ジュリアン・ジャロルド

監督

1960年、イギリス、ノーフォーク生まれ。「心理探偵フィッツ」(94)などのTVシリーズを手掛けた後、長編映画監督デビュー作『Some Kind of Life』(95)で、英国アカデミー賞にノミネートされる。 2005年、実在する靴工場のエピソードを基にした『キンキーブーツ』を監督し、ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム賞にノミネートされる。その後は、アン・ハサウェイ主演の『ジェイン・オースティン 秘められた恋』(07)、『情愛と友情』(未・08)、アンドリュー・ガーフィールド主演のTV映画「レッド・ライディングⅠ:1974」(09)などを監督する。 2012年、実話を基に女優ティッピ・ヘドレンとヒッチコックの関係を描いた、シエナ・ミラー主演のTV映画「ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女」で、英国アカデミー賞、エミー賞にノミネートされ、人間ドラマの名手としての地位を確立する。その他、TV映画「大列車強盗」(13)を手掛けている。