映画を観た後、悔しくて一睡もできなかった。
アメリカではこんな映画が作れてしまうなんて、
こんな女性たちがいるなんて、、
日本はもっと頑張らないと。本作が行動のきっかけになって欲しいと思う。
田嶋陽子(作家)
「私、社会を変えられるかしら?」...女の勇気が勝利した!
実話をもとに告発映画をつくるアメリカ映画の底力を見た。
上野千鶴子(社会学者)
権力のハラスメント許すまじという気概が並々ならぬ覚悟で迫ってくる。
3人の女優が有無を言わせぬ眼力と美しさで超カッコいい。
それでいて極上のエンタメに仕上げる腕前。
今年一発目に喰らった目の醒めるような映画です。
白石和彌(映画監督)
真実は永遠に闇に葬られたと思っていたあの“スキャンダル”、正義と野望、
ハリウッドを代表する女優3人が演じきった勇気に敬意を表したい。
安藤優子(ニュースキャスター )
いや、だってマジで言いにくいことじゃん!!と。
そして演技もヤバくて。勇気と救いの映画をありがとう!
YOU(タレント)
大統領選挙に絶大な影響を持つフォックスニュース。アメリカの分断を助長させたと言われてるがそのテレビ局のトップが女性キャスターたちを分断。ライバルで嫉妬深い女性たちが協力して「ワンチーム」でパワハラ上司を倒せるか。何より3人の女優がリアル過ぎる!日本でも「女子アナ」の話題が多いがアメリカの緊迫した現場から目を離せない。セクハラ・パワハラが許されない時代にまさにニュースの「原稿」犯。
これ以上のスキャンダルは報道報道にして!
デーブ・スペクター(放送プロデューサー)
これは華やかな女たちの醜い争いの話ではない。
美しいシスターフッドの話でもない。やりきれない
現実の話だ。
権力者のセクハラを受けた女性たちの、それぞれに孤独な闘いの物語である
小島慶子(エッセイスト、タレント)
気軽に鑑賞すると、ヤケドします。
セクハラを産むシステムの複雑さと人々の機微。
同じ職に身を置く私にとっては
もはやホラーな生々しさ・・・!
葛藤しつつ強かに生き抜く女性たち、
そして事件から僅か3年、実名で再現しきった
製作陣の心意気に、脱帽です。
小川彩佳(キャスター)
メディアは口先では人権や平等の尊重を訴えるが、その業界は旧態依然たる男社会の悪弊を随所に残している。男どもによる権力濫用と隠蔽が罷り通っているのだ。
これは、その体制を蹴り倒す女たちの聖戦の物語だ。
宮崎哲弥(評論家)
この3人が、セクハラ事件を描くために集まった。
フェミニストの自分は、それだけで泣いてしまいます
山内マリコ(作家)
セクハラ加害者は女性同士を競わせる。
だから、この映画の女性たちは、手を取り合う形では連帯はしない、というより、できない。
だから、一瞬視線を交わし合う、ふとした瞬間に彼女を思う。
エレベーターで横に並ぶヒロインたちは、我々にできる連帯の形は一つではない、と教えてくれた。
柚木麻子(作家)
有名女優が特殊メイクで全然別の有名人になる!
C・セロンの狂気が、まだ生々しい事件それ自体を吹き飛ばすスキャンダラス。
菊地成孔(音楽家・文筆家)
自らの命をかけて、生を産みだす女は強い。
そろそろそれをわかれ。
所詮、お釈迦様の手の平の上。
室井佑月(作家)
シャーリーズ・セロンは本物より本物らしい(!)メーガン・ケリーだ。
権力による性的搾取にノーと言えるか。究極のフェアネスが問われている。
三浦瑠麗(国際政治学者)
3人の演技が素晴らしい力作!
現実の話であること、そして伊藤詩織さんも同じような話であることを忘れずに…。
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
男が牛耳るニュース放送局FOX NEWSで“女の客体化と戦う女たち”にフォーカスした映画ながらも、シャリーズ・セロン、二コール・キッドマン、マーゴット・ロビーを筆頭に、強く正しく美しく戦う女性の姿はまさに眼福。
クリス-ウェブ 佳子(モデル・コラムニスト)