ABOUT THE MOVIE | 映画『プリティ・クレイジー 悪魔が引っ越してきた』公式サイト
プリティ・クレイジー 悪魔が引っ越してきた 6.19 FRI シネマート新宿他 全国順次ロードショー
INTRODUCTION
2019年、長編映画デビュー作『EXIT イグジット』で韓国夏の興行収入を席巻し、942万人の観客を動員したイ・サングン監督が、再びイム・ユナとタッグを組んだ最新作『プリティ・クレイジー 悪魔が引っ越してきた』。『EXIT イグジット』『モガディシュ 脱出までの14日間』『密輸 1970』などのヒット作を連発するFilmmakers R&Kと手を組んだ本作は、韓国映画界に新たな一章を刻んだ。
監督を務めるのは、『EXIT イグジット』でその独創的なストーリーテリングが高く評価され、新人監督賞を総なめにしたイ・サングン。彼はイム・ユナの起用について、「彼女ならソンジという複雑な役柄を完璧に演じきってくれると確信していました」と語る。また、「『EXIT イグジット』チームとは深い信頼関係で結ばれており、再び一緒に仕事ができたことを嬉しく思います」と、チームワークの良さも明かす。
イム・ユナは今回の再タッグを振り返り、「『EXIT イグジット』の時と同じく、唯一無二の“イ・サングンらしさ”を持つ、特別で深く人間味あふれる監督。本作にもやはり、イ・サングン監督ならではの感性、愛、コメディーといった部分が溶け込んでいて、観る人も一緒に共感できるように感情を作り上げる感性が素晴らしい」とイ・サングン監督を称えた。
夜になると悪魔が目覚めてしまう女性と、彼女を毎夜見張るアルバイトをすることになった休職中の青年。荒唐無稽な設定で始まる本作は、小ネタ満載のテンポ感あふれるコミカルなシーンを経て、優しさと温かさをまといながら、感涙必至のラストへと導かれていく――。笑って笑ってまさかの切なさに涙溢れる“悪魔憑依”ラブコメが誕生した。
STORY
留学を夢見てフランス語を学びながら、パン屋を営む聡明な女性 ソンジ(イム・ユナ)と、天使のような彼女に一目惚れした心優しく誠実な青年 ギルグ(アン・ボヒョン)。
就職した会社を辞め、無気力な引きこもり生活を送っていたギルグはある日、階下に引っ越してきたパン屋で働くソンジに一目惚れする。その晩遅く、彼はエレベーターで再びソンジと遭遇するが、彼女の様子は昼間と違っていた。別人のような派手なふるまいに驚きつつも興味を抱くギルグだったが、彼女の父親ジャンス(ソン・ドンイル)から、“彼女には悪魔が憑依している”という彼女の秘密を聞かされることになる。昼間は優しく聡明なソンジだが、毎夜午前2時になると彼女の中に悪魔が目覚め、まったく別の人間に変貌してしまうというのだ。
彼女の秘密を知ってしまったギルグはジャンスからその人柄と体力を買われ、“呪われた深夜のソンジを見張る”という奇妙な仕事を依頼される。横暴でわがままな深夜の彼女は、毎夜街へと繰り出し予測不能な行動でギルグを振り回す。僕と悪魔との奇妙でキュートな夜が始まった。
ソンジの中から悪魔を追い出す方法は“悪魔の名前を呼んで「出ていけ」と3回唱える”こと。ギルグは、昼はパン屋を手伝いながら夜は悪魔を見張る生活の中で、悪魔を心からもてなせば楽しんだ分だけ深夜の悪魔の活動時間を減らす、と約束させることに成功。横暴だが憎めない悪魔と、ソンジのために心を込めて悪魔をもてなすギルグ。毎晩一緒に過ごすうち二人の距離は縮まっていくが、このままではソンジの体に負担がかかる。悪魔の過去と宿命を知った時、ギルグが下した決断とは――。
CHARACTER/CAST
STAFF
2019年の大ヒット作『EXIT イグジット』を手掛けた脚本家兼監督のイ・サングン。最新作『プリティ・クレイジー 悪魔が引っ越してきた』は、前作に劣らぬ独創的な設定と爽やかな楽しさを備えている。「観客に小さな予期せぬ贈り物のような感覚を届けられる作品を作りたかった」と本作の制作意図を語った。
『プリティ・クレイジー 悪魔が引っ越してきた』は、休職中の平凡な青年・ギルグが、毎晩悪魔に憑りつかれる呪いをかけられた女性・ソンジの世話を任されるという、風変わりながら心温まる物語だ。イ監督は本作の根底にあるメッセージについてこう語った。「純粋に善良な人々に、この世界が常に優しくあるとは限りません。でも、そんな人々が成長し、変化し、勇気を見出す姿には喜びがあります。」
