映画『アイス・ロード』公式サイト

監督・脚本：ジョナサン・ヘンズリー提供：ギャガ、イオンエンターテイメント配給：ギャガ GAGA

不屈の男リーアム・ニーソン主演

全世界が胸を熱くした『アルマゲドン』の脚本家が放つ決死のレスキュー・エンターテイメント!!

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地下に閉じ込められた26人の命を救うため生きる希望を載せた巨大トラックで、死のアイス・ロードを走りきれ!

爆発事故でカナダの鉱山の地下に閉じ込められた26人の作業員。救出装置を運ぶため、4人のトラックドライバーが集められる。30tの巨大トラック3台が走る最短ルートは、氷の道〈アイス・ロード〉。スピードが速すぎれば衝撃で、遅すぎれば重量で、氷が割れて水に沈む。地下の酸素が尽きるタイムリミットは30時間。4人はドライブテクニックと強いハートで、名誉と報酬を手にするはずだった。ところが、事故には危険な陰謀が隠されていた——。
主演は『96時間』シリーズで、〈演技派アクションスター〉としての名声を獲得したリーアム・ニーソン。『フライト・ゲーム』で飛行機、『トレイン・ミッション』では通勤電車で暴れたリーアムが、今度は巨大トラックを華麗かつ完璧に操って観る者を魅了する。

監督・脚本はジョナサン・ヘンズリー。命がけで地球を守ろうとするワーキングクラスのヒーローたちに、全世界が感動の涙を流した『アルマゲドン』、さらに『ザ・ロック』、『ダイハード3』などの脚本を手がけた大ヒットメイカーだ。本作でも、ワケありの人生から一発逆転を図ろうとする4人のドライバーが、26人の命を救うため極限のミッションに挑む、熱いレスキュー・エンターテイメントを描き切った。
リーアム・ニーソンが演じるのは、ベテラン・ドライバーのマイク・マッキャン。短気で頑固だが、戦地で傷つき失語症になった弟ガーティの面倒を見る心優しきナイスガイだ。社会からははみ出してしまったけれど、腕は一流の整備士として兄マイクのバディを務めるガーティには、『THE FORGER 天才贋作画家　最後のミッション』のマーカス・トーマス。

二人とチームを組むのは、軍からも頼りにされている伝説のドライバー、ジム・ゴールデンロッドと、彼の元部下で何かとトラブルを抱えているが、ハンドルさばきでは師匠にも負けないタントゥー。『マトリックス』シリーズの個性派俳優ローレンス・フィッシュバーンと、大ヒットTVシリーズ「レギオン」で脚光を浴びたアンバー・ミッドサンダーが扮している。
昼と夜では全く異なる顔を見せる広大なアイス・ロードと緊迫のカーアクションを、壮絶なまでに美しい映像で捉えたのは、クリント・イーストウッド監督の『チェンジリング』でアカデミー賞®にノミネートされたトム・スターン。イーストウッド監督から絶大な信頼を受け、『硫黄島からの手紙』、『グラン・トリノ』、『ハドソン川の奇跡』など同監督の近年のほとんどの作品を担当している。
チームとしての絆を結び始めたドライバーたちは、大自然と陰謀に打ち勝つことができるのか？　次から次へとエンドレスで繰り出される「絶対ムリ！」なトラップを、打ち砕き続ける彼らの巨大トラックに乗って、心臓爆走のラストへと突き進め！

地下に閉じ込められた26人の命を救うため生きる希望を載せた巨大トラックで、死のアイス・ロードを走りきれ!

カナダ北部のダイヤモンド鉱山でメタンガスが爆発！
坑道が崩れ落ち、26人の作業員たちが地下に閉じ込められてしまった！酸素が切れるまで30時間、それまでに救出に必要な抗口装置を取り寄せなければならない。バカでかい装置の輸送は飛行機にも大型ヘリにもムリ、トラックにしかできないと判明する。しかも、4月になった今は閉鎖されている最短コース、氷の道〈アイス・ロード〉を通らなければ間に合わない。
そんな神にも難しい〈死のミッション〉を空軍から依頼された、運輸会社の経営者ジム・ゴールデンロッド(ローレンス・フィッシュバーン)のもとに、トラックドライバーたちが集められる。
彼らの中からジムは、ベテランでアイス・ロード経験者でもあるマイク・マッキャン(リーアム・ニーソン)と、彼の弟で整備士のガーティ(マーカス・トーマス)を指名する。ガーティが戦地での負傷から患った失語症が原因で、兄弟は職場を転々としていた。今も会社をクビになったばかりだったが、ジムはガーティのスゴ腕を高く買ってくれた。
さらにもう一人、ジムの元部下のタントゥー（アンバー・ミッドサンダー）がチームに加わる。先住民としての誇りと怒りから、何かとトラブルを起こしているが、ドライブテクニックは一流だ。しかも、彼女の兄のコーディは、安否不明の作業員の一人だった。

