1968年、この事件を題材にした「ピータールー序曲」が、作曲家マルコム・アーノルド(1921-2006)により作曲された。
1868年に結成されたイギリス労働組合会議が、創立100周年を記念してアーノルドに作曲を委嘱。
平和で穏やかな市民の集会と、それを妨害する威圧的な騎兵隊との混沌に満ちた争いの様子、そしてその終焉までが10分前後の音楽で表現されている。
同年、ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールにて、アーノルド本人の指揮により初演され、大成功をおさめた。
日本では、吹奏楽コンクール等で自由曲として演奏されることも多い。