2023.04.18 POSTED

『雄獅少年/ライオン少年』完成披露上映会を
実施しました!

 映画『雄獅少年/ライオン少年』(5月26日公開)の完成披露試写会が4月18日都内劇場で行われ、日本語吹き替えを担当した花江夏樹さん、桜田ひよりさん、山口勝平さんが登壇しました。

 日本語吹き替え版お披露目後に登壇した声優陣。主人公チュン役の花江さんは「映画を観る前は日本のお正月によく見る獅子舞を思い描いていたけれど、そのイメージとは全然違かった。獅子舞の躍動感と色鮮やかさがCGアニメーションになってよりダイナミックに描かれている。物語にはスポ根要素もあって、濃密に描かれる修行の過程など観ていて飽きさせない」と絶賛しました。チュンの親友・マオ役の山口さんは「映像が綺麗で中国製作のCGアニメーションのレベルの高さに驚きました。ジャッキー・チェン映画的な要素もあって、カンフー映画へのリスペクトも感じた」と太鼓判。ヒロインで主人公と同じ名前を持つ少女チュン役の桜田さんは「獅子舞が揃った姿は圧巻です!主人公のチュン君が後半になるにしたがって顔つきも体つきも変わっていく。その段階を見守っている私たちからすると、頑張れ!と感情移入してしまう。真面目なシーンの中にコメディ要素があるのも面白ポイント」と魅了されていました。

 また本作にちなんで「運命が変わった出会い」をそれぞれ発表。花江さんは『雄獅少年/ライオン少年』を運命的出会いとして「いい作品に出会えたというのもそうだし、師匠役を演じた山寺宏一さんが直属の先輩なので、そこも凄く運命的。役者として感じるところがありました」としみじみ。そして山口さんは、声優界での師匠格にあたる野沢雅子さんと肝付兼太さんとの出会いを運命の出会いに挙げていました。一方、桜田さんは「私はお二人と違って師匠の話ではないのですが…」と恐縮しつつ「愛犬との出会い」と発表。「犬を飼ってそれが生活の一部になったときに、犬がいるのといないのとでは全然違うと思った。犬を飼う前はどういう生活をしていたのかと思うくらい、愛犬との出会いが自分の人生を変えてくれた」と目を細めていました。

 そんな中、本作の日本での大ヒットを祈願すべく、横浜中華学校校友会国術団による本物の中国獅子舞による演奏&演舞がサプライズで行われ、劇中さながらの躍動感溢れる獅子舞の動きに会場は大盛り上がり!最後は「本作が観客の心を掴む」という意味が込められた「銀幕覇主」という字の書かれた垂れ幕でフィニッシュ!この粋なサプライズに「可愛い!」(山口さん)、「迫力大!」(花江さん)、「目があった瞬間、射貫かれたような気分になった」(桜田さん)と大興奮でした。

 そして5月26日の劇場公開に向けて、桜田さんは「私自身、声優として沢山経験をさせてもらった大切な作品になりました」、山口さんは「温かい涙が流れる作品で、自分の声優経験の中でも素晴らしい作品に出会えたと思います」、花江さんは「年代によって登場人物の誰に共感するのかが変わる作品なので、幅広い世代の方々に楽しんで観てもらえるはずです」と期待を込め、大盛況で舞台挨拶は幕を閉じました。