ギルグは自身を投影したキャラクターということで、演じるアン・ボヒョンも監督の表情やセリフのトーンを研究して撮影に臨み、「現場で疑問だった部分も完成した作品を観て全て解けた」と語っている。
昼は天使のようなパン職人/夜は悪魔が憑依する
映画初主演となったブレイク作『EXIT イグジット』からヒット作『コンフィデンシャル』シリーズなどの映画や「ビッグマウス」、「キング・ザ・ランド」などのドラマに出演し、ジャンルを超えた演技力で映画・テレビ界のスターとしての地位を確立してきた。昨年主演を務めたドラマ「暴君のシェフ」も話題となりNetflixではグローバルTOP10で4位に初登場後、2日連続で首位を獲得。日本国内でも「今日のTOP10(シリーズ部門)」で1位となった。本作では第46回青龍映画賞の人気スター賞を受賞したほか、ドラマでの活躍と合わせて、台湾で行われた韓国系アワード「Asia Artist Awards」で、「AAA ベストアーティスト賞」、「AAA アジアスター賞」、「今年の女優主演賞」TV部門 を受賞した。本作では彼女の代名詞である明るい魅力と衝撃的な変貌で、昼と夜で表情を変える主人公・ソンジの二面性を表現豊かに演じ分け、自身も「これまで演じてきたキャラクターの中で最もエネルギーが感じられるキャラクターだったと思いますが、それゆえ、撮影の時、躊躇なく果敢にやりたいことを全部やった気がします。監督と話し合いながら、観る人がソンジの魅力を感じられるように積み重ねていく部分が多かったです。楽しく、ソンジになりきって、伸び伸びと演技できました。」とコメントし、観客がこれまで見たことのない一面を披露している。
休職中の心優しい青年
映画、ドラマ、バラエティとマルチに活躍し、確固たる人気を誇るアン・ボヒョン。そんな彼が今作で演じるのは、お人好しな無職の青年ギルグだ。
「ギルグは少し変わっていますが、とても純粋な人物。ソンジと出会うことで、自分を見つめ直し、成長していきます。まるで白紙のような無垢さが彼の魅力です」とコメント。これまで演じてきた力強い役柄とは対照的に、本作では優しく愛すべき一面を披露。ソンジとの不思議な関係を通して、心温まる成長の物語を見せてくれる。アン・ボヒョンは本作で第46回青龍映画賞 新人男優賞を受賞し、人気スター賞を受賞したイム・ユナと共に授賞式に出席した。今年も主演ドラマ「スプリング・フィーバー」ほか、「神の玉」(原題)、「財閥 x 刑事」シーズン2など多彩な出演作品が続く。
ソンジを心配し見守ってきた父
数々の作品で印象的な演技を披露し、韓国の“国民の父”として愛される存在となったソン・ドンイルはtvNのドラマ「応答せよ」シリーズで個性的な娘たちの父親役を演じたことで有名だが、今作では毎夜悪魔になってしまう娘・ソンジを一生涯支えてきた父・ジャンスを通して、ソンジ役のイム・ユナとの間に独特で心温まる父娘の絆を紡ぎ出す。
ソン・ドンイルは本作について、「最近ではなかなかないタイプの物語で、徐々に物語に入り込んでいくような作品です。そしてこの作品を通して、悪魔がどれほど魅力的な存在になりうるかを知ることになるでしょう」と語った。ソンジの父親役として、彼女の魅力を深めるだけでなく、自身のトレードマークであるユーモアと温かみを作品に注入し、物語の情感とコメディのトーンを高めている。
Z世代の個性的ないとこ
韓国のバラエティ番組「SNL KOREA」でのブレイクや、ドラマ「エージェントのお仕事」(22/tvN)、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(22/ENA)などでの存在感ある演技で、韓国のZ世代を代表するアイコンとしての地位を確固たるものにした。2025年に公開された映画『怪奇列車』では長編映画初主演を務め、本作ではアラ役として、これまで以上に外向的で風変わりなエネルギーを存分に発揮している。
「アラは確かに私より大胆だけど、心の奥底では共通点が多いと思う」とコメント。役柄と100%一致するチュ・ヒョニョンは、鮮烈な魅力と完璧なコメディセンスで再び視聴者の心を掴むだろう。
イム・ユナ&アン・ボヒョン韓国トップスターが魅せる、衝撃の変身と最高の化学反応!
