ドキュメンタリー映画のカメラマンとしてキャリアを開始し、戦地を含む世界中の辺境を旅する。1990年には、マイク・リー監督から『ライフ・イズ・スイート』(91)の撮影を依頼され、それから10作におよぶ協力関係が始まる。手掛けた作品には『ネイキッド』(93)、『トプシー・ターヴィー』(99)、『ハッピー・ゴー・ラッキー』(07)、『家族の庭』(10)などがあり、『秘密と嘘』(96)、『ヴェラ・ドレイク』(04)でカメリマージュ国際映画祭最高賞を受賞、『ターナー、光に愛を求めて』(14)で全米批評家協会賞撮影賞を受賞、アカデミー賞®、英国アカデミー賞、放送映画批評家協会賞などにもノミネートされている。その他の代表作には、リチャード・リンクレイター、バリー・レヴィンソン、ジョン・セイルズ、クリストファー・マッカリー、ジル・スプレカーなど、アメリカの代表的な個性派監督の映画があり、ニール・バーガー監督の『幻影師アイゼンハイム』(06)でもアカデミー賞®にノミネート、最近ではエドワード・ノートン監督の1950年代を舞台にした『マザーレス・ブルックリン』(19)を撮影した。