琉生の兄・駒田圭や、先代の社長でもある父・滉など、琉生と光太郎を取り巻く追加キャラクターとキャストも発表となりました。
家族の絆と、幻のウイスキーを取り戻していく中で垣間見る、琉生と光太郎の「お仕事」に対する向き合い方にもどうぞご注目くださいませ。
■駒田滉(CV.堀内賢雄)
琉生の父親で、駒田蒸留所の先代社長。経営難に陥った会社を立て直そうと奔走するが、無理がたたって過労死してしまう。
【堀内賢雄さんコメント】
タイトルを聞いた時、私の大好きなウイスキーにまつわる作品かなと期待しながら台本を読み、ストーリーに完全にはまってしまいました。
幻のウイスキー復活までの葛藤、バラバラになった家族が一つになった時、それは!
物作りは愛情が紡ぐ。
セリフは少ないけれど、亡くなった父親として、愛情込めて演じてみました。
皆様楽しんで下さい。
■駒田澪緒(CV.井上喜久子)
琉生の母親。駒田蒸留所の経理担当。亡き夫と琉生を重ねてしまうこともあり、琉生には無理をしないでほしいと思っている。
【井上喜久子さんコメント】
澪緒は家族経営の蒸留所に暮らす母で、静かに大きな愛情を持ち続けているような女性です。この作品にはお酒づくりの難しさや奥深さ、そして面白さが沢山描かれています。この映画を観たら、これから飲むウイスキーがより味わい深く美味しく感じられると思います♪ぜひ楽しんでご覧ください!
■駒田圭(CV.中村悠一)
琉生の兄。駒田蒸留所の次期社長と目されていたが、経営方針の違いで退職。いまは桜盛酒造に勤めている。
【中村悠一さんコメント】
自分はお酒を体質的に飲めず、その分野での喜びと言いますか達成感も分からない者ではありますが、本作の台本を拝見した時にその思いを胸中に留めることができませんでした。
シナリオの完成度に心惹かれ、かつ映像と組み合わせた時の演出やアニメーションに感動したということは、この映画は「お酒の映画」を越え、人間ドラマとして素晴らしく完成度の高いものだと感じます。
ウイスキーに興味のある方も無い方も、是非ご覧頂けますと幸いです。
■東海林努(CV.辻親八)
無愛想な駒田蒸留所の職員。一番の古株で駒田家ともつき合いが長く、琉生のことも幼い頃から知っている。
【辻親八さんコメント】
我々の仕事は情熱が大事です。山あり谷ありの仕事だと思います。
主人公の琉生が幻のウイスキーを復活させようとする様子は、我々が観ていただける皆様に、感じ入っていただくために汗をかくことと重なりました。
もちろん仕事のあとはウイスキーを呑みました(笑)
■斉藤裕介(CV.鈴村健一)
光太郎の友人。高校時代に光太郎とバンドを組んでいた。現在は大手レコードメーカーで人気バンドのプロデューサーをしている。
【鈴村健一さんコメント】
若い頃、がむしゃらだったり、社会に対して冷めてみたり、いろんな想いを持って「職業」と向きあった覚えがあります。この作品は改めて「働くとは自分と向きあうこと」と教えてくれました。凄い作品です。できるだけ沢山の人にご覧頂きたいです。