみながら、とても刺激的な時間をキャスト&スタッフの皆さまと過ごさせていただくことができました」と野球経験者ならではの例えで撮影を回想。
さらに「私がではなく、夕里子という役がの話ですよと前置きしながら、一言で表すならば、“ミステリアス美女”」と自身の役を紹介したのは、雄司の妻・久喜夕里子役を演じた山下。夕里子は夫の雄司とかつて交流のあった北斗との間で揺れる役どころでもあり「久喜雄司と北斗総一郎を演じるお二人が、お芝居のアプローチが異なっていたので、私はその中間をいけばいいと思いました。二人に引っ張られる役だからこそ、お二人のお芝居を見て日々刺激を受けていました。不思議な世界観のお話なので、自然体で、考え過ぎずに演じていました」と語りました。
映画単独初出演にして、久喜夫婦の敵か味方か分からない超常現象専門家・北斗総一郎役を演じた宮舘は「皆さんがクランクインした2週間後に現場に入ったので、すでにチームが出来上がっていて、僕は夏休み明けの転校生のような気持ちでやらせていただきました」と笑わせながら、「カフェでの長セリフの場面は僕から『ひと回しでやらせてください』というお願いを監督にさせていただき、撮影しました。難しい役であり、挑戦させてもらう役柄だったので光栄に思っています」としみじみ。北斗としてのうさん臭さと説得力を両立すべく「眉毛の演技にも挑戦しています。その様子をご覧いただけたら。でも、その場面で笑わないでくださいね!」と自身の注目ポイントを伝えました。
死者の日記を届ける地元記者・与沢一香役を演じた森田は、新聞記者役を演じるのは本作が初。演じるにあたり「あまり色がつきすぎないようにとは思いつつも、記者として真実を見極める志みたいなものは恐怖に打ち勝つくらいの力の強さがあったので、そこは大事にさせていただきました」と意識した点について明かしました。
そんな森田は自身も本作で記者として他のキャラクターに説明するセリフが多かった点もふまえ、「説明する長いセリフはその作品の色を決めてしまうこともあってとても難しいと思うのですがそれを一連で撮って欲しいとオーダーしたのはすごいと思って、どうしてですか!?」と宮舘に質問。
それに対して宮舘は「質問有難うございます!僕は演技の技術があまりないので全部音でセリフを覚えるようにしていて、自分のリズムや間合いを監督と相談させていただいて、一連で撮らせてくださいとお願いすることになりました」と説明。
本木監督からも「どうやってあの長いセリフを覚えるんですか?」と振られると、宮舘は「ここでやりましょうか?家での様子を」と言い、「台本を右手で持ちますでしょう?それを持ったまま、セリフを言いながら回ってまた同じところに戻ってくる、そうすると自然と覚えられるんです。現場からは以上です!」と同じところをグルグル回ってセリフを覚えるという動作を実演しながら独自メソッドを解説。
また夕里子の弟の大学生・瀧田亮役を演じた豊田は「登場人物が怪異に巻き込まれていく話なんですが、観ながら皆さんも巻き込まれていくようなパワーのある作品になっています」と作品について語りつつ、実年齢は水上と山下と同い年でもあるため「お二人ともがドシッと構えたお芝居をしてくださったので、懐に入ってニコニコしていれば弟に見えるかなと思いました」と振り返りました。
さらに、本作のキャッチコピー「この恐怖、美味ナリ」にちなんで、それぞれの「美味ナリ」なことやもの(ハマっているものやことなど)を発表!