演技力とスター性を兼ね備え、韓国で最も愛される興行スター、イム・ユナとアン・ボヒョン。二人は、韓国の二大映画賞のうちの一つと言われる青龍映画賞にて、イム・ユナは人気スター賞、アン・ボヒョンは新人男優賞をそれぞれ受賞し、本作で二部門の受賞となった。そんな二人がイ・サングン監督とタッグを組み、新鮮な驚きに満ちた化学反応を見せる。
映画『コンフィデンシャル』(17、22)シリーズや初主演作『EXIT イグジット』でその人気を証明してきたイム・ユナが、キャリア史上、最も大胆な変身を遂げた。数々の作品で幅広い演技力を見せてきた彼女が、今回挑むのはまさに規格外のキャラクター。「ソンジは本当に魅力的な役。これまで演じた中で最も個性的で、ユニークな魅力があります」と本人も興奮気味に語る。
彼女が演じるソンジは、昼の顔はフランス留学を夢見て学びながら、パン屋を営む女性。しかし、夜になると恐ろしい悪魔へと豹変してしまう!その二面性を表現するため、イム・ユナはビジュアルも一新。昼間は清楚な服装と流れるようなロングヘアで純真な姿を見せる一方、夜になるとくるくるに巻かれた髪に派手な衣装をまとい、まるで別人のような姿へと変わる。
そのコントラストは演技にも鮮明に表れており、昼の穏やかで透き通るような声と優しい表情は、夜には凄みのある声量と狂気じみた笑い声、そして誇張された表情へと一変。見事な演じ分けで観客を釘付けにする。
アン・ボヒョンが演じるのは優しい心の持ち主で大柄な男・ギルグ。彼の賢明さや成長は観客の心をくすぐる。イ・サングン監督は、前作『EXIT イグジット』のヨンナムに続き、本作でも主人公を無職の青年に設定した。映画『ノリャン -死の海-』(23)やドラマ「財閥×刑事」(24/SBS)で力強い役柄を演じてきたアン・ボヒョンが、本作では俳優としての新境地を開いた。がっしりとした体格とは裏腹に、人懐っこい子犬のような無邪気な魅力を漂わせ、ユナとの間に生まれる意外な化学反応で観客を魅了する。アン・ボヒョンは自身が演じた役について、「男性的な外見で力強いキャラクターを多く演じてきましたが、今回のギルグは守ってあげたくなるような典型的な内向型。これまで出会った中で最も純粋なキャラクターの一人だと感じました」と語っている。ギルグの繊細さを表現するため、監督と共に声のトーン一つまでこだわり抜き、自身の殻を破って役に完全に没入して説得力のある演技を披露している。
イム・ユナとアン・ボヒョンのコンビについて、イ・サングン監督は「二人がリハーサルを重ね、シーンを共に研究するうちに距離が縮まっていく様子が見えた。身長差が生む『サイズギャップ・ケミストリー』と呼べるものが生まれ、素晴らしい効果をもたらした」と語るほど、二人の相性は抜群。リハーサルを重ねるごとに縮まっていったという二人の距離感が、スクリーンにも表れている。
韓国の“国民の父” ソン・ドンイル & “Z世代のアイコン” チュ・ヒョニョン!
実力派俳優たちの競演がスクリーンで炸裂!
二人の脇を固めるのは、確かな演技力で知られる二人の俳優、ソン・ドンイルとチュ・ヒョニョン。tvNの大人気ドラマ「応答せよ」シリーズで、愛嬌たっぷりの父親役を演じ親しまれてきたソン・ドンイル。そんな彼が今回向き合うのは、なんと悪魔のように手ごわい娘!
