COMMENT
ノア・ジュプの切ないまなざしに、不器用な親子のすれ違う愛に胸が締め付けられる― 表現者、クリエイターから絶賛コメント続々!

早く大人になりすぎた少年と、子供の精神のまま父親になってしまった男。
シャイア・ラブーフ演じる父親の澄んだ目が、
最終的に息子が得る父への赦しを物語っていた。

石橋静河 女優・ダンサー

あなたさ、と指摘された事は、私が、親に対して感じていた1番苦手な所だった。
何も返せなかった。いつのまにか染み込んでいたのだ。誰だって、受け入れなければいけない物がある。
皆、ぽん、と地球に生まれてきたわけではない。
愛憎の繋がりの中で、今日も誰かの子供として生きている。

玉城ティナ 女優

常に顔色を伺って大人と接する中で何が嫌がられるか何を求められているかわかりたくないことまでわかってしまう。
子供が大人を演じるのはそう容易いことではない。
苦しみの中にも愛があることに、あったことに気付けた時ようやく救われる。
特殊に見えて実は普遍的な親子をどちらも抱きしめたくなった。

伊藤沙莉 女優

正しさに押し潰されて、無かったことにされてしまう人がちゃんと描かれていた。
間違いを許せないこんな時代だからこそ、深く刺さった。

尾崎世界観 クリープハイプ

どれだけ傷つけられようとも、そばにいて欲しくて。
ラストのノア・ジュプの表情がずっと脳裏に焼きついている。

西田尚美 女優

自分の苦い経験を映画に出来るラブーフの決意は純粋にすごいと思いました。
グサッとくるけど、薄暗いトンネルの先にある光は暖かいです。

栗原類 俳優・モデル

すれ違う2人とそれを支える人々へのヒリヒリした愛おしさが
心に焼きついてはなれません。

塩塚モエカ(羊文学) ミュージシャン

幼い頃に損なった愛の時間は大人になるにつれ寂しく冷たい穴となる
それは誰しもが持っている傷だ
けれど人はその穴を誤魔化そうと見て見ぬふりをしながら執着し、そして再び傷つく
この映画は損なった時間とその穴が互いに溶けていく行方を映している
そして、私たちに寂しさと愛に向き合ったその先を魅せてくれる

枝優花 映画監督・写真家

シャイア自身が脚本した「リアリティ」が、
美しい「ストーリー」となり自分と対峙する勇気を与えてくれた。

小見山峻 写真家

とにかくノア・ジュプくんの持つ空気感に引き込まれました。
「ワンダー 君は太陽」のオギーの親友。そう聞いて思い出せる方は必見です。
彼の存在によって、ごくパーソナルな父と息子の物語が映画へと昇華されていました。

奥山大史 映画監督

自分のストーリーを物語ることでしか、癒されない傷がある。
父親を愛したい、彼から愛されたいともがくシャイア・ラブーフ
の切ない想いが生んだストーリーは、きっと誰かの痛みを和らげるはず。

山崎まどか コラムニスト

蜂蜜色の空に溶けた、愛の憧憬。
こんな親子になりたいとは思わない。なのに、どうしようもなく涙が流れる。

SYO 映画ライター

観る人を物語に深く引き込み、また観る人の心に深く突き刺さる演技、脚本、演出。
幕切れは震えるほど美しい。

門間雄介 編集者/ライター

これほど純粋で勇気がある父への愛を描いた作品はない。
映画を超えたとても強力なシネマティックセラピー。

DIZ 映画ライター

ほぼ完璧。ここ数年見た中で最高かつ最も勇敢な映画

ロバート・ダウニー・Jr 俳優

私にとっても偉大な俳優で、今や大好きな作家の
シャイアというひとりの男の人生、心情、痛みを突き付けられた傑作!

ジョナ・ヒル 俳優・監督・脚本家

いますぐ『ハニーボーイ』を見てほしい

アーミー・ハマー 俳優

<順不同・敬称略>