チャン・クォックワン
1975年、香港生まれ。俳優、監督、写真家として活躍。エキストラとしてキャリアをスタートさせ、チャウ・シンチー監督の目にとまり、『少林サッカー』(01)の振付師として声がかかった。風貌がブルース・リーに似ていることからGK役に抜擢され映画デビュー。『カンフーハッスル』(04)の組長サム役で第24回香港電影金像奨助演男優賞にノミネートされた。その他、『ツイ・ハークの 霊戦英雄伝』(02)、『カンフー無敵』(06)、チェン・カイコー監督の『道士下山』(15)などに出演。TVシリーズ「ブルース・リー伝説」(08)、『イップ・マン 継承』(15)でブルース・リーを演じている。
ブルース・リー
イップ・マンの弟子。詠春拳に加えて他の武術様式も稽古し、中国武術を積極的に広めた。アメリカで開催される国際空手選手権での試合を見てほしいとイップ・マンをサンフランシスコへ招待する。外国人に武術を教えるようになり、中国武術についてのマ ニュアルを英語で刊行した。そのため、中華総会の反感を買うが、武術哲学についてはイップ・マンからお墨付きをもらっている。