2021.03.29 POSTED

3/27(土)堀貴秀監督 舞台挨拶イベント実施しました!

3/26に無事公開を迎えました『JUNK HEAD』の“初日舞台挨拶”を公開2日目の3/27に東京・池袋シネマ・ロサにて、堀貴秀監督にご登壇いただき、実施いたしました。
堀監督は「本日はありがとうございます!こんなにたくさんの人に来てもらえるとは…。色々とありましたが、やっと公開することができました。」と会場に足を運んでくれたお客様に感謝と、公開の喜びを語りました。
この作品を作った理由について堀監督は「30分の短編を作る前は、絵や彫刻とか人形などいろんなジャンルに手を出していて、芸術家を目指していましたが、ピンとくるものがなくて長続きしなかったんですよね。昔から映画は好きで、よく観ていて1人で映画は作れるわけがないと思っていましたが、“新海誠監督”が1人で映画製作をしているのを知って、1人でもできるコマ撮りアニメを製作し始めました。」と語りました。
影響を受けた作品について聞かれると「『不思議惑星・キン・ザ・ザ』を10代くらいの頃に観て、この作品は初恋の人みたいな感覚になっていてこの作品が1番ですね。」
さらに劇中の好きなキャラクターについての質問には「主人公も好きですし…3バカも…村長も…全部好きですね!(笑)」と会場を沸かせました。
また独特な言語についての問いには「普通の言葉だと声優みたいにできないので、声や音が映像とマッチするようにしています。某有名テーマパークキャラクターの名前を言っていたり。“おはようございます(シャケナツミソス)”と言っているところは朝食の鮭、納豆、味噌スープをかけていたりします(笑)」と言語の由来について明かしました。
そして最後に本作『JUNK HEAD』のタイトルに込めた想いについて堀監督は「僕自身本当にこれまでガラクタ(JUNK)のようだったんですけど、そんな僕でも諦めずにこの映画を作ることができて、“ガラクタでも諦めなければやれることはあるんだぞ”という意味でつけました。」と作品への熱い想いを語られました。
3部作となっている本作について堀監督は「絵コンテもストーリーも出来上がっているので、皆さん期待していてください。」と次回作への意気込みを語られ、イベントは大盛況で終了しました。