ヤン・イクチュン リョウ・ジヨン役

韓国の大学を卒業後、日本の大学に留学する。初めは日本に馴染めなかったが、山岳部で浅井とさゆりに出会い、次第に打ち解けていき、次第にさゆりに恋心を抱くようになる。さゆりに拒絶された末、彼女を殺害した後に心を蝕まれ、韓国に戻って死んだように生きていた。

1975年生まれ、ソウル出身。
2009年の長編映画デビュー作『息もできない』で、主演のみならず監督・製作・脚本・編集を手がけ、ロッテルダム国際映画祭タイガー・アワード(グランプリ)、東京フィルメックスの最優秀作品賞(グランプリ)と観客賞をはじめ、世界各国で25を超える賞に輝き、一躍、注目の映画人の一人となる。以降、俳優としてヤン・ヨンヒ監督作『かぞくのくに』(12)をはじめ、日本でも、西川美和監督作『夢売るふたり』(12)や、宮藤官九郎監督作『中学生円山』(13)などにも出演。17年の『あゝ、荒野』2部作では菅田将暉とともにボクサーを目指す若者役でW主演を務め、大きな話題を呼んだ。近年では日本でも大ヒットしたNetflixオリジナルドラマ『地獄が呼んでいる』(ヨン・サンホ監督)に出演している。