救出装置が3基用意され、3台のトラックに載せられる。総重量30tの巨大トラックが1台でも到着すればOK、報酬の20万ドルは成功者のみで分けるという作戦と条件だ。社の命で同行する保険会社のトム・バルネイがタントゥーの助手席に乗り込み、遂に3台が氷の上へと滑り出す。
夜通し走り、やがて明るくなった視界には、美しい氷の世界が広がる。バルネイは「絶景だね。それほど危険には見えない」と、タントゥーに話しかける。だが、彼女の答えは、トラックの速度が速いと圧力波で氷が割れて水没、遅いとタイヤにかかる重みでやはり水没するという厳しいものだった。
さらに太陽が上昇し、水温が上がり始めたその時、ジムのトラックが異音を発して急停車してしまう。すぐにバックして助けに行くマイクに、タントゥーは「突き進むんでしょ」と不満を唱えるが、「いいから下がれ」と言われて渋々従う。ガーティがトラックを調べる間、牽引の準備にかかるマイク。するとトラックの重みに氷が負け、あっという間に後輪が沈んでしまう！
だが、それは、この命がけのミッションに立ちふさがる、膨大な試練への序章に過ぎなかった。自然の猛威、トライバー同士の対立、さらに事故に隠された危険な陰謀までが彼らを待ち受けていた——。

リーアム・ニーソン

マイク・マッキャン役

1952年6月7日生まれ、北アイルランド出身。70以上の映画作品に出演している国際的に評価を受けている俳優。『マイケル・コリンズ』（96）『スター・ウォーズ　エピソード１/ファントム・メナス』（99）『ギャング・オブ・ニューヨーク』（01）『ラブ・アクチュアリー』（03）『愛についてのキンゼイ・レポート』（04）『バットマンビギンズ』（05）『THE GREY　凍える太陽』（12）に出演。スティーヴン・スピルバーグ監督の『シンドラーのリスト』（93）でアカデミー賞®主演男優賞にノミネート。アイルランド独立運動をテーマにした『マイケル・コリンズ』（96）ではベネチア国際映画祭の最優秀男優賞を受賞した。出演作品は世界中で70億円の総興行収入を達成。アクション映画『96時間』（08）の主演で成功を収め、同作の続編や『フライト・ゲーム』（14）、『トレイン・ミッション』（18）など、以降もアクション映画に多数主演している。

ローレンス・フィッシュバーン

ジム・ゴールデンロッド役

1961年7月30日生まれ、アメリカジョージア州出身。俳優、プロデューサー、監督として作品を世に送り出す。演劇、映画、テレビ作品で数々の賞を獲得。1992年に初めてトニー賞を受賞し、1993年には初めてエミー賞を受賞。1993年に『TINA ティナ』でアカデミー賞®主演男優賞にノミネートされる。ウォシャウスキー姉妹監督の『マトリックス』（99）のモーフィアス役がよく知られているが、ほかにも数々の作品に出演。アカデミー賞®にノミネートされたスティーヴン・スピルバーグ監督『カラーパープル』（85）、『キング・オブ・ニューヨーク』（90）『ボーイズ‘ン・ザ・フット』（91）、『ボビー・フィッシャーを探して』（93）、『ミスティック・リバー』（03）など。2000年にジプシー・プロダクションズを設立、数々の作品を制作し賞を獲得。

マーカス・トーマス

ガーティ役

ブリュッセル生まれ。彼が初めて銀幕に登場したのは、フォルカー・シュレンドルフ監督のスリラー映画『パルメット』（98）。その後『MONA 彼女が殺された理由』（00）で主要キャストを演じる。クサヴィア・コラー監督の『グリプスホルム城』（00）に出演。そのほか『シティ・オン・ファイアー』（08）チャルズ・パルミンテリ監督『NOEL ノエル』（04）、『ディテンション』（06）『キル・ザ・ギャング 36回の爆破でも死ななかった男』（11）『THE FORGER 天才贋作画家最後のミッション』（14）など数々の作品に出演。