水上は「鯣の下足、美味ナリ」と明かし「スルメのゲソです。昔から好きでよく食べる。ただそれだけです。この難しい漢字にしたのは…知識のひけらかしです」とニヤリ。
山下は「キムチマヨ牛丼、美味ナリ」と明かし「今まではネギ玉ラー油牛丼しか頼まなかったものが、最近キムチマヨ牛丼に乗り換えました。常にバッグの中に牛丼屋さんのトッピング無料券を5枚ほど持ち歩いています。街中で私を見つけて声をかけてくださったら、トッピング券を差し上げます」と予告して笑わせた。
森田は「お清めグッズ美味ナリ」といい、「自分の住んでいる場所以外の撮影地に行くことが多いので、スプレー、塩、お香を持ち歩いてばら撒いてます。霊感がないからこそやっています」と報告。これに水上は「たまにありますからね、ロケ地で『ここは出るらしいぞ』とかね」と反応。一方、豊田は昔から好きだという「鉱物」を美味ナリと発表。すると山下は「え?鉱物を食べる、という事ですか…?」と天然を炸裂させ、豊田から「違うよ、ハマっているものとかを発表するんだよ!」と趣旨説明を受けていた。
一方、宮舘は「わさび、美味ナリ」と言い、「ご縁なのか、僕が本当に大好きなわさびの会社がこの映画のロケ地・長野県にありまして、いつもお取り寄せをしていました。皆さん、調べて買ったりしないでくださいね。僕の分がなくなるから!」と注意喚起した。
そんな中、さらなるスペシャルゲストが登場!運び込まれたのは大きな卵型の真っ白な巨大バルーン!?これに水上と宮舘は「白玉か?」と冗談めかすも、観客を巻き込んだ「ヒクイドリ、美味ナリ~!」のコール&レスポンスで卵型バルーンがはじけると、中から出現したのは原寸大の火喰鳥(※模型)だった。リアルな作りながらも、大掛かりな演出で御披露目というシュールな展開に登壇者たちは耐えきれず大笑い。水上は「どこにお金をかけているんですか!?スゲー!」と大はしゃぎだった。
最後はそんな火喰鳥を囲んで、うちわを手にして涼やかに写真撮影。水上は「本作は“執着”が非常に重要なキーワードになっています。言葉で説明や表現するのは難しい映画ですが、執着がある人もないと思っている人も、楽しんでいただける作品になっていると思いますので楽しんでください」とPRした。
公式サイトリニューアル&ムビチケ発売開始!
公式サイトをリニューアルしました!
さらに、映画をお得に楽しめるムビチケ前売券も発売開始!! ぜひお買い求めください。
本予告映像&主題歌 解禁!
この度、本予告映像が解禁となりました。
同時に、マカロニえんぴつによる書き下ろし主題歌「化け物」も初解禁!
さらに、マカロニえんぴつ・はっとり(Vo.&Gt.)よりコメントも到着。
◆主題歌「化け物」 マカロニえんぴつ・はっとり(Vo.&Gt.) コメント
ミステリー作品に携わるのは初めてだったので、今までと異なる新しい楽曲テイストにトライできそうだなと高揚しました。
(映画は)火喰鳥に翻弄されていく登場人物たちの狼狽する様子や、どんどん狂気的になってく展開に引き込まれました。終始不気味さが漂う村の雰囲気も好きでした。自分を蝕んでいく不安や孤独感、疑心の正体を、火喰鳥のような "見えざる化け物" になぞらえて書きました。シャウトを繰り返すコーラスセクションでは、これまでのマカロニえんぴつにない緊迫した雰囲気を出せたように思います。
公式ホームページをリニューアルし、
特報と劇場情報を公開しました。
第三弾出演キャスト発表!
森田望智、豊田裕大、麻生祐未、吉澤健ら4名の出演情報が解禁!
この度、主人公・雄司らとともに“得体の知れない怪異”に巻き込まれていくキャラクターを森田望智、豊田裕大、麻生祐未、吉澤健ら4名が好演している情報を一挙解禁!
話題作への出演が止まらない実力派女優・森田望智が演じたのは、戦死したはずの久喜貞市の日記を久喜家に届ける新聞記者・与沢一香役という重要な役どころ。
さらに、夕里子の弟・瀧田亮役には、MEN'S NON-NOの専属モデルとして活躍する一方で
俳優としての人気も急上昇中の若手注目株、豊田裕大。
雄司の母・久喜伸子役には演技力の高さに定評のある麻生祐未、雄司の祖父久喜保役を
“いぶし銀”俳優・吉澤健が演じました。
注目キャストが集結して贈る『火喰鳥を、喰う』は、10月3日(金)より全国公開です。
是非、続報をお待ちください!
