瀬戸内寂聴

瀬戸内寂聴

1922年生まれ。小説家。東京女子大学卒業。1973年、平泉中尊寺で得度。『夏の終り』で第2回女流文学賞、『花に問え』で第28回谷崎潤一郎賞、『白道』で第46回芸術選奨文部大臣賞、『場所』で第54回野間文芸賞、『風景』で第39回泉鏡花文学賞を受賞。2002年に『瀬戸内寂聴全集』(全20巻)が完結。近年の著書に、『寂聴 九十七歳の遺言』、『はい、さようなら。』、『寂聴コレクションvol.1くすりになることば』などがある。2006年、文化勲章を受章。当時新進作家だった三島にファンレターを出し、それ以来文通をしていた。少女小説を書いた時のペンネーム「三谷晴美」は、三島が選んだもの。