一方、ジャンルを問わない演技力で、今や韓国のZ世代を代表するアイコンとなったチュ・ヒョニョンは、本作でさらにパワフルかつ自由奔放な魅力を開花させている。
ソン・ドンイルが演じるのは、毎晩悪魔が憑依し豹変してしまう娘ソンジを、生涯をかけて世話してきた父ジャンス。夜は娘に憑りついた悪魔をなだめ、昼は無垢なソンジを案じる日々に疲れ果てていたある日、ジャンスはソンジの世話の最中に怪我をしてしまう。そこで彼はギルグの人の好さと屈強な肉体を見込んで「毎晩ソンジを見守る」という奇妙な仕事を依頼。ソン・ドンイルは自身の役について、「私自身も父親なので、ジャンスを理解し共感できました。彼もまた、気の休まることのない日常に疲弊しています。だからこそ、ギルグを少し利用して束の間の休息を得ようとするのです」と役柄を分析する。
チュ・ヒョニョンが演じる、ソンジのいとこ アラは社交的なZ世代の典型。イ・サングン監督は「チュ・ヒョニョンの出演作はほとんど全て観ています。彼女の魅力は圧倒的で、この役は彼女しかいないと真っ先に思いました」と絶賛する。アラは、ソンジとギルグの間を取り持つ物語のキーパーソンで、チュ・ヒョニョン曰く「イ監督のユーモアの感覚が私にぴったりで、強く惹かれました。昼はパン職人、夜はクラブで踊るアラは、一見この映画で最も普通に見えて、実は一番変わっているキャラクターかもしれません」
個性豊かなキャストが織りなす絶妙なコメディのリズムと緩急も、本作の大きな見どころ。こうして、悪魔を見守るという奇妙で困難な仕事から始まったギルグの旅は、やがて個人の成長と勇気の物語へと発展していく。本作のユニークなコンセプトと多面的なキャラクターは、観客を最初から引き込むこと間違いなしだ。
『EXIT イグジット』クルーの完璧なチームワークが帰ってきた!
『EXIT イグジット』のドリームチーム、プロデューサーのペク・ヒョンイク、撮影監督のキム・イルヨン、照明監督のキム・ミンジェ、美術監督のチェ・ギョンソンが再結集!イ・サングン監督の脚本に魅せられたキーメンバーたちは、監督の代名詞とも言える”純粋さ”と”閃光のようなひらめき”を具現化するため、再びタッグを組んだ。
撮影監督キム・イルヨンは、本作で、リアリズムとファンタジーを融合させた自由な映像表現に挑戦した。“夜になると悪魔に憑依される女性”という漫画的な設定を映像化するにあたり、コミックに着想を得たと言う。豊かな表情を捉えるクローズアップや正面からのショット、そして漫画のコマ割りを思わせる構図などを多用し、ユニークな世界観を創り上げた。さらに、明るく鮮やかな色使いを意識することで、観客を圧倒することなくダイナミックな映像体験を生み出している。
キム・イルヨン曰く、「『EXIT イグジット』も『プリティ・クレイジー 悪魔が引っ越してきた』も、主人公たちは監督自身が持つ純粋な心を映し出しているよう」。
『EXIT イグジット』や「スタートアップ:夢の扉」(20/tvN)などで知られる照明監督のキム・ミンジェは、映像の美しさを際立たせつつも、物語への没入感を妨げないような照明技術を追求した。本作のビジュアルについて彼が目指したのは、“不思議すぎない、不思議の国のアリス”。見慣れた日常風景の中に、奇妙で愛らしいキャラクターたちが息づく、絶妙なバランスを光で表現している。
物語は「階下に悪魔が引っ越してくる」という設定のため、日常と非日常を融合させるには繊細なバランスが求められた。そこで腕を振るったのが、『EXIT イグジット』やNetflixシリーズ「イカゲーム」(21-25)の美術監督チェ・ギョンソンだ。曰く、「奇妙で、楽しくて、ユーモアあふれる物語ですが、その根底には温かさがあります。風変わりでありながらも、どこか心温まるような雰囲気を全体で作り出すことにこだわりました」。原色を好むチェ・ギョンソンと色で表現するのが好きなイ・サングンは、アラは黒、ソンジは昼間はベージュで夜になると赤、というふうにキャラクターごとに色を与えたという。ギルグには前半ではグレーを多く使い、だんだん色味のある服を着るように変化し、物語が進むにつれて色が変わっていく。
個性豊かなスタイルで知られるベテランたちが集結した『プリティ・クレイジー 悪魔が引っ越してきた』は、イ・サングン監督ならではの温かい眼差しと、ベテランスタッフの卓越した技術が融合して完成した。観る者の心を揺さぶるストーリーと豊かな映像美にご期待ください!