ベンジャミン・ウォーカー

トム・バルネイ役

1982年6月21日生まれ、アメリカジョージア州出身。著名な俳優であり、多数の賞を獲得している劇役者。アーサー・ミラー作のブロードウェイ演劇「みんな我が子」での突出した活躍でトニー賞にノミネートされる。ヒューマン・アクション映画『白鯨との闘い』（15）でエセックス号の船長を演じた。批評家から高い評価を得たクリント・イーストウッド監督『父親たちの星条旗』（06）、ニコラス・スパース原作『きみがくれた物語』（16）などに出演。舞台では「熱いトタン屋根の猫」（13）「アメリカン・サイコ」（16）などで活躍。

マット・マッコイ

シックル役

1958年5月20日生まれ、アメリカオハイオ州出身。43年以上のキャリアを持つベテランの俳優。出演作には、テレビドラマ「We Got it Made」（83－84・未）映画『ポリス・アカデミー５』（88）『ポリス・アカデミー6』（89）『ゆりかごを揺らす手』（91）、『L.A.コンフィデンシャル』（97）がある。近年も、Amazonで配信されているドラマシリーズ「ジャック・ライアン」（18―）に出演するなど、活躍を続けている。

アンバー・ミッドサンダー

タントゥー役

1997年4月26日生まれ、アメリカ出身。俳優の父とキャスティング・ディレクターの母の間で生まれ育ち、幼いころから女優としてキャリアを積む。九歳でアラン・アーキンの相手役として『サンシャイン・クリーニング』（08）に出演。アカデミー賞®作品部門など四部門にノミネートされた映画『最後の追跡』（16）で注目される。マーベルシリーズのドラマ「レギオン」（17－19）のケリー・ラウダーミルク役で著名。

ホルト・マッキャラニー

ランバード役

1964年9月3日生まれ、ニューヨーク出身。『ファイト・クラブ』（99）の出演で著名となる。近年の作品では映画『ジャスティス・リーグ』（17）に出演。ニコラス・ケイジ主演のアクション映画『ザ・ビースト』（19）では主要キャストを務める。クリント・イーストウッド監督『ハドソン川の奇跡』（16）ではトム・ハンクスと共演、『アウトロー』（12）ではトム・クルーズと共演するなど、活躍の場を広げている。

マーティン・センズメアー

コディー役

アラスカ出身。すべての国の先住民の幸福を提唱し、先住民保護団体の大使も務める。数々の西部劇映画に出演、ネットフリックスのミニシリーズ「リベレーター：勝利へ、地獄の行軍150日間」（20―）に出演。テイラー・シェリダン監督『ウインド・リバー』（17）、そのほか西部劇のリメイク『マグニフィセント・セブン』（16）に出演。アメリカ先住民かつ俳優である自身の体験について数々の講演を行う。

マット・サリンジャー

CEO役

1960年2月13日生まれ、アメリカバーモント州出身。J.D.サリンジャーの息子。80～90年代に俳優として精力的に活動し、その後は映画・劇場プロデューサーとして活躍。ブロードウェイで数々の舞台に出演。上院に立候補する教授を演じたシドニー・ルメット監督『キングの報酬』（86）といったシリアスな作品から、『ナードの復讐』（84）といったコメディまで幅広い作品に出演。この20年は制作に集中していたが、近年『しあわせへのまわり道』（14）に出演。アメリカのテレビ番組にも数多く出演している。

ジョナサン・ヘンズリー

監督・脚本

数々の大ヒット作の脚本を務める。『アルマゲドン』（98）『ジュマンジ』（95）、『ザ・ロック』（96）『ダイハード３』（95）の脚本家として非常に著名。脚本家として見出されるまで企業弁護士として働く。キャリアの初期に『ラスト・ウィンド／少年達は砂漠を越えた』（93）の脚本に抜擢され、『インディ・ジョーンズ／若き日の大冒険』（93）も制作。監督としても活躍しており、04年には『パニッシャー』を監督、11年には『キル・ザ・ギャング　36回の爆破でも死ななかった男』を監督。