シルベスター・スタローンの世界的代表作である『ランボー』シリーズ最新作にして最終章『ランボー ラスト・ブラッド』(ギャガ配給)が、6/26(金) よりいよいよ全国公開!そこで同時公開される日本語吹替版にて、長年に渡り『ランボー』シリーズを支えてきたレジェンド的存在のささきいさおさん、ランボーと死闘を繰り広げることとなる最大の敵、ウーゴ・マルティネス役に武田真治さん、ビクトル・マルティネス役のケンドーコバヤシさん、そしてランボーに出来た初めての“家族”であり、育ての親として守ってきた愛娘ガブリエラ役の花澤香菜さんが一同に会すプレミアイベントを開催いたしましました!
イベントレポート
ランボーファンの武田さんは頭にバンダナを巻き、タンクトップ姿といういで立ちでマシンガンを持ってランボーのコスプレで登場!「ランボーが卒業するのでマシンガンを自分で取り寄せました!」と気合十分の武田さん!ケンドーさんが「一番びっくりするのはこれでランボー役じゃないこと(笑)。ささきさんを差し置いて、正気ですか(笑)?」と言われながらも「ほぼ完コピできました!2の『怒りの脱出』の感じです。」と満足した表情で語ります。「最初の頃のランボーは細身だからこういう感じですね。」とささきさんも絶賛し、花澤さんは「ツヤッツヤ!」と戦闘で汗を流したランボー顔負けのツヤツヤとした肌と泥の感じに注目!
遂にシリーズラストを迎える本作ですが、ランボーの声を長年務めてきたささきさんは「最初にやった頃から約40年。最初のランボーは5人くらいの方がやっていて、中には渡辺謙さんもいたんです。それだけ、スタローンの声はどんな人の声を当てたらいいのか悩んだみたいです。最終的には2からランボーをやらせていただきましたが、スタローンの声は低音でささくれ立って濁った声なので最近は声を作るのにお酒を飲んで騒いでみたり。最後のシリーズはこの時期なので、一人で飲んで夜中に騒いでみました(笑)」と、役作りの苦労について明かします。
極悪マルティネス兄弟を演じた武田さんとケンコバさんはランボー世代で、ケンコバさんはランボーの真似をしたくて血を流すと治療を拒んだり、武田さんの初めて見た映画は『ランボー/怒りの脱出』で今でもスタローンに影響を与えられているというほどのランボーの大ファン!兄・ウーゴ役を担当した武田さんは「難しかったです。極悪非道でスタローンが演じるランボーと戦うんですが、悪だけどビジネスマンとして闇の社会にも従う人物。紳士的なのでちゃんと喋れるという部分が難しかった。」と吹替での大変さについて語ると、ささきさんは「スペイン語で、英語とも違ってリズムが違うから大変だなと思って僕じゃなくて良かった(笑)。素晴らしかったですよ!女房が(武田さんとケンコバさんが演じる)兄弟が良かったと褒めていました。」と武田さんの悪役っぷりを絶賛!
またケンコバさんの演技にささきさんは「ドスが効いていて、最初は低音だったのに途中から高音になっていたので俺に気を遣ったのかなと思ったよ(笑)。」とケンコバさんの悪役キャラを称賛します。
さらに、花澤さんは「まさかランボーに関わると思っていなかったので嬉しいです。ガブリエラというお年頃の女の子を担当しているのですが、孫娘的な年齢なのでまごついているランボーを見れてそこが可愛いと思います。」とアピールしました。
最後に武田さんは「ラストブラッドとついている本作ですが、僕らをおよそ40年にわたって勇気づけてくれたランボーが見納めになります。是非、この時期ですが劇場で最後の勇姿を観て頂けたらと思います!」、ケンコバさんは「この映画を最後まで観たら必ずホームセンターに行きたくなります。映画観とともにホームセンターをチェックしてください。男のすべてが詰まっています。」、花澤さんは「ガブリエラが出てくるシーンはのどかで心温まる部分でもあるので、極悪兄弟に出会ってからそのシーンが後から効いてきますのでお楽しみください。」、ささきさんは「40年ちかく同じ役者の声を当てられるのはとても幸せなことです。ランボーをこれから見れなくなってしまうのは悲しいけど、最後にふさわしい作品となったんではないかと思います。日本語版の出来が良いので、是非日本語版もお楽しみ下さい。」とメッセージを寄せました。