カーター・バーウェル
音楽
ハーバード大学を卒業後、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟のデビュー作『ブラッド・シンプル』(84)で映画音楽家としてデビューを果たす。以降『バートン・フィンク』(91)や『ファーゴ』(96)、『ノーカントリー』(07)、『バスターのバラード』(18・Netflix)などコーエン兄弟作品のほぼ全作で音楽を担当。大ヒットヴァンパイア映画『トワイライト』シリーズ(08~12)でも作曲を手がけた。スパイク・ジョーンズ監督やトッド・へインズ監督の作品の多くでも音楽を手がけ、ジョーンズ監督の『かいじゅうたちのいるところ』(09)でゴールデン・グローブ賞最優秀作曲賞、ヘインズ監督の『キャロル』(15)でアカデミー賞®作曲賞に初ノミネート。『ワンダーストラック』(18)でもタッグを組んだ。マーティン・マクドナー監督とは『セブン・サイコパス』(12)、『スリー・ビルボード』(17)でタッグを組み、『スリー・ビルボード』で2度目のオスカーにノミネートされた。