ティムール・ヴェルメシュ(原作)
1967年、ドイツ、ニュルンベルク生まれ。母はドイツ人、父はハンガリーから国外脱出した移民。エルランゲン大学で歴史と政治学を学び、卒業後、ジャーナリストとして、ミュンヘンの「アーベントツァイトゥング」紙、ケルンの「ケルナーエクスプレス」紙などで記事を書く。2009年より、ゴーストライターとして小説の執筆を始める。2012年、自身の名前で書いた初の小説「帰ってきたヒトラー」(河出文庫)が出版され、現在までに200万部の売り上げを誇る。この小説とクリストフ・マリア・ヘルプストが朗読するオーディオブックは、メディアや文芸評論家たちから幅広く称賛を浴びている。