監督・脚本 李相日 LEE Sang-il

1974年生まれ。大学卒業後、日本映画学校(現:日本映画大学)へ入学。卒業制作作品『青〜chong〜』(99)がぴあフィルムフェスティバル(PFF)/アワード2000でグランプリを含む4冠に輝く。新藤兼人賞金賞受賞の『BORDER LINE』(02)、村上龍原作にトライした『69 sixty nine』(04)、『スクラップ・ヘブン』(05)を経て、『フラガール』(06)で第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞。日本映画界を代表する監督としての地位を築く。近年は、『悪人』(10/第34回日本アカデミー賞優秀作品賞)『許されざる者』(13)『怒り』(16/第40回日本アカデミー賞優秀作品賞)など深い人間洞察に満ちた映画を次々と送り出している。