与沢一香役:森田望智
コメント
◆与沢役について
(本作で起こる不可解な出来事に)恐怖は感じながらも、与沢の突き進む力はどこから湧き出てくるのだろう。なぜ記者になったのか、なぜ世の中にこの記事を届けたいのか、ということを考えながら、その熱い気持ちの根源を一つ一つ探していくような日々でした。
◆共演した水上について
ご自身の役まわりだけけではなく、客観的に作品を見ながら動いていらっしゃるんだなと思って。すごく頼りっぱなしで助けられました。
瀧田亮役:豊田裕大
コメント
◆初参加の本木組について
現場に入ってみたら、(本木監督が)“今の良かったよ”とフランクに接してくれる方だったので、自分の思った通りにチャレンジしてみようと思える現場で、ご一緒できて楽しかったです。
◆共演した山下について
僕が初めて出演した映像作品でご一緒させていただいたことがあって。今回が2回目(の共演)でした。とても緊張しましたが、提影以外でもフランクに声をかけてくださったので、(姉)夕里子との関係性も計りやすくて助かりました。
久喜伸子役:麻生祐未
久喜保役:吉澤健
第二弾出演キャスト発表!
Snow Man宮舘涼太の出演情報が解禁!!
この度、久喜雄司(水上恒司)と夕里子(山下美月)の夫婦と共に、怪異に対峙する北斗総一郎役で、映画単独初出演となる宮舘涼太(Snow Man)の出演情報が解禁!
宮舘が演じる北斗総一郎は、どこか怪しく危険な空気をまとう謎めいた男。
怪異現象に造詣が深い北斗は、大学時代の後輩である夕里子からの依頼を受け、彼らが巻き込まれている不可解な‘現象’の解明に乗り出す。
しかし、夕里子への異様な執着を見せる北斗はやがて……。
味方なのか、敵なのか?雄司と夕里子、そして周囲の人々は、北斗の言葉に翻弄され、物語は誰もが予想だにしない展開を迎えていくーー。
本木克英監督は「怪しげな言説を相手に信じさせる説得力とカリスマ性が求められる役柄を、宮舘さんは高い意識で体現してくれました。先の見えない物語の水先案内人としても、映画を見事に牽引していると思います」と語り、難役を演じ切った宮舘を手放しで称賛している。
北斗総一郎役:宮舘涼太
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◆撮影を終えた心境について
本読みの時はキャストの皆さんも初対面の方々ばかりだったので、北斗という役をアピールするためにも準備をしていたのですが、(実際に本読みに臨むと)僕の予想を遥かに超えていて。北斗は役柄としても説得力や本編を引っ張っていく重要な役だと自覚していたので、“これはちょっと頑張らないとな”と感じました。実際に現場でお芝居をしてみると、皆さんと話し合いながら作り上げていくという過程が、今回とても大きかったなと思いました。みなさんに助けていただきながら北斗というキャラクターを演じ切ることができたかと思います。
◆本木組について
大変ありがたいことに、本木監督とご一緒させていただくのは今回で(『映画 少年たち』以来)2回目で、本読みの前の段階からお会いさせていただきました。“北斗ってこういうことだよね”とか、監督が思う北斗像というものを一からお話しさせていただきながら、ともに北斗というキャラクターを作り上げていった感じはありました。監督の中でのビジョンがすごくはっきりされているので、僕が持っていた北斗像と監督が思い描く北斗像が、劇場ではリンクして映っているんじゃないかなと思います。
◆映画の完成について楽しみにしていること、期待していること
Snow Manというグループに所属しているのですが、単独での映画出演は今回が初めてです。こんなに長台詞を言うのは今まで経験をしたことがなかったですし、(劇中では)特殊メイクもさせていただいて…。エンターテインメントを届ける身としましては、宮舘涼太としても(これまでとは)違ったジャンルですし、新たな一歩を踏み出せたというのもこの作品のおかげだと思っています。この作品に巡り会えたことも自分としてはありがたいことですし、どんな映像に仕上がっているのかということもすごく楽しみです。
出演キャスト、監督、原作者よりコメント到着!!
