第95回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされている『長ぐつをはいたネコと9つの命』(3月17日公開)のジャパンプレミアが"猫の日"2月22日に都内劇場で行われ、日本語吹き替え版声優を務めた土屋アンナさん、中川翔子さん、小関裕太さん、木村昴さんが登壇しました。
プスの元カノで今は気まずい関係のキティ役の声優を務めた土屋さん。猫を6匹飼っていることもあり、オファーが来た際には「メチャメチャ嬉しくて、やる!もう即決でした!」と喜色満面。「3びきのくま」と一緒にプスを追いかける女の子ゴルディ役の声優を務めた中川さんもオファーに対して「嬉しい!やったあ!万歳!でした。相棒(飼い猫)のメポに『お前のCIAO ちゅ~る代を稼ぐからね!』と話しかけました。アフレコの日に合わせてド金髪にブリーチして挑みました」と意気込み十分でした。
プスの冒険仲間となるネコに変装したイヌ・ワンコ役の声優を務めた小関さんは声優初挑戦。「声優業には興味があったので、これはやりたいぞ!と思いました。犬を飼っていることからワンちゃんらしさは小さいころから体に馴染んでいるので僕的にはやりやすかったです」と手応え。ゴルディの"弟"くま、ベイビー・ベアの声優を務めた木村さんは「ゴルディとは兄弟なのでメチャメチャやりあいます」と予告すると、中川は「生まれて初めて『あんたの乾いたウンコ!』と言いました。こんなセリフってあるんだ…と思った」と爆笑ポイントを報告していました。
土屋さんは6匹、中川さんは8匹、木村さんは1匹の猫を飼っており猫派として知られます。そんな中、これまで犬派だったという小関さんは「ネコちゃんにはツンとしたイメージがあるというか、僕は恋愛でもツンとされるのが苦手でデレデレ来てほしい方なので、ネコちゃんの性格に苦手意識があった。でもそんなネコちゃんが近づいてきてくれた時に認められた!と嬉しくなった。そこからネコって可愛い!が始まった」と心境の変化を告白。すると木村さんは「はい、ネコ沼!」と認定し、中川さんも「犬派の人はネコを冷たそうだと言うけれど、ゴロンゴロン喉を鳴らしてガンガン来る。お風呂に入ると『シャイニング』のジャック・ニコルソンみたいにドアを顔でこじ開けて入ってきますよ!」とネコあるあるを報告していました。
さらにスペシャルゲストとして長ぐつをはいたネコ、プスの着ぐるみが登場。舞台挨拶の最後には、3月17日の公開に向けて「プスがめっちゃ頑張るから最後まで応援してあげてください!お母様方は、私たちの願い事ってなんだろう?っていうのを気付かせてくれる映画になっています。ひとつひとつの言葉を自分にリンクさせながら観るといろんな学びが感じられると思います。」(土屋さん)、「全身でネコを浴びてネコまみれになって欲しい。一回の人生をどんなふうに強く生きるかをプスが命がけで生き方を教えてくれる、大人も子どもも楽しめる作品です」(中川さん)、「犬派の僕でもネコが大好きになる映画でした。アクションも笑いもありなんですが、言葉が素敵な作品で見終わったあとになにか一つだけでも素敵な言葉を見つけていただけたら嬉しいなと思います」(小関さん)、「家族や友達と見た後に盛り上がって、家に着くまで楽しめる映画です。めちゃくちゃ笑えるシーンもたくさんありますから、ワクワクしながら楽しんでください」(木村さん)と呼び掛け、大盛況の中舞台挨拶は幕を閉じました。