バズ・プーンピリヤ
(監督)
1981年、タイ・バンコク生まれ。シーナカリンウィロート大学の芸術学部で舞台演出を学び、修士号を取得。テレビ広告業界で働いた後、ニューヨークに渡り、プラット・インスティテュートでグラフィックデザインを学ぶ。2011年にタイに戻り、ミュージックビデオの監督を務めた後、2012年に初の長編映画であるホラー・スリラー『COUNTDOWN』(未)を監督した。その後、2作目の長編映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』(17)が、アジア全域で大ヒット。本作は第27回スパンナホン賞(タイのアカデミー賞)で 12部門を受賞し、2017年のタイ映画で最高の興行収入を記録した。また、中国を含むアジア数カ国のタイ映画の興行収入記録を更新し、3,000万ドル以上を稼ぎ出し、その結果、国際市場においてタイ映画史上最も成功を収めた作品となった。これからの世界的な活躍がますます期待される俊英の監督である。