久喜雄司役:水上恒司
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◆久喜雄司役について
雄司は、受けて受けて反応していくという、僕が野球をやっていたときのキャッチャーのような役割を担った役でした。雄司が『火喰鳥を、喰う』の世界で、どのように世界を見て、どのように登場人物たちと対峙していくかによって、その登場人物たちのキャラクターが変わり、また逆も然りで、他の登場人物たちが僕に対しての向き合い方を変えるだけで、雄司は全然違うキャラクターになっていく役だったので、そういったキャラクターを立たせていくのを意識していました。
◆本木組について
今までの僕の経験の中には全くないものが現場にはあって、すごく鍛えられました。この本木組を経て、今後の役者人生の大きな助けになるというか、学びの多い現場でした。
◆山下さんとの共演について
山下さんは、ポイントポイントをしっかりと押さえた芝居をされるなという印象がありましたね。今まで僕は年上の方々とお芝居することが多かったのですが、山下さんとは同年代ですが、自分とは全く違う経歴を持ちながらも、こうやってこの作品でご一緒できたということはすごく刺激的でした。
◆映画の完成について
目の前に見えないものを雄司に感じさせ、僕の目に見えないけれども雄司が感じてるものを、僕の体に研ぎ澄ましていくように表現をすることが難しかったです。それがどのような形になって、皆さんのもとに届くのか楽しみです。
久喜夕里子役:山下美月
コメント
◆本木組について
本木監督とは今回初めて作品に参加させていただいたのですが、撮影のスピードも速く驚きました。自分の中で解釈しきれない部分は、監督と一緒に作っていった部分もあったのですが、お任せしてくださる部分も多かったです。すごく面白い方で、現場中もたくさん和ませていただいて、作品の内容とはまた違った空気感の現場で、楽しく撮影することができました。
◆水上さんとの共演について
今回初めてご一緒させていただいたのですが、水上さんは同い年で、いろんな作品で以前から拝見させていただいていて、いつかご一緒したいと願っていたので、今回ご一緒できて嬉しく思いました。本読みの段階からすごく自分の中にビジョンがあって、最後までぶれずにいてくださったので、私も引っ張られていったように思います。ストイックな方で、集中力も高くて、たくさん勉強させていただきました。
◆映画の完成について
お話の内容的に、どんな作品に仕上がっているのか正直まだあまり想像ができていなくて、これからどう編集され、どんな作品になっていくのか、早く完成した作品を見たいです。きっと初めに見たときの作品の印象と、最後まで見終わった後の作品の印象が全く別のものになると思うので、自分の中で全編通して見終わった後にどういう感情が生まれるのかすごく楽しみです。
監督:本木克英 コメント
人間の執着心が異世界を創出し、時空を越えて現実を侵食していく。この怖ろしくも幻想的な物語を映像化することは、監督として心踊る挑戦でした。
主演・水上恒司さんの地に足のついた表現が、科学的に答えの出ない事態に苦悩する化学者を確かに存在させ、神秘的な眼差しの山下美月さんが、ささやかな日常が失われる切なさを、繊細に伝えてくれました。それぞれの心に抱えた秘密がやがて明らかになりますが、抑制の効いた二人の演技があればこそ、この不可思議に交錯する世界が成立し、ラブストーリーとしての厚みも増したと思っています。
戦場で死に瀕した兵士が何を見たのか?日記に何が宿っているのか?このミステリーに没入していただき、怪奇的な世界を堪能していただければ幸いです。
原作者:原浩 コメント
ヒクイドリの写真を眺めながら様々に考えを巡らせていたのが、もう随分と昔のように感じます。その時の私の空想は「火喰鳥を、喰う」という小説として、ひとつのかたちになりました。
そして今年、大勢のスタッフ、キャストの皆様のお力で、映画作品となって全国の劇場で上映されることとなりました。スクリーンを通じて、きっと奇妙で恐ろしい体験ができることでしょう。公開日までどうか楽しみにお待ち下さい。
原作「火喰鳥を、喰う」書影
(2022年 角川ホラー文庫刊)
「火喰鳥を、喰う」実写映画化決定!
この度、水上恒司映画単独初主演、ヒロイン山下美月で、原浩による第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作「火喰鳥を、喰う」の実写映画化が決定!
監督を務めるのは『空飛ぶタイヤ』(18)、『シャイロックの子供たち』(23)などの本木克英。
脚本は『ラーゲリより愛を込めて』(22)などを手掛けた林民夫。10月3日(金)より全国ロードショー。
<ストーリー>
ある日、久喜雄司(水上恒司)の元に、かつて戦死したはずの祖父の兄・貞市が書いたという謎の日記が届く。
“火喰鳥、喰いたい”という生への執着が記されたその日記を読んだ日を境に、雄司と妻の夕里子(山下美月)の周囲では、不可解な出来事が頻発するようになる。
貞市の日記が引き起こす、存在しないはずの“過去”は少しずつ“現実”を侵食していきーー。
「死者の日記」から始まったのは、“事件”か、あるいは“怪異”か。原作同様、全く先読みのできない衝撃のミステリーホラーが誕生!