2019.08.28 POSTED

第76回ヴェネチア国際映画祭レポート

ヴェネチア国際映画祭が開幕し、コンペティション部門オープニング作品として、
カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、リュディヴィーヌ・サニエ、クレモンティーヌ・グルニエ、マノン・クラヴェル、そして是枝裕和監督が記者会見とフォトコールに参加いたしました。


© Getty Images


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そして、大勢のマスコミや観客があふれる中、オープニングのレッドカーペットに登場!
アルマーニのタキシードとえんじ色の蝶ネクタイの是枝裕和監督。
ジャン=ポール・ゴルティエの朱色と黒のドレスに身を包み、さすがな貫禄を見せるカトリーヌ・ドヌーヴ。
是枝監督と同じくアルマーニのセクシーなドレスで大人の魅力溢れるジュリエット・ビノシュ。
シャネルの黒のジャケットとミニ丈ボトムスのセットアップでスタイル良くクールにきめた、リュディヴィーヌ・サニエ。
ジュリエット・ビノシュの娘役で8歳、映画初出演のクレモンティーヌ・グルニエはクリスチャン・ディオールの白のドレスで天使のような可愛さをふりまいていました。またこちらも長編映画初出演のマノン・クラヴェルはプラダのチューブトップドレスで大女優たちに囲まれながらも堂々とシックにきめていました。
観客からは「コレエダ!」という歓声が上がり、是枝監督の国際的な人気ぶりが伺えました。


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レッドカーペットを終えたカトリーヌ・ドヌーヴを先頭に『真実』のキャスト陣が場内に入場。
最後に是枝裕和監督が着席し、オープニングセレモニーがスタートしました。
その後、同劇場で遂に、オープニング上映が行われました。
上映終了後は、そんな作品の温かさを反映するように6分にも及ぶスタンディングオベーションが続き、ヴェネチアの観客から本作が愛されたことがひしひしと伝わる、オープニングを飾るに相応しいワールドプレミアとなりました。

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