Production Note
プロダクション ノート

自分と向き合う時が来たと決意した監督の自伝的物語
「この映画は、まさに現代の愛についての物語だ。20年前ならSFかでっち上げのストーリーだと言われただろう。ところが、今やテクノロジーが進化して、愛を永遠に存続させるのが可能ではないか、という幻想を私たちは抱き始めている」とジュゼッペ・トルナトーレ監督は語る。アイディアはずっと昔からあったが、当時は現実的ではなかったのだ。しかし、Eメールに携帯電話、スカイプにビデオメッセージと、通信技術が進化したおかげで、長年温めていた企画の映画化が実現し、どんな障害も乗り越える力強い想いを描いた物語が誕生した。