あんだけ歌えてもバッシングかいな、
愛を歌える人は愛に苦しみはるんや。
スキャンダルが死んでから歴史になるカラス凄いなぁ。
マリア・カラスの闘いの人生は、
きっと今の女性たちへの大きなエールになるはずだ。
歌を通して人生の全てを語っているカラスの心の叫びが鮮明に写し出されていて、切なくも感動が止まらない。
マリア・カラスの魂を揺さぶるような素晴らしい歌声と
ドラマティックな人生に
圧倒されました。
豪奢な残像を聚め、丹念に綴られし、稀世の歌姫の半生。
まさに西歐の黄昏、天上の五衰、たゞ夢かとのみ覚ゆ。
世界の心をつかんだ華麗なる歌姫。また一人の愛もつかめなかったマリア。
彼女の人生はヴェリズモ(現実主義)オペラそのものだ。
一瞬も逃さず聴き入り、見つめました。滴るほどの女ごころ、声の雫!
マリア・カラスの真髄!
この映画は、間違いなく「一生もの」。
王侯貴族でさえ心酔させるディーバの「歌」、そして「秘められた真実」がここまで白日の下に晒されるとは。
君島十和子
美容家/FTCクリエイティブディレクター
すごい!歌ってるマリア・カラスを初めて見た。しゃべってる所も。
孤独なプリマドンナを、本人が演じている。
最高!
その人生は、オペラのヒロインそのもの。
ただならぬ女は、美しければ美しいほど、悲しい。
ドキュメンタリーという作りを超え、生身の女の凄みを描ききった一作。
興奮も涙も止まらない。
もう一度あの言葉を、あの場面を、あの歌を。
何度も観たいドキュメンタリー。
マリア・カラス、あなたはすごい、やっぱりすごい!
監督に最高の感動を深謝。
栄光、革新、孤独、過酷で悲劇的な運命、不世出の美しき創造者、
ディーバ、マリアカラスは私達を永遠に虜にする!
苦悩に満ちたマリアの人生から、これほど優しく溢れる笑顔を誰が知り得ただろう。映像に感謝!
マリア・カラス自身が語る、本当の姿が垣間見られる貴重な映像が盛り沢山。
歌は私の唯一の言語だから、という言葉が身に染みる。
母が大好きだったマリア・カラス
強く気高く美しく、儚いマリア・カラス
嘘偽りのない彼女に出会い、
言葉にならない感動を覚えました。BRAVO!
若い才能に溢れ輝くカラス。歳を重ね苦悩を経て変化する歌声は哀愁を帯び、真の芸術家へと脱皮していく姿に胸しめつけられる感動を抑えられなかった。
歌と愛に生きたカラスの人生は自らが演じてきた女性達のよう。情熱的で繊細。彼女の心の言葉を知れば知る程私はカラスを好きになる。
マリア・カラスはゴージャスな大輪の花であり、
自分の心に常に忠実で正直な美しいひとりの女性であることが痛いほどよくわかります。
彼女の発する声そのものや語る言葉には、自分を持っている人にしか表現できない美しさと強さ、そして切なさがありました。
誤解され続けたカラスがこの作品で報われる。歌手として完璧を求める為の行動もスキャンダルにされ続けどれだけ耐えたのか。衝撃的作品です。
中丸三千繪
オペラ歌手、マリア・カラス国際声楽コンクール(イタリアRAI主催)1990年優勝者
真実にして新発見に満ちた感動のドキュメント。
時代を駆け抜けた歌姫はこんなにも愛深き女性だった。
私は、彼女のことを何も知らないで歌を聴いていた。
彼女が、誰よりも努力家だったことも
亡くなる直前まで練習していたことも
そして、たくさん傷つきながら愛を歌い、人生を生き抜いたことも・・・。
一人の女性としての“マリア”も、ディーバーとしての“カラス”も
私はどちらも大好きになりました。
まだ観たことも聴いたこともなかったマリア・カラスを知ることができる、このドキュメンタリー映画に感謝!
オペラ史上これほど華麗に歌い、果敢に闘ったディーヴァがいただろうか。
本作で初めて語られた言葉に、彼女の真の姿を見た。
美しく魅力的な女はなぜ笑顔より悲しい顔が似合うのだろう。
架空の儚さを知りながら「学び、苦しみ、成長し、成熟する!」と、現実を語るマリア。
混沌とした胸中からの声こそが『私は、マリア・カラス』そのものかもしれない。
天上の音楽に到達した世紀のディーヴァが
心の奥で求めた真実の愛。
一人の女性としてこれほど純粋な想いだったとは!