Production Noteプロダクション ノート
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主人公のコナーには未開発の才能を見つけることになり、
アイルランド全土で6ヶ月にわたるオーディションが行われ、数千人の前途有望な若者たちが集まった。
見事選ばれたフェルディア・ウォルシュ=ピーロは、最初のオーディションの時のことをこう振り返る。
「会場に到着した時、列がとても長くて、付いて来てくれた母に何時間も並びたくないから家に帰りたいと言いました。
結局、我慢して5時間並び、ようやく僕の番が来て歌ったのですが、うまくいったと思いましたね。」
ウォルシュ=ピーロは、オペラやアイルランドの民族音楽で活躍する家族のもとで育ち、
ボーイソプラノでオペラに出演したことがあり、クラシックのピアノを弾くこともできるが、演技は全くの素人だ。
カーニーは「フェルディアは聡明な若者で、オーディションに来るたびに良くなっていった」と称賛する。
「私のアドバイスをアレンジして次に戻ってきたから
、映画に向いている性格だと思った。ヴィジュアルも良くて雰囲気もあり、声もいいしね。」