COMMENT
※順不同

この映画の原題を直訳すると、「桜ともののけ」だ。母はとりわけ、精一杯咲き、潔く散る桜を愛でた。
また、もののけとは、すべての無生物、超自然的な存在を指す言葉だという。いささか大袈裟に言うなれば、
役者という生業は、「もののけ」のようなものではないだろうか。
これ以上、しっくりくる題名の遺作は望めない、と思った。
内田 也哉子さん

(文筆家)

美しくて 切なくて ロマンティック。
久しぶりに希林さんに逢えた。もう少し 生きますよ わたしも!
YOUさん

(タレント)

雄大な自然に放り投げられた人間、
のた打ち回るも、無辺の世界で出逢ったおばあちゃんに、真実の光を見た。
北大路 欣也さん

(俳優)

鮮やかな映像と不可思議な話に惹きつけられ
「生きる」ことの意味に静かに思いをはせることになりました。
キムラ 緑子さん

(女優)

不思議な映画である。独特な世界観。
何が起きるのか目が離せない。最後まで気が抜けない。
最後に 樹木希林の いのち短し。
片岡 鶴太郎さん

(俳優・画家)

存在しているだけで感動する女優がこのスクリーンの中にいた。
「ゴンドラの唄」を歌う樹木希林だ。
立川 志らくさん

(落語家)