10月19日より、本国のイギリス・アメリカに先駆けて日本が世界初公開となる、プレミア上映が行われました!
舞台には、9年ぶりの来日となるジョン・キャメロン・ミッチェル監督が登壇!また、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』でヘドウィグを演じ、監督と長年の友人でもある山本耕史さんが、花束ゲストとして登場!
ヴィヴィアン・ウエストウッドの衣装を身に包んだふたりは、絶妙な掛け合いでトークを展開しました。
ミッチェル監督は、満員の会場を前に「15年ぶりに日本の映画館に戻ってこられてうれしいです。(『ヘドウィグ~』劇場公開時のメイン館である)シネマライズがもうなくなってしまったのは残念ですが、この映画は日本の観客の心に残るものになることを願っていますし、そうなる予感がしています。なぜならこの映画は初恋についての映画だからです。パンク少年とエイリアンによるものだけどね(笑)」とあいさつ。
山本さんは本作について「ジョンらしい、すごく素敵なパッションを受け取りました。青春時代を思い出して懐かしいというのもあるし、彼の心の中にあるファンタジーが、はっきりとした表現やアートになって、彼の子供のような存在としてわかりやすく前面に出てきたように感じました。そのことに僕はキュンとしてしまったんです(笑)」と見どころを語ってくれました。
最後には「ヘドウィグ・アングリーインチ」劇中曲のひとつである名曲「The Origin Of Love」をふたりで即興で歌い上げ、会場は大興奮に包まれ、大盛り上がりのイベントとなりました。