監督:熊切和嘉

1974年生まれ、北海道出身。大阪芸術大学の卒業制作作品『鬼畜大宴会』(97)がぴあフィルムフェスティバルで準グランプリを受賞。同作はベルリン国際映画祭パノラマ部門他、10カ国以上の国際映画祭に招待され、一躍注目を浴びる。10年、『海炭市叙景』がシネマニラ国際映画祭グランプリ及び最優秀俳優賞をはじめ、ドーヴィルアジア映画祭審査員賞などを受賞。その後も『私の男』(14)でモスクワ国際映画祭最優秀作品賞と最優秀男優賞の二冠を達成し、毎日映画コンクール日本映画大賞も獲得した。他監督作品は、『空の穴』(01)、『アンテナ』(04)、『青春☆金属バット』(06)、『フリージア』(07)、『ノン子36歳(家事手伝い)』(08)、『莫逆家族 バクギャクファミーリア』(12)、『夏の終り』(13)、『ディアスポリス ─DIRTY YELLOW BOYS─』(16)、『武曲 MUKOKU』(17)など。公開待機作には菊地凛子主演『658km、陽子の旅』がある。